自分の分は、分際の分
自ずから分け与えられた力
誰の思いでなく自然に
自身の身は、身体の身
自ずから分け与えられた力
誰の思いでなく自然に
なのに、自分を変えようとする人がいる
なのに、自分が好きになれない人がいる
世界にひとつしかない自分なのにである
何かを感違っている、何かを間違えている
それは、自分の自を自( みずか) らと読むこと
だから「そうじゃあないのに」となってくる
私はこんなことを望んでいないんだから、と
漢字の読み方ひとつが天地の差
その人の人間性を変えてしまい
その人の人生をも変えてしまう
かけがえのない私たち誰もに
「自分にできないこと以上に
自分に“しか”できないことを授かっている」
だから、それを信じること
それが、貴方に生きること
それが、世界でひとつ貴方しか咲かせない花
2014.11