2015年度

今年こそは、ちゃんとしよう
そう言いながら何年過ぎたのだろう?
そんな流れを断ち切る一年にしよう!

 

   そのために必要なこと
   それは分かるだけにしない事
   頭の理解で終わらせない事

 

      それが出来ているかどうか?
      簡単に見分ける方法がひとつある
      それさえおさえておけば大丈夫

 

それは
今現在、誰かを真似てますか?
自分の考えで進めてませんか?

 

もしそうなら
今年もまた、満足いく一年とは成らずに
来年また、今年こそは!と言ってますよ!

 

「真似る」ことは、大変なことです
最終的に弱い自分との戦いになります
どうしても「我を通したくなる自分」との戦いです

 

今年一年
尊敬できる人を徹底的に真似てみましょう!
絶対に、実り多き一年になれますよ!

 

でもね、真似る人を間違えては駄目ですよ!

                            2016.1月

先月号の話である
善知識は、環境であるといった
環境とは、取り囲まれた環の中

ここでいう環境は
環の中の事柄ではなく、中にいる人間
そう、アリストテレスがいう〝類は友を呼ぶ〟である

仲間を非難している人は
仲間から非難されてる人
バランスよく釣り合っている

非難する人にとっては
非難できる環境が、善い環境
できない環境は、悪い環境である

だからこそ、誰もが気をつけなければ
世の中どこに行っても、善い環境ばかりだから
よい感じだからといって安心は禁物だ!

一番頼りにならないのは
その時々の「我が心」である
我国の誇る正哲は言った

「心の師とはなるとも心を師とせざれ」

師とは、現実社会でのお手本である
    現実社会での生き様である
                        2016.3月

その人らしさとは
立ち方、歩き方、座り方
そして、聞き方、喋り方

そして、その人らしさは
いつも、読んでいるも
いつも、聞いているもの

誰と一緒にいる?
話してる中身は?
着ている洋服は?

「蘭室の友に交わりて麻畝の性となる」という言葉がある
蘭室の友(蘭の香りのように人徳の香り高き人)に交われば
曲がって育った蓬(=よもぎ)でも麻畑に従えば真っすぐに育つようになるとの意

「蘭室の友に交わりて」とは
香り高い蘭のある部屋に衣類を保管すると
その香りが自然に衣類につくようにとの意

誰を尊敬し、誰の言うことを聞くかは
我らの人生、いかに生くべきかの表裏
誰であってもいいというものではない

この一年を生きる前に
今の環境をよく見よう
善知識とは環境なのだから

               ※環境=交わる人の意

                                         2016.2月


やり直せない人生に、なんで
絶対あってはならないことが起こるのか?
それは考えもしない幼少時に原因があった

「三つ子の魂百まで」とは人類の遺産
幼い頃の性格は、年取っても変わらない
欧米では「子どもは大人の父である」と言う

いわゆる、三歳までの育て方によって
その後の生きていく方向が、決められるということ
それはモノの感情を理解する心が定まるということ

可愛い子どもに、自分の感情で接してみたり
        好き嫌いで接したりすると
子どもはどうなるだろう?

これも人類の遺産
「親の意見と茄子の花は、千にひとつも仇はない」

茄子は花が咲くと必ず実をつける
親の意見も茄子の花と一緒、何一つ無駄がなく必ず役に立つ
親の意見は非常に有益なものなので、心して聞くべきである

素直に聞いて育った子どもが
思いもよらない事に出会ったら
なんで自分だけ!と、ひねくれ自分を嫌になる

絶対にあってはならないことが起きてくる

H27.12月

誰も夢を見、希望を抱き、今を生きる
私達が暮らす社会は、日進月歩
便利に、華やかに、眩しく変わりゆく

誰の目をも、奪わんと
やり方、方法にあれがいい、これがいい
これは、考え方においても、然りである

しかし何がいけないって、これがいけない
そのうちに微かに僅かに何かが違ってくる
それは誰も分からない、勿論自分もである

それが目に見え、分かる頃には
後戻りできない、取り返せない
すると、開き直りその現実を認めない

自分が自分へ嘘をつき始める時である
それはやがて精神を弱め
身体の不調へと押し進む

夢、そして希望の日々だったはずの日々が
それが知らぬ間に、消化試合の日々となる
しかも一回しかない今日という一日一日が

それは、絶対にあってはならない
何があっても、自らが自らを偽わること

H27.11月

心の中心に置いたものは
目で見ることは出来ない
なぜなら、触れないから

だからといって、無いわけではない
だからといって、有るわけでもない
いつも無意識に突き動かされている

こんなに矛盾する状態を
古の哲学者はこう言った
心と身体は一体」であると

そして更に
自分がいる「環境と自分は一体」であると
二つに分けられるが二つでは無いと言った

その意味は
見えない心と現実は釣り合っている
今の現実が全てを物語るということ

自ら好きで、中心に置いた見えない想いは
瞬間瞬間に積み重ねられ、今となっている
気に食わなくても誰のせいでもない、自分のせいだ

そう、今の境遇は今の想い
心の一番中心に置いた想い
もしそれが嫌なら、見るのを止めよう!

 

H27.10月

自分の都合を押し通す事を中心に据え
自分の欲望を満たすことを中心に据える
誰もがそうだとしたら、この世の中はどうなる?

嫌な事は出来るだけ避け
やりたい事だけ追い求め
それ以外に目もくれない

これで家族・社会は成り立つ?
それよりも個人は生きられる?

そんな多くの人達の日々は
同じ金額ならできるだけ多くのモノを手に入れようとし
同じモノならできるだけ安いモノを手に入れようと努める

そんな人達に対して売り手の会社は 
同じモノなら出来るだけコストをかけずに作ろうと返し
同じ金額なら出来るだけ多くのモノを作りだそうと返す
 
同じ仕事をするのなら誰も損をしたくないから
どこの会社もより多くの利益を手にしたいから

この世は鏡
自分の姿がそのまま映る
得をしていると無駄な消費をさせられている

貴方が中心に置くもの、大丈夫ですよね?

 

H27.9月

人は幸せを追い求める
だから、できるだけ良いものを
だから、できるだけ多くの物を

そのために
金銭を追い求める
手段を選ばず追う

この世は貨幣経済
だから、誰もが金を求める
しかも、手段を選ばずに

「金」は、交換できる
「金」は、増やすことができる
「金」は、新たに手に入れることができる

しかし、しかしである
「時間」は
増やすことも、交換することも、新たに手に入れることもできない

身体もしかりである
「身体」は、増やすことはできない
勿論、交換も新たに手に入れることもできない

それでも貴方は
「金」の為に生きる勇気ありますか?
「金」を中心におく日々を生きる勇気ありますか?

 

H27.8月

誰もいない時
貴方は
信号守りますか?

誰も見ていない時
貴方は
ゴミを捨てませんか?

誰かが見ていても咎められない時
貴方は
それでも、規則を守りますか?

「いいえ」と答えた方
きっと貴方の職場
整理整頓されてませんでしょう?

毎日の生活
食事の時間は不規則でしょう?
もちろん、寝る時間も不規則?

そんな貴方の一番大事なものは
車?時計?趣味?仕事?
間違っても貴方自身じゃないでしょ?

僕が一番大事にしているのは自分
だから、食べ物・寝具・靴・仕事
生身の身体を一番中心に置く生活を心掛けています!

だって僕の身体が全ての基だから・・・!

 

H27.7月

誰もが幸せに生きたい
誰も不幸になりたくない
だから誰もが苦労する

その見えない苦労は
見える問題となって
我が身に降りかかる

この問題の捉え方に人間性が現れてくる
なぜなら、問題はそう簡単に解決しないから
だから問題が「人生の分かれ道」となる

問題の捉え方がそのまま人間関係となり
問題の捉え方がそのまま幸不幸となり
問題の捉え方がそのまま人生を作る

降りかかる問題を他人事として捉える人
今の自分にふさわしい問題と捉える人
問題の意味が分かる人と分からない人

この違いが自信の度合をつくり
その違いが人間性の違いをつくる
それは顔、身なり、素振りと現れる

同じ問題を繰り返すことがある
それは問題の根本が分かっていないから
だからいつまでたっても同じ問題で悩んでしまう

もうそろそろ解決に向かいましょうね!

 

H27.6月

幸せも
平和も
どう群れるか

それは、個人と個人がつながる
    個人と群れがつながる
    群れと群れがつながる

その「つながり方」こそが文化
それを人は「行動様式」と言い
               「生活様式」と言う

どんな集まりも文化が中心となっている
組織の中心には、理念が据えられている
理念は、行動様式・生活様式と形をなす

すべては「つながる」ための方法
それは欧米社会のように、個人個人を中心におくか
我が日本のように、所属するみんなを中心におくか

その違いは雲泥の差となって生活に降りかかる
さて貴方が所属する会社は、組織はどうですか?
個人を基準にしてますか?それともみんなが基準ですか?

それは、人間が目的か手段かの違い
それは、貴方が主役か脇役かの違い
それは、幸福・不幸を分かつ分岐点

 

H27.5月

ある時は、境遇で
ある時は、利害で
又ある時は感情で

自分のカラに閉じこもることがある
どこで歯車が狂ったか分からないまま

場所を変えれば苦しまなくてもすむかも、と考え
会う人を変えれば悲しまなくてすむかも、と考え
今を起点に、後先を考えて動いてしまう

それが一番だと思うから
それ以外に考えられないから

でもねそんな時は、誰も自分には見えないんだよ
苦しみが、自分の心の中にあることが
悲しみが、自分の心の中にあることが

苦しいよね、悲しいよね
だからといって逃げちゃダメだよ
寄り添い、安心できる人と話してごらん

きっと、きっと、乗り越えられるから
みんなみんな、君の味方だから、君は一人でないんだよ

みんな同じことで悲しみ、苦しんでいるけど
お互いに思いやりながら乗り越えてるんだよ
だから、思いのままを話すことから始めてみようね

 

H27.4月

固く決意したはずなのに
今日もできなかった
そう嘆く自分がいる

落ち込みは半端でない
そんな自分を認めるのは
何があっても絶対に許せない

本能での強い思い
意識以外での思い
だから自分で分からない

そう、そんな人の多くは
後先を考えず、反射的に
相手を責め、己の正当化

歩を進めるのでもなく
来た道を省みるでなく
独り相撲に明け暮れる

今年はそんなことは止めよう!
素直に、今の自分を認めよう!
出来ないことは、出来ないと!

肩肘張らず、捻くれず
ありのままで生きよう!
みんな同じ人間だから!

 

H27.3月

世間には天才と言われる人がいる
僕達は、そんな人を特別だと思う
だからそれを理由に努力をしない

そして、言い訳の日々を生きる
諦めた自分以外に理由を求める
そう、まわりが悪いと口にする

そんな人は努力の仕方を知らない
まわりに努力する人がいないから
それとも自ら探そうとしないから
そこで提案

黙って基本をやり通してみよう
そう先ずは3ヶ月、次ぎは3年
最後は10年目指してただやる

何があっても、どんな状態になっても
脇目も振らず、この基本をやり続ける
この力こそが天才と言われる為の秘訣

天才と言われている人に共通すること
それは、幼い頃から天才と言われる迄
ひたすらコツコツとやり続けてきた事

これをやろう、と思い始め
心機一転、始めてはみるも
直ぐに心変わりして諦める

この姿勢こそが天才との分かれ道
だからこそ今年も歩き続けるんだ
己に負けず今歩いているこの道を!

 

H27.2月

 

怪我をする刃物には気をつける
腹痛を起こす食物も気をつける
頭が痛くなる音からは逃げ出す

それもそのはず、私達は生身の体
一度壊れてしまえば元に戻れない
だから誰もが、腐った食べ物を食べようとも
汚ない洋服を着ようとしない

誰も、健康でありたいから
誰も、病気などしたくない
だから皆が注意して暮らす

しかしそうでない人がいる
人生に哲学を持たない人と
人生に生き甲斐のない人達

そんな方達は
昼夜に関係なく
ところ構わずに

身体を壊しても
職場を追われても
家庭を壊しても

溺れ、惑い、乱し
周りに迷惑をかけ
静かに消えていく


そうならない為の平成27年を生きる

 

H27.1月