覚えているのは数秒
それも長くて数分
それ以外は忘れてる

省みるために
先月は
書き留めよう、、、と

そこで、問題勃発
書き留めてはみたけれど
それからどうする(?_?)

読み返してみたけれど
読んで思うことは
「そうだったよね、、、」

そうではなくて
自分の傾向を炙り出そう
必ず見えてくるから

毎日毎日繰り返されている
パターンを見つけ出そう
それこそ省く入口だ

取り除くのは「コト」でなく
繰り返される「パターン」
それが「自分の正体」だから

 
2024.04月

「省みる」とは
自分自身の行動の
良し悪しについて考えること
(日本漢字能力検定協会の定義)

意味、それはいい
が、しかし私達は
過ぎたことを覚えてられるのか

確かに強い出来事は
覚えてる、が
日常的出来事については
覚えられて数秒から数分

とすると反省できる事は
数秒から数分の出来事
だけになってしまう

だとすると
「やり直す」為には
覚えてなければならない

そう、自分の行動をである
そのために必要なことは
行動を書き留めること

予定表でも、日記で
メモでもなんでもいい
先ずは、書き留めよう

2024.03月

「やり直し」は出来る
と、誰もが信じている
そう言う私「も」である

なのに達成感がない
このままこの一年も
繰り返してしまうのか

それは「嫌だ」
だからといって
環境や他人のせいにしたくない

素直に今までを省み
見つめ直してみた
そのとき「ハッ」

僕には「省みる行動」がなかった
周りの考えを参考にしてなかった
ただ「やり直せる」と思っただけ

残念ながらこの「やり直す」言葉は
「省みる行動」がセット、正しくは
「省みる」行動から「やり直す」へ

今年一年、省みる行動を
日に新たに、日々に新たに
また日に新たなり、と積み重ねよう
 

2024.02月

 

「流れの早さで、自ら流れる」
    2024年 年頭の誓い


この一年
心配するより今に全力します
なにより、家族を大切にします
仕事は三人前の活躍をします

お互いの意見を尊重します
人助けを心掛けます
正直に生活します

誰かを贔屓しない
誰かを排除しない
みんな同じように

好き嫌いでなく
それぞれに対し
それぞれに対応

この一年は
行動のままを言葉に
言ったままの行動を心掛けます

よろしくお願いします。
 

2024.01月

夢と希望の日々が
突然の苦悩となる
どんなに頑張っても、、、

無理やり
知らされる
無力な自分

どんなに、もがこうとも
周りはどうにもならない
他人もどうにもならない

残された道は
夢に向かうより
周りに合わせる事

夢を持ち続けることは
希望を抱き続けることは
日々を有意義に生きるには

周りと一緒に生きること
流れの速さで自ら流れること
我を張り、我が儘にならないこと

 

2023.12月

目・耳・鼻・口
の四つは
一方通行

この一方通行で
心の窓から入った刺激は
その後どうなるのか、、、

ただ言えることは
入りっぱなしには
しない、ならない

では、、、
どうしているのか
どうすれば良いのか

そのポイント(一)は
「刺激を深く考えること
 物事の状況を理解すること
 発信者は誰か、裏付けはあるか


ポイント(二)は
「その刺激(情報)は、
 嘘か本当か
 善か悪か、を決めること」


そして最後の、ポイント(三)は
「誰もが、自ら決めた通り振舞う
 その振る舞いを「習慣」とも言う」

 

2023.11月

目・耳・鼻・口
の四つは
一方通行

見て
聞いて
嗅いで
入れて
感じているもの

感じているのは
自分ではない
感じているのは「脳」

そして「脳」は
つくられるものなのです
「誰に」つくられるのでしょう

そうです
「環境」です
「環境」につくられるのです

人は
与えられたものの中からでしか
選択できない生き物なのです

その人の感じかたは
心の窓からの刺激に対する
与えられたものの反応なのです

2023.10月

人は見た目が9割
と言うけれど…

誰もが持っている
5つの「心の窓」
目・耳・鼻・口・肌

大きな目の窓をもつ
タカ、ワシ

大きな耳の窓をもつ
フクロウ、コウモリ

大きな鼻の窓をもつ
イヌ、ひとの100万倍

口の窓は大きいと言えないけど
人間が少し有利かも

最後の「肌の窓」
この窓は特別な双方向
他の四つは一方向の受けるだけ

肌は、自分と他人を区別する
自分がくすぐるとくすぐったくない
が、他人がくすぐるとくすぐったい

「肌の窓」だけは不思議な窓
目をつむれば風を感じ、熱を感じる
この肌の窓で「まわり」を感じている

2023.09月

コロナ禍後の社会は
必要、不必要に関係なく
情報が溢れ出る社会

必要なモノを求めること
それは人間としての本能

しかしながら
時に見てから必要になる
それも人間としての本能
 
確かに
情報はあった方がいい
しかし
あればあるで困ることもある
 
今の社会は
情報の「質」が問題
自分にとって損か得か

何よりも必要なのは
情報の数より
判断の仕組みを持ってるかどうか


ここに「一歩」の難しさがある

 

2023.06月

世の中は「平均の法則」
短くも長い人生には
成功だけも、失敗だけもない

また
成功し続ける人も、いない
失敗し続ける人も、いない

なのに、失敗する人の中で
同じ失敗をする人がいるのに
同じ失敗をしない人もいる、、、

それは
失敗を教訓と活かす人、と
失敗の反省をしない人、の違い

「失敗は自分のせいでない」
と自分をかばうから
どこで失敗したのかが分からない

だから、何回も同じ失敗をしてしまう

一方、失敗の責任は自分にある
誰のせいでもないと自覚する人は
得難い経験として知識と身につける


その「知識」を「知恵」と発揮し
「失敗を成功の母」と活かす


 

2023.07月

体を鍛えることが話題
筋肉がついたかどうかは
誰もが見た目で分かる

バーベルの重さは
目で確認できる
持ち上がるかどうか

だから頑張れる
では「心の力」は
どう計ればいい

はたと考えてみた、、、
それよりも何より
どう鍛えればいい、、、

そうだ
バーベルに代わるもの
困難や試練だ

心の力を鍛えるのは
正面から受け止め
乗り越えることだ

困難から逃げないこと
苦悩を避けないことだ
それが「心の力」


 

2023.08月

生きるとは
年を重ねること
経験を積むこと

ゆえに
その人らしさは
生き方に現れる

誰と重ねるか
そして
経験の種類に

限られた時間内で
与えられた能力で
対応し成果を出す

いかに無駄なく
時代に合わせ
成果とするか

私達の学校・社会では
人それぞれ成果がバラバラ
それは、生き方が違うから

そう、誰もが歩む「一歩」
その「一歩」の違いが
人生の違いをつくる

 

2023.5月

10段の階段であれば
2段飛びで上がれる
では、100段では

人生の階段は
100段どころではない
一年が365日あるのだから

だからこそ、確実に
目の前の一段に足を
仕事も勉強も生活も

そうなのです
常にひとつ上
確実な一つ上

人に惑わされず
人に振り回されず
焦らず、慌てず、確実に

今日も一段上がろう

2023.4月

あなたは言いましたね
やや困ったおもむきで
「やろうとしても出来ないんです」

そこで私は
だったらこの方法でやってみて下さい
と、ある方法を提案しました

それがこれです
「Ap-PSI®」(アップシー)


「とりあえず」
思い付くことを書き出して
「そのままやってみる」


いつまでもしないで
「適当に」立ち止まって
「書いたのと、やったのを比べてみる」


「良くないとこが見つかったら直す」
直したら「そのままやってみる」
そして、②「適当に」にもどる

この小さな気付きの繰り返しを
先ずは「とりあえず」やってみよう


※・Ap   エニウェイ プラン
 ・-P プラクティス
 ・S  スタディ
 ・Ⅰ  インプルーブの略


とりあえず 計画を立て
そのままやってみる
適当にやったら
計画と照らし合わせ
良くないところを変えて
とりあえずやってみる

その繰り返しが
anyway プラン方式と言われています
 

2023.03

「1.01の法則」というのがある

こつこつ努力すれば、
やがて大きな力になるという法則

1.01の努力を
コツコツ365日続ければ
365日で約37倍になる

それとは別に
「0.99の法則」がある

少しずつさぼれば
やがて力がなくなるという法則

0.01の努力を365日怠ると
365日で3%しか残らない

生きるとは
能力×考え方×努力


要は、「1.01の法則」を
信じるか
信じないか

大きく変わってしまう一年
どっちで生きるべきか
考えてみる価値はありそうだ
 

2023.2月

私は
見てきたもの
聞いてきたもの
触れてきたもの
匂ってきたもの
味わってきたもの

それが悪いものであろうと
良いものであろうと
その全てが私である

だから
人は変わらない
  変われない

であるなら
今年は自分を疑うことから始めよう
今までの経験だけで判断するのをやめよう

セカンドオピニオンという
新しいモノに心を開こう
それが「自分を疑う」第一歩になるから



2023.1

今年一年
自分が得すればそれでいいと
生きてこなかっただろうか

今年一年
自分の都合を押し付けて
生きてこなかっただろうか

今年一年
理不尽な要求を求めてこなかっただろうか<

もしそうだとしたら
反感を買った一年だったかも
大きく損をしてきた一年だったかも

この世は
「自他不二」と言われている
また
「心身一如」とも言われている

この師走に
走り回ることなく
静かに振り還る時間を持とう


待ってくれている新たな年を
希望溢れる365日とするために

2022.12月

気の合う者は
おのずから親しくなり、
寄り集まる。

(易経 乾卦)

私は、私を生きている
そう
誰もが、疑っていない

そんな私は
貴方の態度に
振り回される

そんな貴方は
私の言葉に
振り回される


私の心は気まぐれ
周りの人の言動に
周りの人の評判に

浮いては沈み
晴れては曇る
まるで山の天気

今日の私は
周りの「眼差し」を生きている
周りの「いいね」を生きている
 

2022.10月

「生きる」ということは
自分の信じた範囲内で過ごすこと

そして、その範囲内に
喜怒哀楽の全てがある

人は、信じないことはしない
人は、分からないことは聞かない

誰もが
信じていることだけで生きている
誰もが
分かる範囲の内だけで生きている

だから、多くの悩み・迷いは
貴方が、信じていることにある
貴方が、聞いている中身にある

一度疑ってみませんか
貴方が信じていることを
貴方が聞ける話の中身を

 
2022.09月

これも必要
あれも必要
それも必要

身体1つなのに
靴も洋服も鞄も
増えるいっぽう

挙げ句の果てに
倉庫を借りて
しまって安心

それもつかの間
あれが欲しい
これが欲しい

またまた
部屋中大洪水
物は増え 心は沈む

それでも外出時は
見栄を張り颯爽と

これって
「自分を大切に」なの?

 

2022.08月

目先に振り回される人たち

聞きなれた言葉に
大量生産・大量消費がある
が、この「消費」の実体は

自分の欲求を、満たすために
物・時間・エネルギーを
使って「無くす」こと

そんな人達のことを
「消費者」というらしい
そう、私たちのこと

たくさんあるのにも関わらず
買い得だから、気に入ったから
押し入れ、タンスはもう一杯

> いつ必要になるかわからない
大事に取っておこうとしまい
収納ケースと物は増え続ける

もう自分の力では
手におえないと諦め
大量の荷物と暮らす

これって
「自分を大切に」してること?
 
2022.07月

片付けようと
段ボール箱から
取り出してみた

楽しかった日々
悲しかった日々
苦しかった日々

片づけを忘れ
思い出に浸る
幸せなひと時

どうしても捨てられない
これはここ、あれはここ
どうみても、場所の移動

水一杯のコップには
もう、何も入らない
片づけも同じ、同じ事

古い思い出を捨てない限り
新しい思い出は入りきらない
物が捨てられないでなく
思い出、が捨てられない

だから、新たな思い出ができない
仲よしの友達ができない

それって、
「自分を大切に」してること?

2022.06月

古今東西
私達人間は
「自分が考えたように成っていく」

そんな私達が、生きるとは
見える物や、見えないモノを
心、身体に持つということ

そうです
毎日毎日、一つずつ
今日も明日も手に一杯

気にしない間に
心も部屋も身体も
身動きが取れない

いつもいつも加えることばかり
必要なものも、必要ないものも
何処に何があるかも分からない

足し算人生の成れの果て
溜まったものに埋もれ
情報に振り回され

何を捨てていいかも
自分では分からない
何一つ捨てられない

これって「自分を大切に」してるの?

2022.05月

愛着のあるもの
手放したくないもの
まだ使い道があるもの

靴箱に
押し入れに
部屋のあちこちに

使う時は
過去に戻って
探すことから始まる

それもこれも
大切な時間を使って
時には見つけられずガッカリ

そんな時
自分に腹が立ち
周りに当たり散らす

何のためのお出かけ
探し出すためなの
心を乱すためなの

それって
「自分を大切に」してる?
それとも、何を大切にしてるの?

2022.04.

「もう一人の自分」

私達の人生は
「残りの日々」
その「生き方」

生きる度に増えてくる
「荷物」と「思い出」
荷物は部屋、思い出は心

生きる度に
部屋は荷物だらけ
心は思い出だらけ

どちらも「満杯」
それでも苦にはならない
なぜ?満たされているから

そうはいっても
部屋にお客様は招けない
明日への希望は抱けない

思い出を捨てたくない自分
部屋を片付けられない自分
これって本当の自分なの?


今年こそ
透明人間に打ち克とう
後ろを見ても「夢」はないのだから

2022.03月

「もう一人の自分」

お正月に新たな決意
心機一転
自分も、社会も一色

2月になるともう日常
新年の思いはどこに
忙しい日常の繰り返し

どっちの自分が本当の自分?
新年の積極的な自分?
ただ流れている自分?

確かにいる
「もう一人の自分」

あなたはこの一年
どっちの自分を生きますか
どっちも一年は一年

続く

 

2022.02月

「透明人間に苦しめられる」

仕事をしてる時に誰かが耳元で囁く
「こんな仕事するためにいるわけじゃないよね」
それを聞いてしまうと集中できなくて失敗してしまう

またある日には別の声で
「そんなことしてて成長できるの?」
聞こえてくると、将来が不安になって手がおろそかに

またある時は
「みんな無限の可能性を持っている」
今日の結果、そして上司の評価が気になって仕方ない

耳元で囁く声を聞いてしまうと
迷いが芽生え、集中できなくなる
力が入り過ぎてカチカチ、全く動けなくなってしまう

すると、今まで気にしていなかったことも気になり
今まで何ともなかったコトが、あれもこれも、あの人もこの人も
見れば見るほど、イヤなことが増えてきてしまう


令和4年の今年一年
肩の力を抜いて、何も考えずに人助けと思い
今の自分に出来ることを、全力でやってみよう

流れるままに、自らの意志で・・・

続く

2022.1月

小学1年生になったアノンちゃん
勉強より「少女戦隊のキャラクター」が大好き
どこに行くときもいっしょ

そんなアノンちゃんも今は4年生
部屋を見わたしても見つからない
あれほど大好きだった「少女戦隊のキャラクター」なのに

そのかわりランドセルのなかでは
「隅で暮らすキャラクター」が楽しそうに
勉強時間も休み時間もいっしょ

「少女戦隊のキャラクター」が大好きだった子は
たしかアノンちゃんと言ってた
あの子は今どこにいるのだろう

「少女戦隊のキャラクター」はいるのに
アノンちゃんは見えなくなっちゃった
1年生のアノンちゃんは透明人間になったの

それとも
アノンちゃんは、べつのアノンちゃんになったの
「少女戦隊のキャラクター」が大好きな子は
どこに行っちゃったの

続く

2021.11月

 

勇気を出して、友達のヤシの実さんにも、下の人間さんにも
同じように、相手の気持ちになってあげよう、、、ね?

自分の気持ちと相手の気持ちは一緒だからね
いつも優しく声をかけてあげようね
相手は、鏡に映る自分の姿だから。

「自分にだけは負けないでね!」

その一言で葉っぱさんの話しは終わりました。

その後、下の人間は、ヤシの実さんの水で元気になり、
ヤシの実さんと友達ヤシの実さん
仲良くなり今までとは違う笑い声
小島全体に響いていました。


終わり
 

2021.8

ー前編につづく【5】

そこまで話し終わって、顔を覗き込みながら

ヤシの実さん、そう思わない?どう?」
と優しく声をかけました。

続いて葉っぱさん
「ヤシの実さん、私達はどんな生き物も
一人では生きてられないんだ。
後ろにいるヤシの実さんがいてくれるから、
喧嘩したり、笑ったりできるんだ。
同じように、今下にいる人間さんが悲しんでたら、
ヤシの実さんも悲しくなるでしょ。」と話し始めました。

だまって話を聞くヤシの実さんの後ろでは、
同じように話を聞いている友達のヤシの実さんがいました。
打ち寄せる波の囁きと、葉っぱさんの話し声だけが
響いていました。

「みんなが楽しく、愉快になるには、
自分のことだけにならないことだよ。
ヤシの実さんの気持ちが、まわりの気持ちなんだ。
だから、何があっても投げ捨てないで、
話してあげるようにしようね。

みんな優しい心をもっているんだ。
ただそれが隠れてしまっているだけなんだ。
だから、ヤシの実さんが呼び戻してあげればいいんだよ。

 

いよいよ次回が最終回
 

2021.7月

ー前編につづく【4】


でも、そんなこと言ってあの鳥とこの鳥を変えて、
って言いだしたら、遠くの国まで飛んでいけなくなって
しまうんだ。だからそうならないために、
一番前を飛ぶ鳥さんがいるんだ。
飛べなくなってきた鳥さんを元気付けてあげたり、
疲れてきた鳥さんを励ましてあげたりするのが
役目なんだ。皆が仲良く飛んでいけるように、、、」

そう言うと、いきなりヤシの木の目を見てこう言いました。

「良く思い出してみてごらん、
無理なことを言ってきたヤシの実さんも、
下に流れ着いてきた人間も、君を必要としていると思わない、、
君がいなくなることが我慢ならないことなんだと思わない、、、
下では、食べ物も、飲み物もなく助けてくれるのを待っている。
後ろで友達が、下の人間に取られるのが嫌で、取られないように、
行かないで‼とお願いしてきている。」

ここで、葉っぱさんは一息ついて


ひくひくしながらも、しだいに泣き止んできたヤシの実に、
こう言いました。
「君が今、なにもしないで泣いてばかりだと、流れ着いてきた
下の人間さんは、瘦せてしまって幸せになれなくなってしまう、
また、後ろの同じヤシの実の友達は、言いたくないことなのに、
会うたびに口ばしってしまって、仲良くできないまま、
毎日の島の生活が楽しくなくなってしまう、」

つづく
 

2021.6月

ー前編につづく【3】

葉っぱさんは、ヤシの実にこう言いました。
「ヤシの実さん、どうして泣いているの」

ヤシの実は、いままでのことを話しました。

すると葉っぱさん
「君に、人間と仲良くするのだったら友達になれないって
話してきたのはね、きっと寂しくなるのが嫌だから、、、
あなたとの時間が無くなってしまうことが嫌だから、、、、

本当はこんなこと言いたくないんだよ、
今まで仲良しだったんだから。
でも他の言い方を知らないんだよ、それくらい
君を友達に取られたくないと思ってるんだよ」

そこまで話すと葉っぱさんは、
大きな青空を見上げてこう言いました。

「ほら皆で仲良く飛んでる鳥さんを見てごらん。
綺麗な形をして飛んでるでしょ。
あの鳥さん達は、遠くの国まで飛んでいくだよ。
でもね、下から見てると綺麗な鳥さん達でも、
この鳥とは飛びたくない、あの鳥さんだったらいい。
ってなかなか大変なんだよ、

つづく

2021.5月

太平洋真ん中
ヤシの木小島がありました

嵐の一日もヤシの木は負けずに
元気に空を向いて笑ってました。

そんなある日
今にも沈みそうな小舟が島に打ち上げられました。
ヤシの実は心配そうに
中を覗き込んでみました。

するとビックリです。
中には一人人間が倒れていました。

きっと、夕べの嵐で大きな船が沈んでしまったのでしょう。

何一つの食べ物も、飲み物も持っていません。

ヤシの実はとても人間のことが心配になり、
いても立ってもいられなくなりました。

何とかしてあげよう
ヤシの実は、左右へと身体を振り始めました。

ブーン、ブーン

つづく

 

2021.3月

それは利害ではない
それは損得ではない

それは善悪ではない
それは優劣ではない

では愛とはなに?


辞書には
対象をかけがえのないものと認め
それに引き付けられる心の動き、とある

「かけがえのない」とは
無くなったら、他のもので代えられない、もの

「愛する」それは・・・
何がなくても
その人さえ居ればいいということ


2021.2月

今年は、腹を立てない
何故なら、一番困るのは私だから

今年は、悲しまない
何故なら、一番悲しむのは私だから

だってそうでしょ
怒り声を一番に聞くのは私
泣き声を一番に聞くのも私

何より先に自分を犠牲にしてしまう
知らず知らずのうちに自分を傷つけ
不信の人間関係に迷い込んでしまう

もちろん相手も例外ではない
汚い言葉を口にしなくても
聞けば心は傷つき痩せていく

怒れば怒るほど、憎めば憎むほど
一日中その人と一緒にいることになる

それだけで気は沈み
心は憂鬱、体は怠く
正に「病は気から」である

だから今年一年
嫉妬しない、後悔しない
怒らない、憎まない

 

2021.1月

果たして、この一年
私は
成長することができたのだろうか

確かに食べた物は身に付いて
見た目も、体重も増えている
確実に365日は過ぎている

そんな今
私達が口にしている「成長」は
自分から成長していると言えるものではない

成長には、「量的成長」と「質的成長」の二つがある

何も意識しないでもできるのが「量的成長」
意識してもうまくできないのが「質的成長」
「外見=見える成長」「人格=見えない成長」の二つである

そんな私達の人生は
一人で生きていけない人生
類が友を呼んでくる人生

だから、「成長」しようと
気づけなかったことが一つでも気づけるように
伝えられなかった心を一つでも伝えられるように
守れなかった人を一人でも多く守れるようにと、生きてきた


なぜなら
私達が暮らす世間でいう人格は
家庭・会社で、社会で受け持つ役割を指すみたいだから


2020.12月

 

何度言っても
何度教えても
分かってもらえない

仕方なく今日も
飽きもせず同じことを
何度も、何度も


この現実から
逃げたくなる
諦めたくなる

でも、そんな時こそ思い出してほしい
誰もが最初からできるわけではないと
そういう自分も手取り足取り教えられてきたことを

誰もが、粘り強く教えてもらえたからこそ
諦めずに諭してくれたからこそ、今がある
この気持ちは、その時教えてくれた方の気持ちだ

だからこそ、今度は自分がしてあげる番!

2020.11月

常に明日があると信じ
明日に向かって生きて
今、ここに自分がいる

今日も昨日と変わらないように
明日があるという姿勢はいい
明日に向かって生きるのもいい

だからといって
人生がそのままいいとは限らない

時にはこんな人がいる
今に満足できないから
明日に向かって頑張る

今に満足できてないことを
ある意味
モチベーションにしている

そんな人は
今が今までの努力の結果だと
振り返ることもなく
今までと同じ努力を
今も続けている

2020.10月

新型コロナ・熱中症対策
どちらも「新しい生活様式」
しかし以下の2点は要注意

第一に「マスクの着用」
心拍数や呼吸数や血中二酸化炭素濃度
体温温度を上昇させる

マスクにおける注意点は
マスクを外し休養すること


水分補給はもちろんのこと
周囲の人と少なくとも2m以上確保できれば
一時的にマスクを外し休養することである

第二に「エアコンの使用」
部屋を快適温度にしてくれるが
換気はしてくれない

冷房時における注意点は
定期的に窓の開放を行うこと
換気扇による換気を行うこと


新型コロナ・熱中症に共通する健康管理は
平熱を知る為の定時の体温測定
なによりも「健康管理の第一歩」

2020.9月

新型コロナ感染症とは
病原体が口や粘膜から侵入し
体内で増殖して発症する病気
 
① 病原体があり
② 侵入経路があり
③ 受入れる人がいる
 
私達は病原菌と
① 医学で戦い
② 行動で戦い
③ 体内で戦う
 
私達が戦える戦場は2つ
② と ③である
 
新型コロナウイルスに負けないためには
手洗い・マスク、免疫力の強化だ!
今こそ見直そう、「食事と睡眠と運動」を!
 
2020.8

3月3日は「ひな祭り」
女子の健やかな成長を祈る
節句の行事
 
日本には五節句がある
そもそも節句とは
季節の変わり目に邪気を払う行事
 
1月7日
3月3日
5月5日
7月7日
9月9日
 
一回しかない人生
どんな時も
自分をおろそかにしないで
どうでもいいと諦めないで
 
自分を大切に
いつも穏やかに
優しく丁寧に
 
自分を含め
健やかな成長を
節目の3月だから
 
 
2020.3月

 

今年は「ネズミ年」 
ネズミといえば猫 
それもネズミ捕り
 
さて、今や常識と言われている 
このネズミ捕りはいつの頃から? 
疑問で仕方ないので調べてみた
 
なぜなら 
猫とネズミが仲良くしているという 
現実が私達の身近に確かにあるから
 
そこで分かったことは 
猫にとってネズミは本来獲物として 
先天的にプログラムされていないということ
 
では何故? 
それは、猫がネズミを捕獲していた野生の時 
たまたま人間の生活領域でネズミを取った猫 
それを見た人間がこれは便利と家で飼う事に
 
そうなのです 
人間と猫の利害の一致 
これが「家猫」の始まり
 
だとすると 
憎き人も、好かない人も 
思考停止が生む人間関係?
 
 
 
出典「花王ペットサイト 猫の不思議サイエンス」
 
2020.2月
 

365
122
2920
 
この数字分かりますか?
一年は365日、
その3分の1が、約122日
 
約122日を時間にすると2920時間
この3倍が、8760時間
8760時間を24時間で割ると、365日
 
なんの計算をしているのでしょう?
はい、それは1年を分けてみました
8時間ごとに、寝る・仕事・私的
 
その中で自由にできる時間
それは、私的の8時間だけ
後は、無意識と会社の方針
 
そこで一考
貴方は昨年
私的時間を何に費やしていましたか?
 
スマホゲーム?、それとも・・・
令和2年の丸々4ヶ月ある私的時間
今年は何に費やしますか?
 
 
2020.1

たくさん努力した
たくさん勉強した
たくさん記憶した
 
それでこの一年
どうでしたか?
 
よく動いた
よく考えた
よく話した
 
それでこの一年
どうでしたか?
今一度振り返ってみて下さい
 
この一年で、新たに知ったこと
 
裏付けてみたことありますか?
試しに使ったことありますか?
本番で使ったことありますか?
 
それをやらないで
知ったまま
この一年過ごしてませんか
 
もしそうだったら
書き出してみよう
出来なかったこと
やらなかったこと・・・を
 
そして来年こそ
目の前のひとつから行動しよう
誰だって
ひとつの事しか出来ないのだから
2019.12
 
失敗できるのも
成功できるのも
泣き笑えるのも
 
親がいるから
家族がいるから
今があるから
 
そんな
現在のすべては
自分のすべては
親あってのこと
 
父母兄弟は
不思議な縁
不思議な出会い
 
長い時間をかけて
苦労に苦労を重ねて
ここまで連れてきてくれた
 
だから
何があっても
負けないし
あきらめない
 
それが僕の感謝と愛情の証だから
2019.11

振り返ってみると
失敗の連続だった
必死の日々だった

でも希望がなかったわけではない
同じ釜の飯を食べる仲間がいた
喜び、泣き、悔しがる仲間がいた

その少しの交わりの中に
全ての可能性を探し出した

自分が倒れては終わりだ
その思いだけで走った
そう、今も走っている
これからも走り続ける

そんな今だから分かったことがある
それは、何かを成し遂げるには
人一倍の失敗を経験しなければ

この確信である
この自信である
この発見である

だからこれからも
失敗を恐れずに誰よりも挑戦しよう
そう、今心に誓う

2019.10

いつも、いつも 
よい結果が出るわけではない 
多くは、落ち込み 
やる気が萎え、今をもて余す
 
それでも自分を鼓舞し 
無理やり言い聞かせて 
なんとか今も続けてる
 
かれこれ、 41年
朝から、晩まで
寝ても覚めても
 
ただ一つのことを 
バカにされても 
無視されても
 
見られても
見られなくても
ただ一つのことを
 
自分に嘘をつかず
天知る、地知る、我知ると
「今・ここ・貴方」に全力
 
そんな、今になって分かることが
「失うものは何もなかった」ということ
それが僕の宝である
 
だから、これからもずっと
 
2019.9月

人間の正体、それは
不自由になったり、求める物が得られない時 
愛する者と別れたり、話したくない人と会ってしまった時 
そういう苦しみに出逢った時、どのように振る舞うかに現れてくる
 
では、出会う人や出来事に原因があるの?  
そうではなく この原因の求め方に、その人らしさが現れてくる
 
困っている時「大丈夫ですか?」と声をかけられた 、そんな時
ある人は、「余計なお世話、構わないでほしい」と・・・
またある人は、「優しい人だなあ」と思い感謝する
 
私たちが生きるとは 
思わぬ出来事と会ってしまうということ 
それは出会うものを選べないということ
 
だからこそ 
その出来事に相対した時 
それぞれの態度・気持ちに違いが出てくる
 
その人の状態が、不愉快になっているのか 
        満足し感謝しているのか                     
 
「出会う時の心の状態」が、その人の正体 
それは一定する事なく、時とともに変わり続ける 
だったら、常に周りに感謝すればいいんだね!
 
2019.8月
 
6月1日付のエッセーで「正体」とは
  人と人が結び付く結び目
  心にわき出る印象のこと
  他人に決められる存在感
 
と結びましたが
今月は更に深く正体について考えます
 
だれもがよく耳にする言葉に 
「四苦八苦」がありますよね 
実はその言葉が正体の正体なんです
 
生老病死の四つの苦しみ 
①生まれること 
②老いていくこと 
③病気に悩まされること 
④死ぬことへの恐ろしさ
 
更に、四つの苦しみ 
①愛する者と別離すること 
②怨み憎んでいる者に会うこと 
③求める物が得られないこと 
④身体が思うがままにならないこと
 
人生とは、これらの苦しみと歩むこと
 
そして人間の正体は 
これらの苦しみに出逢ったとき 
どのように振る舞うかに現れてくる

 

2019.7月

正体の意味は 
隠されている 
本当の姿の意
 
ということは 
見えているものではなく 
見えていないものである
 
たとえば 
よく仕事ができている
  が、ただそれだけの人?
 
挨拶もできない? 
言葉遣いも態度も
  気遣いもできない?
 
この人の正体って? 
仕事ができる人? 
それとも、、、?
 
そうです正体とは 
機能・性能ではなく 
コミュニケーションのこと
 
人と人が結び付く結び目 
心にわき出る印象のこと 
他人に決められる存在感
 
 
2019.6月
 

知っていることって何だろう?
本に書いてあること? 
先生に教えてもらったこと?
 
そういえば 
試験ができた時もあった 
できなかった時もあった
 
社会に出ても 
できた時は喜んだ 
できなかった時は落ち込んだ
 
どんな時にも仲間がいた
そうして今を迎えている
そうして今の自分がある
 
ちょっと振り返ってみよう
なにを避けてきたのだろう
なにを求めてきたのだろう
 
誰に認められようとし
誰を認めようとしてきたのか
正直に検証してみよう
 
きっとそこに
自分の正体があるはず 
その誰かが鍵を握っているはず
 
 
2019.5月

自分ってなんなのだろう?
こんな自分が大好きだ!
また、こんな自分が大嫌いだ!

誰もが一度は思いめぐらせ
そして
誰もがわからずに終わる問い

そんな私たちは
生まれた時は
ビックリしてただ泣くだけ

知らないことだらけで
ただ泣くだけの私たちはそこから
一つひとつ知っていく

その知ったことを
実際にやってみる
出来て初めて満足

そして、ここが人生の分かれ道
満足したことは日々繰り返され
同じことは月々重ねられていく

これこそ自分、これぞ習慣
もし自分を変えたかったら
先ず知っている事を変えてみよう!

2019.4

 

誰だって生きていくのは大変だ
それはそう
誰も一人では生きられないから

だから人は悩む
だから人は迷う
だから人は困る

生きるとは
不安を解消すること
どちらに進むか決めること

損得もあるだろう(個人)
利害もあるだろう(集団)
正邪もあるだろう(社会)

どちらにせよ
なににせよ
全ては人に帰する

どんな人を選ぶのか
どんな人と進めるか
どんな人と暮らすか

その人らしさは
着ているものではなく
連れだっている人に現れる!

2019.3

 

私達は自分を否定したくない
そう、誰もが自分が可愛いから
だから、悪者になりたくない

例えば、三日坊主
本当はやり続けたい
しかし、続けられない

これを認めては自分が困る
だから自発的に理由を作る
この仕事が入ったから・・・

周囲の人がどう思おうと
何より自分が自分を認める事
それがアイデンティティ

寂しくなったら、彼で紛らわせ
二人の時間が虚しければ、映画かコンサートで紛らわせ
生活の張りがなくなれば、旅行かレストランで紛らわす

これら全ては、自分で勝手に作った物語
これで自分が納得できなければ
相手を気遣い、約束を守り、薄氷の関係を道徳で誤魔化す

もうそろそろ
理屈という自発で今の帳尻を合わせるより
本音という強固な意志で自分を信じよう!

 

2019.2

来年は東京オリンピック・パラリンピック
あと1年で2020年
泣いても笑っても365日

準備ができていても
出来ていなくても
開催の期日はくる

待ったなしである
あってはならない事ですが
出来なかったらどうなるのだろう?

ありえないですが・・・
もしそうなったら
国としては存在できない

「期日」というのはそれは大事なもの
国であれ、私達であれ期日は死活問題である
それは私たちの人生においてもおなじ

「一回しかない」という期日
「いつかは終わりが来る」という期日
「その時は誰も分からない」という期日

何事も先送りは自発行為
期日厳守は他発行為
そうだ!今年は他発の動機を活かそう!

 

2019.1

結果とは、最終状態のこと
成果とは、成し遂げた結果
すなわち
最終状態が「目指した状態」になっていること

同じスタートで
誰もが行き着く場所
そこで見える景色の違い

それが
ある人にとっては結果と映り
ある人にとっては成果と映る

この二人の違い
それは最終状態までの振る舞いにある
一見似た振る舞いのどこかに違いがある

それこそが
結果と成果を分かつもの
これこそが「前向き言葉」の実態

成果と結ぶコツ
それは
「発心したなら思いっきりダッシュする」こと!

 

2018.12月

健康のため
食べ物を考え
生活のリズムを考える

サプリメントを選び
身体にいいものを探し
細心の注意を巡らす

それでもうまくいかない時が多い
イライラし、人間関係で苦しみ
最後には、体調を崩すこともある

そんな時、ちょっと立ち止まってみよう
日頃、どんな言葉を聞いているか?
静かに一人で振り返ってみよう

そして書き出してみよう
覚えている言葉一つ一つを
日頃口走っている言葉を

日頃、こんな言葉を聞いていませんか?
日頃、こんな言葉を発していませんか?
それは無理・そんなことできるわけがない・・・等々

そう、愚痴・不平・不満・文句・言い訳
この言葉は、誰よりも早く自分が聞いている
これでは出来るわけがない

もっと、前向きな言葉を聞くようにしてみて下さい
もっと、前向きな言葉を口にするようにしてみて下さい

きっと、思いがけない結果が訪れてきますよ!

 

2018.11月

向日葵の種を植えれば向日葵が
秋桜の種を植えれば秋桜が咲く
これは誰が植えても同じになる

ただし
水をあげなかったり
世話をしてあげなければ

向日葵でなくても
秋桜でも野菜でも
花実は見られない

努力とは
水をあげること等々
雑草を取ること等々

いくら水をあげても
世話をしてあげても
種が違えば花も違う

そう!
努力するのは難しい
そして
人生は嘘をつかない

 

2018.10月

努力は報われる
よく聞く言葉である
誰もが一度は努力に覚えがある

小さな時や
若い時ほど素直に信じられた
しかし、年を重ねる度に・・・

日々意識なく耳に入っている言葉
自然と身に付いてくる知識
知らないうちに分かれていく人生

小学校、中学校、高校と
本人は気がつかないし知らない
しかし、他人の目には明らかに

「誰もが努力すれば報われる」
子供の頃は新鮮な言葉だったはず
なのに、今は口にするのも恥ずかしい

こうなったら危険
無理、無茶なことは止めよう
努力は報われる、は万能ではない!

「彼を知り己を知れば百戦殆からず」

もう一度、噛みしめたい言葉である

 

2018.9月

生まれてから幼稚園まで
子どもは絶対の世界に生きている
両親と自分だけの世界

自分だけを見てくれ
自分一人しか見ていない
家族という閉鎖的な空間

それが相対的な空間に変わる
自分以外の家族との触れ合い
幼稚園という子ども同士の世界

小学校・中学校と続いていく
比べ続けられる連続の世界
すべて違いで判断される

そこで顔を出してくる
両親の過去体験による思い
それは、子どもを無視した思い

しかも一方的に押し付ける思い
まるで、親のリベンジかのよう

この夏は、子どもの目線で
子どもの心に寄り添う夏にしよう
なぜなら、それが子どもを信じることだから

 

2018.8月

信じていたのに裏切られた、よく聞く言葉である
でもそれは、自分勝手に相手に期待していた証拠

信じるのだったら
裏切られても、裏切られても信じてあげるべき
なぜなら、信じるとはそう言う貴方の姿勢だから
だからといって
裏切られても、裏切られても信じているから・・・って
ただただ、されるがままに我慢していることって変だよ

勝手に期待することも、されるがまま我慢することも
現実を見ていないから出来ること
そんな人達は、目の前に現れている事柄や状態を見て
「貴方を信じる」と言う

実は、人は関係なく
その「状態」を信じ「事柄」を信じている
だから、「裏切られ」もし「失望」もする

「自分を信じる」とは
貴方の、見方に確信を持つこと
貴方の、判断に確信を持つこと


例えば、「春信」という言葉がある
それは「春の花が咲いたことを知らせる便り」のこと
だから「花春」・「花便り」とも言われている

 

2018.7月

太陽に育まれ
地球に育まれ
今を迎えられている

この地球に
必要のないものは何一つ無い

みんな必要だから今を迎えている
そう!道端に転がる小石も
気ままに飛んでいる虫達も

みんな違った役目がある
どれ一つでも無くなれば
この地球の調和は崩れてしまう

そう、僕たちも例外ではない
あなたも、私も
地球の裏側の貴方も

みんなの力で今がある
だから、背が高くても、低くても
足が速くても、遅くても大丈夫!

今ここに在るということは
誰もが強運の持ち主
奇跡的な役目を持った存在

だから自分を信じてあげよう

2018.6月

今勉強するのは
何のため

今、私たちが働くのは
何のため

恋愛しデートするのは
何のため

そして、結婚するのは
何のため

こんな質問をされたら
貴方は、なんと答えますか?

すぐに、明確に、一言で
○○○のためです・・・と

もし、答えられない時は
次からの現実を思い出してみてください

私達は、自ら選んで地球に生まれてきたわけではない
私達は、自ら進んで日本に生まれてきたわけではない
私達は、自ら進んで今の両親の元に生まれてきたわけではない
私達は、自ら進んで男性に、女性に生まれてきたわけではない

そしてそんな私達には
三つの決められた事から逃れることはできない
誰もが、一回しかない人生を生きている
誰もが、一回死ななければならない
誰もが、その時がいつか分からない

そう、私達が決められるのは
「何のために生きるのか」だけである

その答えがあるから私達人類は今を迎えることができている

 

2018.5月

健康食品の紹介
レストラン、グルメ食
リッチなホテル

可愛いペットと、ペット用食事・ホテル
流行の洋服とパーティーの紹介
クルマ好きには新車を

若者には24時間販売を
年配の方々には趣味の数々
TVでは常に新しい物の紹介

よくよく見てみると
外見は違って見えるが
中味はどれも代わり映えしない

違っているのは値段だけ
すると多くの方は
安くてお得感のあるものを選ぶ

その後することは
旅行・買い物・遊び・習い事
得た情報の所に一斉に群れる

最終的に、老若男女は
自宅を出ることばかり
お金を使うことばかり

毎日毎日
何を求めているのですか?

2018.4月

今までよく考えてきた
そう
よく考えて決めてきた

なのに何故?
いつも一番いいものをと
考えた末に選んだはず

なのにこの気持ちは何故?
どうしてこうなるんだろう?
どう考えても納得できない

もしも
こうなると最初から分かってたら
間違いなくこの道を選ばなかった

そう思いながらも
毎日が忙しく考えてる暇もない
そんな今日も心の思うがままに

来る日も来る日も
間違いなく突然の出来事に振り回され
そして間違いなく年は重ねられている

このままでは終わりたくない
だからといって後悔はしたくない
できれば今からでも
            自分の心にだけは振り回されたくない

2018.3月

多くの人間は
頭を、理性を働かせば
思うように生きられると信じている

だから何かをしようと思えば
先ず頭に知識を入れることを考える
それが、本だったり、学校だったり

しかし残念なことに
同じもので学ぶすべての人達は
同じ知識を手にする羽目になる

個性を出すために始めた勉強が
皮肉にも周りと同じ自分にしてしまう
だから多くの学校があり、ベストセラーの本がある

しかし、その人たちの生活は大きく違っている
それは、得た知識は同じでも使い方が違うから
そう!知識を使う心の状態は
十人十色、一人と同じはない

せっかく苦労して入れた知識も
イライラする心では何処へやら
あとの祭りと、後悔先に立たず

そうなのです
応対を変えようと思えば
先ずは、心に振り回されない自分になることからなのです!

2018.2月

他人を変えることはできない
が、自分を変えることはできる
と、人は言う

確かにそう!
と、誰も思う
でも殆どの人は難しいと言う

それは
どこの何を変えればいいか
それが分からないから

自分の何を
どう変えればいい
それさえ分かれば誰にでもできる

今月は新しい年の始め
今からこれでいってみよう!
全てのことへの「応対」を変える

そうです
今までの「応対」と
今年の「応対」をちょっと変えてみましょう

2018.1月

1 + 1 =
こう聞かれると
貴方はどう答えますか?

きっと「2」と答えますよね
そうです
殆どの方が「2」と答えるでしょうね

「強」いとは
「つよい」と読み
「したたか」とも読みますよね

「したたか」その意味は
「とても手強い」
これが一般的となってるようです

それ以外にも
「粘り強く他からの圧力に屈しない」
「強く、しっかりしている」等々ある

要するに「負かすことができない」という意味
それは、こっちの「思うようにならない」という事
総じて、「一筋縄でいかないという事」

ということは
世の出来事の数々を
1 + 1 = 2、的思考をしないという事

一方の「1」が、リンゴで
もう一方の「1」が、空気かもしれない
そうです、先ずは一旦立ち止まって
相手からの見せかけの問いの本質を見抜く努力をしよう!

それが「強い」ということだから

2017.12月

仕合わせとは
仕合うということ
それは巡り合うということ

巡り合うのは「ヒト」であり、「コト」
人の場合は「得手のヒト」「不得手のヒト」等々
事の場合は「良いコト」「良くないコト」等々

生涯で出合うこの確率は
誰にも公平に「50対50」といわれている
すると、これでは幸せにはなれないと心配になる

でも安心
誰もが幸せになれる方法がある
やり方によっては100%も夢ではない

その方法は
不得手の巡り合わせを得手の巡り合わせにする方法
良くない巡り合わせを良い巡り合わせにする方法

その為には何にもめげない「強い心」を持つこと
どんな難問にも負けない「強い頭」を持つこと
どんなことにも耐えられる「強い体」を持つこと

 

2017.11月

0歳から習い事
幼稚園は塾通い
それから入試の連続
 
さて、何のため?

親に言われるままに日々勉強
これが多くの子供達の姿かもしれない
健気にも、子供は強いられ勉めている

確かに
知識は必要である
しかし、それだけで良いのだろうか

今や売れ行き好調と書店を飾る
法律違反者による、著作の数々
何か変だと感じる感性は何処へ

それもそう
そんな売れ行きを支えているのは
今まさに勉強を強いている大人達

物の世界に「物理」という理りがあるように
人間社会にも理りがある
それこそが「倫理」類(たぐい)の理りである


子供との会話に、倫理的なこと含まれていますか?

2017.10月

欲しいものを手にすること
行きたいところに行くこと
一緒にいたい人といること

本当にそれでしあわせになれる?
今まで欲しいものを手にしたら
すぐに欲しいものができてきた

また行きたい所に行けたんだ
するとね
また行きたい所ができたんだ

一緒にいたい人の時もそう
一緒にいて幸せだったけど
それ以外の時は・・・・・

今から思うとね「しあわせ」って
「お金」や「場所」や「好み」ではないみたいだね
「心が満たされる」時に感じられるものみたいだね

私達が幸せを感じる「心満たされる」舞台
それは、生まれ育ち、今も共に生きる家族
家族の上に金銭・旅行・趣味・恋人・仕事

一回しかない人生
砂上の楼閣、だけは避けたいもの
だから私は、楽しい家族、愉快な家族

2017.9月

短所とは
他のものと比べて劣っているところ
また、不足しているところ
 
そして、長所とは
すぐれているところ
とりえ、美点(美しいところ)
 
これは大辞林にある意味
短所は、相対的
長所は、絶対的
 
相対的ということは
自分が短所と思っているのではなく
他の人達が短所と思っているということ
 
だから
短所と思われている点を意識し
他者の迷惑にならないように気をつけよう
 
そして長所
誰もが、他者に感謝されたことがあるでしょ
そうなのです
他人に感謝されている点
それこそが貴方の長所なのです
 
だから今日一日
些細な人間関係を見逃さない
全ては、振る舞いに隠されているから
2017.8月

そういえば◯◯◯になりたく勉強していた
毎日毎日、力の限りに机に向かい本と格闘
年一回の試験、それに向けての毎日364日
 
決意固く始めたこと
だからどんな苦しみも
耐えることができた
 
年の始めに決意
春爛漫にも勉強
暑さにも負けず
 
しかし現実は現実
思いとはかけ離れ
容赦無く降り注ぐ
 
その現実から逃げたくて
無意識に、いつの間にか
逃げる理由探しを始めていたみたいだ
 
目的をすり替えるため?
手段の目的化を誤魔化すため?
そう、ごく自然に、運命的に
 
しかし、誤魔化しが過ぎると
取り返しがつかなくなってしまう
どの自分が本当の自分なのか分からなくなってしまう
 
そう、振り回される日々を自分の意思で生きていると勘違う!
2017.7月

「生」とは
草木が地上に姿をあらわす
それを象形したものである
 
草木の現実
それは日々変わること
それが生きているということ
 
同じ姿には二度と会えない
「一期一会」の世界である
即ち、生きているとは変わること
 
一つを覚えたら来る日も来る日もそれだけ
世の中がこれほど変わっているというのに
それでも日々同じことを繰り返す人がいる
 
新しいものを取り入れるという事は
古いものを捨てるということである
一度入れたものに固執するそれが死
 
会社も然り、個人も然り
同じ事を繰り返すだけでは生き残れない世に私達は生きている
そう、生きるとは「今を捨て」「新しいものを受け入れること」
 
同じことを繰り返している人
貴方の老後は見えていますよ
今の「障害のない日々」それが悲劇の入り口ですよ!
 
2017.6月

「大人」とは
十分に成長して
一人前になった人
 
そして
「一人前」とは
成人と同じ資格・能力があること
 
次に、「成人」とは
心身ともに成長して
一人前の人間になること
 
最後に、「十分」とは
条件を満たして
不足がないさま
 
その十分に成長させるもの
それこそが「資格と能力」である
それは総じて「物事を成し遂げることのできる力」
 
その「資格と能力」と言われる「成し遂げる力」こそが
大人と言われるのに必要な事柄である
 
その「成し遂げるもの」、それは「夫・妻」であり「親・子」であり
「会社員」であり「先に生きる者」という役割である
さて私達は、日頃において「四つの役割」を意識できているのだろうか?
2017.5月

ある本に書いてあった
 
リーダーではなく
格下にだけ物を与えた
その時リーダーは
 
なんと、物乞いをした
強制ではなくお願いだ
これが所有権の徹底だ
 
同じものを双方に与えた
どちらも喜んで楽しんだ
ある時一方だけに別のものを与えた
 
すると一方が
ものを投げて怒り出した
そう、これが平等の徹底
 
全く知らない双方の間に
お互いの手の届くところに一つの物を置く
当然、競って奪い合う
 
しかし時が経つと
一方が手を出さなくなる
自ずと自分の立場を理解し序列に従う
 
これが大人の振る舞い?
残念、チンパンジーの振る舞いでした
大人なら、一度周りを見渡して省みよう!
 
2017.4月

「大人として」を考える時
参考にしているものがある
それが上杉家家訓十六箇条
 
「上杉家家訓十六箇条」
 
一、心に物なき時は心広く体泰(やすらか)なり
一、心に我儘なき時は愛敬失はず
一、心に欲なき時は義理を行ふ
一、心に私なき時は疑ふことなし
一、心に驕りなき時は人を敬ふ
一、心に誤りなき時は人を畏れず
一、心に邪見なき時は人を育つる
一、心に貪りなき時は人に諂(へつら)うことなし
一、心に怒りなき時は言葉和らかなり
一、心に堪忍ある時は事を調(ととの)う
一、心に曇りなき時は心静かなり
一、心に勇みある時は悔やむことなし
一、心賤しからざる時は願い好まず
一、心に孝行ある時は忠節厚し
一、心に自慢なき時は人の善を知り
一、心に迷いなき時は人を咎(とが)めず
   童門冬二 監修「直江兼続と上杉家家訓十六箇条 」より)
 
一日一行でも実践
一回しかない人生
今日もまた
 
2017.3月

「恥」とは
今の自分の姿と、思い描く姿
この差に悲しくて心が痛む事
 
今ある自分だけで
思い描く姿がなければ
恥の持ちようがない
 
だからなんでも出来る
何をしたって困らない
人の目は気にならない
 
そんな人達の集団
 
表札だけの家長
なのになぜ家庭はある、生活するのに便利だから?
 
余り関係持たない社長
なのになぜ行くの、生活費を稼ぐ場所だから?
 
会社では、言われた事をただやり
自宅には、毎月給料を持って帰る
毎月がこれでは恥の言葉は必要ない
 
そうだ
今年は大人を意識して生きてみよう!
 
2017.2月

 

電車で化粧する人がいる
二人分を使い座る人がいる
割り込み平気な人がいる
 
今の世の中では
自尊心を高めよといい
自分の好きなことをやれという
 
それに反して世の中では
自己中という言葉が氾濫
自分探しという言葉も氾濫
 
誰もが
自分の為になる人を探し
自分を気持ちよくしてくれる人を探す
 
ちょっと待ってください!
自分の品位を高めようとすることは
自己中になることですか?
 
自己啓発とは
自分自身の潜在的な能力を引き出す為の訓練
単なる我儘になれというものでは決してない
 
なのに、相手の短所を受け入れられない
自分の短所も受け入れられない
 
そう、誰もが“恥”を知らない
だったら、今年こそ“恥”を知る一年にしよう
 

2017.1月

私は、無色透明
手にしたもので色がつき
接する前の人で色がつく
 
黒色に近づけば黒色に染まる
白色に近づけば白色に染まる
そう私は何色にでも染まれる
 
だからといって両親は教育に精を出す
しかし、しかし
当の子供には両親より重要なのは友達
 
教育ができたと自己満足する親
それに逆行して
こんな子に育てた覚えはないと親
 
実は、実は
子供は友達との関係で育つのであって
両親の想いで育つわけではないのかも
 
育つと思っているのは親だけである
それが「あの子に限って」であり
「なんでこうなったの?」である
 
だからこそ
「孟母三遷の教え」が未だに語られる
なのに親の教育熱は収まりそうにない
 
2016.12月

私が私になれる時 
それは
私の前に貴方がいる時

一人で私にはなれない 
そう、私一人では生きられない 
LINEするのも相手がいるから

ただ相手といっても
面と話すのではなく画面に向かう
画面の文字に応える

そこに、私はいない
いるのは私が入力した文字 
顔のないただの文字である

だからいくら交わしても
時間は潰されるが
心は満たされない

ただ時間が消費されるだけ
ただ何も考えず過ごせるだけ
そうしている間にもう11月

暇があれば画面と過ごす貴方!
この一年の「私」はどうでしたか?
何かどこかが変わりましたか?

ちょっと振り返ってみましょう!

2016.11月

私たちの会話のなかに
「乗り越えられない試練はない」
がよく出てきますよね

そういう私もよく使います
そう言われて「そうだよね」
と、思う人もいるのでは?・・・

そこでです皆さん
「試練」の意味、調べたことありますか?
「信仰・決心などの強さを厳しく試す事」

ということはこの言葉は
「信じ敬うものへの姿勢ありき」
が前提となっている言葉

そこで調べてみました
ありました、それがこれです

「神は真実な方です。
あなた方を耐えられないような試練に遭わせることはなさらず。
試練と共にそれに耐えられるよう逃れる道をも備えてくださいます」
           (コリントの信徒への手紙 第十章 第十三節)

前提された「試練」とは
この世を支配する唯一の神様から与えられたもの
つまりこの世を支配する唯一の神様から与えられたものが「試練」!!
エッ、私に!
じゃあ私のは「試練」ではなく「四苦八苦」だったんだ!

 

2016.10月

僕たちは日本人
日本語を話し
日本円を使う

しかし
日常の基準をどこに置いてますか
間違いなく日本の価値観にですか

そこで一呼吸
さて、私達は日本式価値観教わりましたか
そして、日本発の歴史を習ってきましたか

日本語を学んでますか?
ひょっとして
英語ばかり習ってませんか?

英語の「ドリーム」って、「したいこと」ですよ
日本語で言う「夢」って、「儚いもの」ですよ
全く違う意味のものを、誰もが同じと思い夢見て生きている

だから、生き生きした壮年に出会えないのかも
だから、ああなりたい!という大人に出会えないのかも

そういえば
外国は理性の社会
日本は情緒の社会

心しよう「郷に入っては、郷に従え
一回しかない人生、一緒に振り返ってみませんか?
そう、日新学舎で

2016.9月

私達はよく後悔する
そう、きっと貴方も
でなければ良かった…と

その当時は完璧だと
これで間違いないと
石橋を叩いて渡った

その結果として、なんで
どうしてのこの繰り返し

これさえなかったら
悔しく涙を流した
人を恨みもした

これが紛れもない日常
自分の理性で判断し
日々生きてきた結果

そう、これまでいろいろ経験したからこそ分かる
信じていた「理性は当てにならない」ということ

では、何を当てにすればいい
それさえ分かれば……
理性の奴隷にならなくてすむ

さあ皆さん、一緒に日常を見つめましょう

      後悔しない生き方を見つけましょう

                                         2016.8月

   そもそも、価値観とは
   何が大事で、何が大事でないかの判断の基準
   そして、それは今までの生き方・経験の積み重ね


   そんな過去の経験で心深く残るもの
   それを私達は、トラウマという
   やったけど、ダメだった!等々


   それは、トラウマ=精神的外傷
   今の心理に、大きな打撃となり
   その後に、大きな影響を与える


   このトラウマという過去の経験は
   未来に対して顔を出してくる
   もしダメだったらどうしよう!等


   そして最も大事な今に顔を出してくる
   そう、うまくいかなくて悩んでいる今
   全てが、うまくいっていないかのように落ち込ませる


   そんなトラウマを、知らず知らずとはいえ
   大事にしまって、今を判断し、今を生きている
   だから、いつまでも変わらない、変われない


   そんな今を、打ち破りたければ
   今の価値観に、しがみつかない

   自分一人で決めない、やらない

                                                 2016.7月

 

世間は、何をするかよりも
それが正解かどうかを問う
また後に生かせるかを問う


私達に見えるのは過去と今
そして、選べるのはひとつ
だから世間はこう安心する


選択する時点でしっかり考え、一番良いと思える選択をすること
選んだ道をこれが最善だったのだと思えるよう意志を持って進むこと
そして、そうすればこそ自分が選んだその道が、本当に最善になると


またある場所では
選択したその選択が有意義であったと言えるかどうか
選択そのものではなく、その後どう過ごしたかにある


どちらにせよ、それでは今迄の延長線上の思考
それは、自らがコントロールできるという前提
そうやって、選択に悩む今があるにも関わらず


とまれ現代人よ、選択する貴方のその振る舞いにすべてが含まれている
           そう選択とは、今の価値観で先の全てを決めゆく行為
           それは過去の経験で先を選び、今の経験で先を択ぶ事


                                                                                                                                                                     2016.6月

 

   経営者においての関心
   それは最大利益の獲得
   社員と共に社業を回す

   働く人達の目的は自己実現
   会社はその為の場
   同時に会社は利益創出の場


   全ての目的達成には手段が必要
   会社における目的は利益の獲得
   そして、その手段は社業の推進


   社業の推進という目的の達成
   その手段となるのが
   ヒト・モノ・カネのやり繰り


   「 やり繰り」とは
   あれこれ工夫して、都合をつけること
   「 つける」は差し障りを取り除くこと


    その対象が、ヒト・モノ・カネ
   ここで注意
   ヒトが、モノとカネと同列にされている

 

   モノとカネには心はない、しかしヒトには心がある

   そして共に「都合の対象」

   都合の対象には「ホワイト」も「ブラック」も無い


                                                                                                                         2016.5月

今の世の常識?
ホワイトが善?
ブラックが悪?

会社を対象にしたもの
単純な二分法である
そこに真ん中は無い

そもそも会社は株式会社の略
法律で決められた制度であり
利益の追求を目的とする法人

その制度は
株主が統治する世界
株主が主権者である

株式を上場すれば株主は増える
このことは
不特定多数の主権者を作ること

その主権者である、株主の目的は
株式の短期間における価値の上昇
それは、お金儲け・ビジネスである

多くの株主にそれ以外の関心はない
ましてやホワイトもブラックも無い
だから、無くならないかも知れない

                                      2016.4月

先月号の話である
善知識は、環境であるといった
環境とは、取り囲まれた環の中

ここでいう環境は
環の中の事柄ではなく、中にいる人間
そう、アリストテレスがいう〝類は友を呼ぶ〟である

仲間を非難している人は
仲間から非難されてる人
バランスよく釣り合っている

非難する人にとっては
非難できる環境が、善い環境
できない環境は、悪い環境である

だからこそ、誰もが気をつけなければ
世の中どこに行っても、善い環境ばかりだから
よい感じだからといって安心は禁物だ!

一番頼りにならないのは
その時々の「我が心」である
我国の誇る正哲は言った

「心の師とはなるとも心を師とせざれ」

師とは、現実社会でのお手本である
    現実社会での生き様である
                        2016.3月

その人らしさとは
立ち方、歩き方、座り方
そして、聞き方、喋り方

そして、その人らしさは
いつも、読んでいるも
いつも、聞いているもの

誰と一緒にいる?
話してる中身は?
着ている洋服は?

「蘭室の友に交わりて麻畝の性となる」という言葉がある
蘭室の友(蘭の香りのように人徳の香り高き人)に交われば
曲がって育った蓬(=よもぎ)でも麻畑に従えば真っすぐに育つようになるとの意

「蘭室の友に交わりて」とは
香り高い蘭のある部屋に衣類を保管すると
その香りが自然に衣類につくようにとの意

誰を尊敬し、誰の言うことを聞くかは
我らの人生、いかに生くべきかの表裏
誰であってもいいというものではない

この一年を生きる前に
今の環境をよく見よう
善知識とは環境なのだから

               ※環境=交わる人の意

                                         2016.2月


今年こそは、ちゃんとしよう
そう言いながら何年過ぎたのだろう?
そんな流れを断ち切る一年にしよう!

 

   そのために必要なこと
   それは分かるだけにしない事
   頭の理解で終わらせない事

 

      それが出来ているかどうか?
      簡単に見分ける方法がひとつある
      それさえおさえておけば大丈夫

 

それは
今現在、誰かを真似てますか?
自分の考えで進めてませんか?

 

もしそうなら
今年もまた、満足いく一年とは成らずに
来年また、今年こそは!と言ってますよ!

 

「真似る」ことは、大変なことです
最終的に弱い自分との戦いになります
どうしても「我を通したくなる自分」との戦いです

 

今年一年
尊敬できる人を徹底的に真似てみましょう!
絶対に、実り多き一年になれますよ!

 

でもね、真似る人を間違えては駄目ですよ!

                            2016.1月

やり直せない人生に、なんで
絶対あってはならないことが起こるのか?
それは考えもしない幼少時に原因があった

「三つ子の魂百まで」とは人類の遺産
幼い頃の性格は、年取っても変わらない
欧米では「子どもは大人の父である」と言う

いわゆる、三歳までの育て方によって
その後の生きていく方向が、決められるということ
それはモノの感情を理解する心が定まるということ

可愛い子どもに、自分の感情で接してみたり
        好き嫌いで接したりすると
子どもはどうなるだろう?

これも人類の遺産
「親の意見と茄子の花は、千にひとつも仇はない」

茄子は花が咲くと必ず実をつける
親の意見も茄子の花と一緒、何一つ無駄がなく必ず役に立つ
親の意見は非常に有益なものなので、心して聞くべきである

素直に聞いて育った子どもが
思いもよらない事に出会ったら
なんで自分だけ!と、ひねくれ自分を嫌になる

絶対にあってはならないことが起きてくる

H27.12月

誰も夢を見、希望を抱き、今を生きる
私達が暮らす社会は、日進月歩
便利に、華やかに、眩しく変わりゆく

誰の目をも、奪わんと
やり方、方法にあれがいい、これがいい
これは、考え方においても、然りである

しかし何がいけないって、これがいけない
そのうちに微かに僅かに何かが違ってくる
それは誰も分からない、勿論自分もである

それが目に見え、分かる頃には
後戻りできない、取り返せない
すると、開き直りその現実を認めない

自分が自分へ嘘をつき始める時である
それはやがて精神を弱め
身体の不調へと押し進む

夢、そして希望の日々だったはずの日々が
それが知らぬ間に、消化試合の日々となる
しかも一回しかない今日という一日一日が

それは、絶対にあってはならない
何があっても、自らが自らを偽わること

H27.11月

心の中心に置いたものは
目で見ることは出来ない
なぜなら、触れないから

だからといって、無いわけではない
だからといって、有るわけでもない
いつも無意識に突き動かされている

こんなに矛盾する状態を
古の哲学者はこう言った
心と身体は一体」であると

そして更に
自分がいる「環境と自分は一体」であると
二つに分けられるが二つでは無いと言った

その意味は
見えない心と現実は釣り合っている
今の現実が全てを物語るということ

自ら好きで、中心に置いた見えない想いは
瞬間瞬間に積み重ねられ、今となっている
気に食わなくても誰のせいでもない、自分のせいだ

そう、今の境遇は今の想い
心の一番中心に置いた想い
もしそれが嫌なら、見るのを止めよう!

 

H27.10月

自分の都合を押し通す事を中心に据え
自分の欲望を満たすことを中心に据える
誰もがそうだとしたら、この世の中はどうなる?

嫌な事は出来るだけ避け
やりたい事だけ追い求め
それ以外に目もくれない

これで家族・社会は成り立つ?
それよりも個人は生きられる?

そんな多くの人達の日々は
同じ金額ならできるだけ多くのモノを手に入れようとし
同じモノならできるだけ安いモノを手に入れようと努める

そんな人達に対して売り手の会社は 
同じモノなら出来るだけコストをかけずに作ろうと返し
同じ金額なら出来るだけ多くのモノを作りだそうと返す
 
同じ仕事をするのなら誰も損をしたくないから
どこの会社もより多くの利益を手にしたいから

この世は鏡
自分の姿がそのまま映る
得をしていると無駄な消費をさせられている

貴方が中心に置くもの、大丈夫ですよね?

 

H27.9月

人は幸せを追い求める
だから、できるだけ良いものを
だから、できるだけ多くの物を

そのために
金銭を追い求める
手段を選ばず追う

この世は貨幣経済
だから、誰もが金を求める
しかも、手段を選ばずに

「金」は、交換できる
「金」は、増やすことができる
「金」は、新たに手に入れることができる

しかし、しかしである
「時間」は
増やすことも、交換することも、新たに手に入れることもできない

身体もしかりである
「身体」は、増やすことはできない
勿論、交換も新たに手に入れることもできない

それでも貴方は
「金」の為に生きる勇気ありますか?
「金」を中心におく日々を生きる勇気ありますか?

 

H27.8月

誰もいない時
貴方は
信号守りますか?

誰も見ていない時
貴方は
ゴミを捨てませんか?

誰かが見ていても咎められない時
貴方は
それでも、規則を守りますか?

「いいえ」と答えた方
きっと貴方の職場
整理整頓されてませんでしょう?

毎日の生活
食事の時間は不規則でしょう?
もちろん、寝る時間も不規則?

そんな貴方の一番大事なものは
車?時計?趣味?仕事?
間違っても貴方自身じゃないでしょ?

僕が一番大事にしているのは自分
だから、食べ物・寝具・靴・仕事
生身の身体を一番中心に置く生活を心掛けています!

だって僕の身体が全ての基だから・・・!

 

H27.7月

誰もが幸せに生きたい
誰も不幸になりたくない
だから誰もが苦労する

その見えない苦労は
見える問題となって
我が身に降りかかる

この問題の捉え方に人間性が現れてくる
なぜなら、問題はそう簡単に解決しないから
だから問題が「人生の分かれ道」となる

問題の捉え方がそのまま人間関係となり
問題の捉え方がそのまま幸不幸となり
問題の捉え方がそのまま人生を作る

降りかかる問題を他人事として捉える人
今の自分にふさわしい問題と捉える人
問題の意味が分かる人と分からない人

この違いが自信の度合をつくり
その違いが人間性の違いをつくる
それは顔、身なり、素振りと現れる

同じ問題を繰り返すことがある
それは問題の根本が分かっていないから
だからいつまでたっても同じ問題で悩んでしまう

もうそろそろ解決に向かいましょうね!

 

H27.6月

幸せも
平和も
どう群れるか

それは、個人と個人がつながる
    個人と群れがつながる
    群れと群れがつながる

その「つながり方」こそが文化
それを人は「行動様式」と言い
               「生活様式」と言う

どんな集まりも文化が中心となっている
組織の中心には、理念が据えられている
理念は、行動様式・生活様式と形をなす

すべては「つながる」ための方法
それは欧米社会のように、個人個人を中心におくか
我が日本のように、所属するみんなを中心におくか

その違いは雲泥の差となって生活に降りかかる
さて貴方が所属する会社は、組織はどうですか?
個人を基準にしてますか?それともみんなが基準ですか?

それは、人間が目的か手段かの違い
それは、貴方が主役か脇役かの違い
それは、幸福・不幸を分かつ分岐点

 

H27.5月

ある時は、境遇で
ある時は、利害で
又ある時は感情で

自分のカラに閉じこもることがある
どこで歯車が狂ったか分からないまま

場所を変えれば苦しまなくてもすむかも、と考え
会う人を変えれば悲しまなくてすむかも、と考え
今を起点に、後先を考えて動いてしまう

それが一番だと思うから
それ以外に考えられないから

でもねそんな時は、誰も自分には見えないんだよ
苦しみが、自分の心の中にあることが
悲しみが、自分の心の中にあることが

苦しいよね、悲しいよね
だからといって逃げちゃダメだよ
寄り添い、安心できる人と話してごらん

きっと、きっと、乗り越えられるから
みんなみんな、君の味方だから、君は一人でないんだよ

みんな同じことで悲しみ、苦しんでいるけど
お互いに思いやりながら乗り越えてるんだよ
だから、思いのままを話すことから始めてみようね

 

H27.4月

固く決意したはずなのに
今日もできなかった
そう嘆く自分がいる

落ち込みは半端でない
そんな自分を認めるのは
何があっても絶対に許せない

本能での強い思い
意識以外での思い
だから自分で分からない

そう、そんな人の多くは
後先を考えず、反射的に
相手を責め、己の正当化

歩を進めるのでもなく
来た道を省みるでなく
独り相撲に明け暮れる

今年はそんなことは止めよう!
素直に、今の自分を認めよう!
出来ないことは、出来ないと!

肩肘張らず、捻くれず
ありのままで生きよう!
みんな同じ人間だから!

 

H27.3月

世間には天才と言われる人がいる
僕達は、そんな人を特別だと思う
だからそれを理由に努力をしない

そして、言い訳の日々を生きる
諦めた自分以外に理由を求める
そう、まわりが悪いと口にする

そんな人は努力の仕方を知らない
まわりに努力する人がいないから
それとも自ら探そうとしないから
そこで提案

黙って基本をやり通してみよう
そう先ずは3ヶ月、次ぎは3年
最後は10年目指してただやる

何があっても、どんな状態になっても
脇目も振らず、この基本をやり続ける
この力こそが天才と言われる為の秘訣

天才と言われている人に共通すること
それは、幼い頃から天才と言われる迄
ひたすらコツコツとやり続けてきた事

これをやろう、と思い始め
心機一転、始めてはみるも
直ぐに心変わりして諦める

この姿勢こそが天才との分かれ道
だからこそ今年も歩き続けるんだ
己に負けず今歩いているこの道を!

 

H27.2月

 

怪我をする刃物には気をつける
腹痛を起こす食物も気をつける
頭が痛くなる音からは逃げ出す

それもそのはず、私達は生身の体
一度壊れてしまえば元に戻れない
だから誰もが、腐った食べ物を食べようとも
汚ない洋服を着ようとしない

誰も、健康でありたいから
誰も、病気などしたくない
だから皆が注意して暮らす

しかしそうでない人がいる
人生に哲学を持たない人と
人生に生き甲斐のない人達

そんな方達は
昼夜に関係なく
ところ構わずに

身体を壊しても
職場を追われても
家庭を壊しても

溺れ、惑い、乱し
周りに迷惑をかけ
静かに消えていく


そうならない為の平成27年を生きる

 

H27.1月

花を育てるように
鳥を育てるように
魚を育てるように

世界にひとつしかない自分
そんな自分は誰が育てるの?
そう自分を育てるのは自分

そこでその方法を考えてみました
誰もができて、誰もに結果が出る
その方法を思い切って提案します

聞く聞かないは自由です
でも一度やってみては?
きっと花を咲かせるから

先ずは「規則正しい生活を始めよう」
身体は規則正しいリズムを刻んでる
だからこそそのリズムを狂わさない

きっと難しい事だけど
挑戦する価値はあるよ
子供の時を思い出せば

誰もが親の言うことを聞いてきた
だから、今を迎え今を生きられる
でも、今は誰からも言われない

だからこそ、思い切って「規則正しい生活を」
その時から生活習慣病と「さようなら」の時

 

2014.12