2012年度

「過去は変えられない」が、
「未来は変えることができる」
と、言い聞かされてきましたよね!

そして、「後悔先に立たず」
後になって悔やんでも取り返しがつかない
だから事前に注意しなさい、とも言われてきましたよね!

だから、だんだん自信が無くなってきましたよね
そんな状態で、いくら未来を変えられる!と言われても
ブレーキを踏み続けられているようなもの

だから僕はこう考えてきました!
「過去は変えられる」もちろん、「未来も変えられる」って

だってそうでしょ!
いくら失敗したって、今成功すれば
失敗は恥じることではなく胸を張れる失敗となるんですもの

今の生き方如何によって
過去の出来事は変えることはできないけれど
その出来事の意味を変えることはできるのです

そのように僕は過去を変えてきました
当然にして、過去が変わるのですから
僕の未来もどんどん変わってきています

2012.11

今があるのは、昨日があったから
この今は、昨日から続いてるもの
そんな今は明日に続いて今となる

人は、昨日といい
    今日といい
    明日という

続いている瞬間のいつのことを指すのか
いくら「過去・現在・未来」といっても
ただ、それだけのことである

その証拠に
一年前の悩みを未だ悩む人は少ない
一年前の喜びを今も喜ぶ人は少ない

多くの人は、
昨日と今日と明日の三日で
人生を生きてるようなもの

その三日間の実の姿は「この瞬間の判断と行動」

そんな今を悔やむと
明日も悔やむことになる
昨日を悔やむことになる

だから僕は「今に全力で取り組む」
常に、自己ギネスを更新するために
今の自分の能力を出し切るのだ!


2012.10

誰も、親を選べない
    生まれる地域も選べない
    生まれる国家も選べない

すべて用意されたもの
奇跡でもなく、偶然でもなく
生まれるべくして生まれ来た

私達が知る知らないに関わらず
太陽は東から昇り、西に沈む
波は打ち寄せ、引いていく

その中で、生きる私たちに
       選べる出会いはない
       望める日々もない

だからこそ
無いものねだりをするのかも知れない
手に入らないと分かるからこそ望むのかも知れない

でもね、年老いたら全てを知ることができるようになる
     自らの人生を振り返ることができるようになる
     その時すでに遅しと思うか、よくやったと思うか

果たしてやり直しができない日々を
悔やんで生きるか、笑顔で生きるか
その時、選択ができないのが私たちの人生


ですよね!

2012.9

自分って、二人いること知っていますか?
それとも、一人しかいないと思っていますか?
いままで考えたことありますか?

結論から言います
自分は、二人いるのです
その一人は、今そんな事はないと言っている貴方

そして、もう一人の自分は
貴方が遠くの昔に忘れてきてしまった自分
ご両親から授かったこの世に一人しかいない自分

その自分とは
時あるごとに顔を出しては消えて行く
「こんなはずではない」と、「思う」自分

この、事ある毎に瞬間に顔を出してくる「思い」
と、その後に決まって顔を出してくる「思い」
この二つの「思い」に見覚えがありませんか?

きっとあるでしょう!

この「思い」こそ、まぎれもない自分の正体
一人が否定すれば、一人は反省する
一人が賛成すれば、一人は迷いだす

この二人がいることを先ずは認めよう
そして、時に冷静に一人ずつを認めてあげよう
「相手を知り、自分を知れば百戦危うからず」
だから・・・。

2012.8

「当然」の当て字
「当前」を訓読みにして生まれた言葉
意味は、そうあるべきこと。そうすべきこと

誰が考えても
そうあるべきであるさま
そうすべきこと

そうであるはずなのに
誰が見てもそうなっていない現実
普通でないことが普通に起こっている現実

挨拶においても・・・
仕事する姿勢においても・・・
親孝行においても・・・

今や、普通のことって・・・
ありふれていることって・・・
ありきたりなことって・・・

そんな私達の社会においては
当たり前のことは何千年も前から変わっていない
だから当たり前が問題とされている

そんな理解されていない「当たり前」とは
知っていることでなく
私達が「やらなければならない基準」ということ

貴方の当たり前、大丈夫ですか?

2012.7

何もされなければ
じっとしているか
行きたいところに行く

しかし、右に引けば右に
    左に引けば左に
言った通りに動いてくれる

だから、田畑を耕すことができる
そんな光景を目にしなくなった現代

しかしそれは、機嫌の良い時に限る話である
機嫌が悪ければ、うんともすんとも反応してくれない
常日頃のコミュニケーションが能率のバロメーター

そんな今は、引くことなく
用意されたボタンを押すか
スイッチをひねるだけで用は足りる

正確に、忠実に、例外なく
いらぬ気使いは必要ないが
故障した時の修理手配は必要となる

そんな人間社会だから、こんな言葉が目に止まる
『進んでするのは、上の上
真似てするのは、中の中
言われてするのは、下の下
言われてもしないのは、人間失格』


2012.6
 

新年度が始まって1ヶ月
心機一転を誓って30日
さて、何人の人が「初心」を覚えている?

お正月で決意し
4月で再び決意し
そして5月の連休

連休にうつつを抜かす人
日常の出来事に流される人
弱い自分に負け安逸に浸る人

正月・新年度の雰囲気に乗せられての決意は
まだ見ぬ明日に「夢と欲望」を委ねる決意
ならば今、「破れ・ほころび・忘れている」

結果の出る「決意」とは
単に、とるべき行動や態度を決めるのではなく
過去を振り返る「反省」から始める意志

だから、結果を出す人の「反省」は
「省」を「かえりみる」と読まず
よくないものを、「はぶく」と読む

ゆえに、結果を出す人の「決意」は
はぶいた箇所を補う為の具体的行為となる
出来たか、出来なかったかが明確になる行為

さて、貴方の「決意」は大丈夫ですか?

2012.5

私達が暮らす世は、人間関係で成り立っている
それは仕事関係にあらわれ
   利害関係に集約される

そしてそれは
人の口から発せられた言葉で織り成す人間模様
その時々のその人の言葉そのものが人間模様

私達の使う言葉には大きな特徴がある
『言った人は忘れ、聞いた人は忘れない』
故に、「辻褄が合わない」と思うのは他人

判断するその時、人は今を優先する
それは『過去を捨て、未来を消し去る』こと
だからこそ判断する時は今の言葉を鵜呑みにしてはいけない

他の人がその人の言葉を再生している
『過去を生かし、未来をなぞる』作業をしている

その時炙り出されるもの、それは「過去と今の食い違い」
            そして「未来に繋がらない今」

この作業を怠ると今スッキリ、先でガッカリ
まさに、「行きはよいよい帰りは怖い」

そう!
言葉の積み重ねこそ自分の人生

2012.3・4

今も生きる幼い頃の記憶
『少年よ大志を抱け』
誰もが口にできる

この言葉には続きがある
それを語る人に今も会えてない
必要とされてないから?

時に人は自分の都合を優先する
だからといって、都合の鵜呑みはいけない
誰人も人生は自分で切り開くものだから

これは個人、団体問わず
必要と信じる
だから私は今も自らに言い聞かせている

『少年よ大志を抱け
お金の為でなく
私欲の為でもない。
名声という虚しいものの為でもない。
人としてあるべき道をまっとうする為に
大志を抱け!』


そして私は、今日も『大志』に生きる!

2012.2

論語に「言必信 行必果」がある
「言うことは、必ず偽りなく
行うことは、必ず果たす」の意

耳の痛い人もいるだろう
言うこと偽り、開き直り
行うこと果たさず、言い訳る

この国の大臣ですらそうである
未来の使者に合わせる顔がない
どこでも子供は大人を見て育つ

古典を左手に胸を張り
「言うは易し 行い難し」と教え
「言行一致」こそ成人への道と諭す

子どもにとって大切なもの
それは、文字としての証拠ではなく
見習える手本である

その通りやってみて
どうなるかの証である
まさに「論より証拠」

平成24年、責任ある大人として
「言必信 行必果」の日々を!
25年をステップの年とする為に

2012.1