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成功をもたらす経営のヒント

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著  者/篠原 勲

仕  様/四六判・296頁

定  価/本体1,500円+税

発行・発売/第三企画出版

ISBNコード/ISBN978-4-908272-09-7 C0034

 

◆主な内容

 「天災は忘れた頃にやってくる」とは物理学者・随筆家の寺田寅彦の言葉である。もっとも、油断大敵の対象は天災だけではない。「不況・恐慌は忘れた頃にやってくる」のであり、「しょうもない社長は、突然、社内に人災を惹き起こす」のも忘れてはなるまい。

 地球の地軸は23・4度傾いている。この地軸の傾きで、地球には四季があり、南極と北極がある。しかし、もしこの地軸の角度が変わったらどうなるのか。気候や生態系の激変をもたらし、地球は壊滅的ダメージを受けるに違いない。

 「軸」が変わると、会社の場合もとんでもないことになりかねない。「社長が変わると会社が変わる」という。「会社は社長の器量次第」なのはその通りだが、自信過剰から地位と権力を握った途端にやりたい放題の「リストラクチャリング」「成果主義」「選択と集中」「ディスラプション(創造的破壊)」だと言って、受け売りの旗を振りかざし会社を逆に窮地に追い込む社長が後を絶たない。それまで営々と築いてきた会社の伝統や風土、さらには会社の基礎・基盤となってきた事業までも軽視する。イエスマンを重用し、大切な社員をクビにする。愚かな社長は会社の「軸」を大きく狂わせてしまうのだ。

 近年の日本企業の相次ぐ不祥事は、本当に残念なことである。不祥事の起こる原因は何か?それは、短期間に利益を追求する「アメリカ型経営」にあると著者は指摘する。そこには、日本経済を破綻させようとする悪意すら垣間見える。「会社は株主のためにある」という欧米型の発想が全ての悪因と言っても過言ではない。

 著者は、その永年の研究成果から多くの企業を例にとり、不祥事を起こした原因を分析して、現在の経営陣に警告を発している。さらに、地道に企業努力を続けているNPS研究会を基盤とする経営優等生会社集団の実例を紹介し、軸のブレない経営の重要性と、欧米型ではなく、日本型の「調和」を尊ぶ経営方式が如何に優れており、人々の幸福につながるものかを証明している。

 現代の経営者に対する警告と、人々を幸福にする経営の指針を明確に示した必読の書である。

 

◆著者紹介

篠原 勲:企業文化研究所理事長。1942 年、東京新宿生まれ。

明治大学政治経済学部卒業。東洋経済新報社入社、会社部長、

『会社四季報』編集長、『オール投資編集長』『週刊東洋経済』論説委員、

編集局次長、取締役営業局長・取締役広告局長、出版局参与を経て、

立正大学講師、鳥取環境大学教授、NPO法人OSI研究会理事長。

清松コンサルタント日本代表(本社・ベトナム)。

 

 

明治大学出身のオンリーワン偉人列伝

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著    者/百瀬恵夫・篠原 勲

仕    様/四六判・380頁、ハードカバー

定    価/本体1,500円+税

発行・発売/第三企画出版株式会社

ISBNコード/ISBN978-4-908272-08-0 C0012

◆主な内容

 「白雲なびく駿河台」の一節から始まる明治大学校歌は、日本三大校歌の一つとして名高い。その明治大学は創立135年超に及ぶ歴史を持ち、幾多の著名人を輩出してきた。しかし、早稲田大学が大隈重信、慶応大学が福沢諭吉という時の大立者が創立者なのに対し、明治大学の創立者は雪深い地方出身の若く無名の法学者三人だったことを知る人は少ない。「明治法律学校」として誕生し、まだ封建制度が根強く残り、明治新政府が強権を振るう中、「権利自由」「独立自治」の新たなる日本の針路を志向したのが明治大学だった。ここに早稲田・慶応との伝統や教育方針の違いが垣間見える。権力に臆することなく、真っ直ぐな道を歩む心と行動。それこそが「明大魂」とそれに裏打ちされた「人間力」なのである。明治大学の出身者には、「オンリーワン型」の逸材が多い。オンリーワンとは、その人物の個性が光り、他の者が追随できない様をいう。つまり、オンリーワンは限定された分野においては断トツのナンバーワンなのである。本書では、明治大学が育んだ三木武夫と村山富市という二人の異色総理、作詞・作曲家として一世を風靡した古賀政男および次々と大ヒット曲を飛ばした作詞家であり小説家の阿久悠、映画界の歴史に燦然と光る高倉健、世界的な映画監督として名を馳せる北野たけしなどの人生ドラマと功績を浮き彫りにした。また、明治大学校歌の誕生秘話、そして名監督の誉れ高いラグビーの北島忠治監督、大学野球の名将・島岡吉郎監督、多くの柔道オリンピックメダリストを育てた姿節雄監督の人生とその哲学を余すところなく書き込んでいる。明治大学がなぜユニークで世の中に評価される人物を相次いで生み出すのか、その秘密と背景を掘り下げたのが本書である。

 

◆著者紹介

百瀬恵夫

明治大学名誉教授、経済学博士。1935年、長野県生まれ。

明治大学政治経済学部卒業、同大学大学院博士課程単位修得。

明治大学政治経済学部教授、ケムブリッジ大学客員フェロー(英国)、

環球科技大学客員教授(台湾)、モンゴル国立大学客員教授、

経済産業省・中小企業庁、厚生労働省・労働局等の各種審議会委員(長)、参議院第1特別調査客員調査員、明治大学体育会柔道部部長、

同大学体育会部長会会長、同大学校友会副会長・相談役などを歴任。

 

篠原 勲

企業文化研究所理事長。1942年、東京新宿生まれ。

明治大学政治経済学部卒業。東洋経済新報社入社、会社部長、

『会社四季報』編集長、『オール投資編集長』『週刊東洋経済』論説委員、編集局次長、取締役営業局長・取締役広告局長を経て、立正大学講師、鳥取環境大学教授、㈱タウ取締役を歴任。清松コンサルタント日本代表(本社・ベトナム)。

 

2018/02/28(水) 16:49

やり切れ!道は拓ける

 

〝自主創造〟の精神が発展の原動力

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著   者/矢崎敦彦

仕   様/四六判、440頁、ハードカバー

定   価/本体2,000円+税

発   売/創英社・三省堂書店

ISBNコード/ISBN978-4-908272-06-6 C0034

◆主な内容

欧米主導の経済政策で日本企業が揺れている。液晶テレビで一世を風靡した会社は、もはや日本企業ではない。国内では、不正経理が発覚し、名門にヒビが入った会社や、燃費データの改ざんが発覚し信用失墜の企業が出た。さらに、中国へ勇んで進出した日本企業が軒並み尻尾を巻いて撤退している。こうした現状を見る時、この先、日本企業の生き残りはどこまで可能なのだろうかと心が痛む。「不信の時代」の象徴である。

 そうした中、独特の経営哲学によって日本型経営を堅持し、「信」を基に、世界に伸びる中堅企業が静岡にある。それが2013年に創業60周年を迎えた「矢崎化工」である。

矢崎化工は戦後の廃墟の中からプラスチック製品のパイオニアとしてスタートした。

 だが、この40数年間で事業内容は、大きく変貌を遂げた。もはや単なるプラスチック製品の会社ではない。社是である『自主創造』のスピリットから生まれたアイディアと「直販」を武器に、「イレクター」「AGV(無人搬送機)」など数多くの独自製品が、各種の製造業・ロジスティックス・流通サービス・農林水産業・福祉介護など幅広い分野で活躍している。さらに、米国・ドイツ・タイにおける海外事業も現地の従業者との深い信頼関係が基盤となって順調に軌道に乗った。

「やり切れ! 道は拓ける」――これが矢崎化工の信念・信条である。同社が度重なる困難を乗り越えて来たその理由は、危機に遭遇するたびに、知恵を絞り、自らの明日を拓くためにピンチをチャンスにするべく社内一丸となって、会社を守り通してきたことにある。激変する経営環境の下では、経営者は確固たる意志と勇気と覚悟が最も大切である。会社は絶対に潰してはならない。「社員を大事にする企業こそが生き残り、勝ち残る」と矢崎化工は固く信じている。「定年制は設けない。働くことと年齢は無関係。人間は生きている限り働く」「リストラはしない。採用したら会社の責任」「非上場。会社は株主のためではなく、社員のためのもの」、これが同社の基本理念である。これぞ日本型経営である。

 企業は変わらなければならない。物事には全て「発生、成長、成熟、衰退」がある。時代の変化に合わせて変わらなければ生き残れない。しかし、守るところは守り、変えてはならないことは変えてはならないのである。

本書は、グローバル経済の流れの速さに戸惑い、人材不足に悩み、新製品開発に行き詰っている会社をどう立ち直らせていくかなど、悩み多い経営者に「解決策」「経営のあるべき姿」を、矢崎化工の日本型経営を実例として伝える恰好の良書である。

 

◆著者紹介

1941年東京都渋谷区生まれ

早稲田大学法学部卒、矢崎化工株式会社 代表取締役社長、CREFORM Corporation CEO

 

 
2018/02/28(水) 16:42

英国の幻影

 

日本人が憧れる「英国紳士」という蜃気楼

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著   者/川﨑 享

仕   様/四六判、本文336頁

定   価/本体1700円+税

発   売/創英社・三省堂書店

ISBNコード/ISBN978-4-908272-01-1 C0012

◆主な内容

 「英国大好き人間」が日本には多く存在するのは何故だろうか。その中には“知英派”を自認する外交官、学者、ジャーナリスト、経済人も少なからずいて、誰も皆が魔法にかかったように英国を礼賛する傾向がある。確かに歴史を振り返れば、19世紀末に英国を見た日本人たちは、同じ島国でありながら7つの海を支配する「太陽の没することのなき帝国」を築いた英国人に素直に敬服し、その世界最強の工業力を真似るべく、謙虚に学ぼうとした。そして英国はドイツと共に、明治新政府の「富国強兵」という国是に合致する目標にもなった。また、英国は日本のインフラ整備にも大きく貢献している。日本初の蒸気機関車による鉄道建設を指揮したのが、「お雇い外国人」であるイギリスの鉄道技術者エドモンド・モレルであった。日本に本格的な水道を敷設したのも英国人である。

第二次世界大戦中に英国は日本にとって敵国となったが、日本と英国との間には明治35年から大正12年まで、「日英同盟」が結ばれていた。この世界最強の海軍国との同盟関係構築を抜きにして、日露戦争の勝利はあり得なかったばかりか、第一次大戦後に日本が「五大国」の一国として国際舞台に登場する事もなかったはずである。

幕末以来、英国は日本にとって常に自分たちの先を行く優れた先哲であり続けてきた。しかし、その英国も時代の流れの中で大きく変わっている。たとえば、「英国は未だに階級社会である」と言う日本人が多くいるが、もはや日本人が憧れているような華やかに見える王室と貴族は、英国のほんの一部であって社会全体を代表している訳ではない。

日本人が「貴族(ノーブルマン)」「紳士(ジェントルマン)」「貴婦人(レイディ)」といった礼儀正しい英国人から連想する「上流階級(アッパークラス)」「中産階級(ミドルクラス)」「労働者階級(レイバークラス)」といった言葉で一括りにされるような「階級」社会も、過去の英国の残影、日本人が未だに信じている幻影でしかない。

現在の英国はアメリカ型グローバリズムに席巻された上、旧植民地や欧州諸国からの大量に流入する移民によって社会と経済の構造が劇的に変化し続けている。ただ、日本が英国の衰退の後を追っていることは間違いない。

本書は21世紀に入ってから「英国紳士はどこへ行ってしまったのであろうか」という疑問をベースとして、知識も関心も極めて希薄な英国人と英国好きの日本人とのギャップの大きさに違和感を覚えながら、現代の英国を理解する一助となることを願ってまとめた書である。似ているようで似ていない日英の違いをよくご理解いただけることと信ずるものである。

◆著者紹介

川﨑 享(かわさき あつし)

昭和40 (1965)年4月28日 東京都渋谷区生まれ。

慶應義塾大学経済学部卒業、

ミシガン州立大学大学院史学修士課程修了(中国研究・国際政治)。

電機メーカー、コンサルティング会社などの役員を経て、

平成25年5月より日本製造業一業種一社による異業種集団

「NPS研究会」を運営する㈱エム・アイ・ピー代表取締役社長。

日本取締役協会会員。交詢社社員、英国クロムウェル協会会員。

 

 

NPS戦略経営の人財育成

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著    者/木下幹彌・川﨑 享

仕    様/四六判・376頁

定    価/本体1,800円+税

発    売/創英社・三省堂書店

ISBNコード/ISBN978-4-9906994-8-2  C1034 

 

◆主な内容

 アベノミクスによる景気刺激や2020年の東京オリンピックを控え、久しぶりに景気回復の期待がもたれている。しかし、少子高齢化社会は、徐々に日本の活力を奪い、人口減の本格化で2030年代に日本は先進国から脱落し、世界における存在感は一気に低下するとの見方もある。日本が輝きと活力を維持するために今、何が必要なのだろうか。

 「NPS研究会」とは、トヨタ生産方式を源流にそれを発展させたモノづくりの経営思想により、「日本の優れた製造業を後世の世の中に残すことを使命とする世界に例を見ないユニークな企業集団」である。そこには、約50社に上る大企業・中堅企業が参加している。いずれも様々な異業種におけるトップ企業が、同志的結合の下に互いに切磋琢磨し「ジャスト・イン・タイム」「多品種少量生産」「あらゆるムダを無くす」「全社展開による効率経営」などを目指してきた。30年の歴史の中で多くの高収益企業が育ち、これらの企業群が明日の日本経済を担っていくことは疑いない。

 本書は、安い海外の労働力を求めてますます「空洞化」していく日本の現状を憂い、300年後においても毅然たる日本国家が成り立つためには、雇用吸収力の大きい「製造業」を強化して、生き抜き勝ち残るべきだと言う信念に基づき書かれたものである。従来は、NPSグループ内で秘密のベールに包まれていたモノづくりのための改善の手段・方法、経営戦略を随所に明らかにし、そして「モノづくりはヒトづくり」との基本的な考え方から、ではどのように人財を育成すべきなのかなどのヒントも多面的に開示している。

 古来より、「武士」のことを「もののふ」とも言う。このことから、NPS研究会では、「モノづくり」に真摯にかつ情熱を持って取り組む人たちのことを「モノのふ」と呼んでいる。「改善魂」は「大和魂」によって裏打ちされ、「日本の心」「武士道精神」に結びつく。無資源国・日本が、世界における生産立国・貿易立国として再び立ち上がるために、「モノづくり」を担う「モノのふ」の心を改めて見直すことが重要だろう。その意味で、本書は製造業に関わる多くの人たちはもとより、製造業の重要性をよくご存知ない方たちにぜひお読みいただきたい良書である。

 

◆著者紹介

木下幹彌(きのした みきや)

昭和4(1929)年10月13日 兵庫県神戸生まれ。

   兵庫県立神戸経済専門学校(現・兵庫県立大学)卒業。

   中央紡績㈱、日本シーラント㈱・代表取締役社長、ウシオ電機㈱・

   代表取締役社長を経て、昭和57年7月NPS研究会の運営母体である

   ㈱エム・アイ・ピー代表取締役社長、代表取締役会長兼社長、

   平成25年5月より同社・取締役会長。

   編著に「モノづくりの経営思想」(東洋経済新報社)

 

川﨑 享(かわさき あつし)

昭和40(1965)年4月28日 東京都渋谷区生まれ。

   慶應義塾大学経済学部卒業、ミシガン州立大学大学院史学研究科修士

   課程修了(中国研究・国際政治)。

   鈴村喜久男・NPS研究会初代実践委員長の鞄持ちを務めた後、

   電機メーカー及びコンサルティング会社の役員を経て、平成20年4月

   ㈱エム・アイ・ピー NPS推進室長、取締役、専務取締役、

   平成25年5月より同社代表取締役社長

 

 

ジェントルマンvs. サムライ

ー騎士道と武士道の比較研究ー

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著   者/川﨑 享

仕   様/四六判・英語196頁・日本語268頁

定   価/本体1,800円+税

発行・発売/第三企画出版

ISBNコード/ISBN978-4-908272-07-3

 

◆主な内容

日本の「武士(サムライ)」とはいかなる人物像を指すのか。英国の「紳士(ジェントルマン)」とは何を意味するのか。「武士道」と「騎士道」の源流と歴史から、日英を繋ぐ道徳的価値観の共通性を探る。

What kind of a person befits the image of a "samurai" in the present times? What does the word "gentleman" mean in the present times? This book explores the common virtues and values of men shared by the United Kingdom and Japan by the examining the history of Western and Eastern concepts of chivalry.

 

21世紀を迎え、人類の進む方向は、再びの混乱か、それを乗り越えて平和の道を進むのか? 平和への道は、個人の生き方であり、他人とのコミュニケーションにある。日本の「武士道」は人の為に生きることを基本とする。英国の「騎士道」も同様であり、先人の生き方を見れば明らかである。本書は「武士道」と「騎士道」の歴史をひもとき、人類共通の目的である平和を志向する基本的な生き方を明示し、「人の前に明りを灯す」生き方こそ平和を実現する途であることを示している。

 

◆著者紹介

川﨑 享1965年生まれ、

慶應義塾大学卒業、ミシガン州立大学大学院修了。

電機メーカー、コンサルティング会社などの役員を経て、日本製造業一業種一社による異業種集団「NPS研究会」を運営する株式会社エム・アイ・ピー代表取締役社長

 

―こんな会社経営があっていい

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著    者/久米信廣

仕    様/四六判・160頁

定    価/本体1,300円+税

発    売/創英社・三省堂書店

ISBNコード/ISBN978-4-9906994-6-8 C0065

 

 

◆主な内容

 著者は起業して30数年、浮沈がはげしい広告業界、しかも不動産広告に特化しているにもかかわらず、バブル崩壊やリーマンショックを乗り越え、企業業績を伸ばしてきた。これだけでも並みの経営者ではないが、驚くべきことはその生き様である。

 会社経営と並行して、RBAと著者が呼ぶ社会貢献活動を20数年間、継続して実施し続けてきたこと。65歳となった今でも、少年時代に決意した「世界平和に貢献する世界のリーダーたらん」という志を一貫して持ち続けて、実行している。RBAの活動に必要とあらば、50歳を越えてからでも大学院に通い経済学博士号を取得する、その行動力。

 著者が経営する会社は、最近、本社所在地の区から優良企業として表彰された。これは経営革新や経営基盤の強化などの取り組みにより優れた実績をあげ、地域産業の発展と向上に貢献した中小企業を表彰するもの。著者の並外れたバイタリティ・発想を見て、人は「久米的」というが、著者はそれを「久米適」と言い換える。

 資本主義経済、市場主義経済が曲がり角にあると誰もが感じる今日、こんな発想で会社経営する経営者の存在が、逼塞し出口を探している日本の未来に繋がる明かりを灯している。

 

◆著者紹介

1951 年 1月 徳島県に生まれる

1978 年 日本大学藝術学部卒業

1980 年 現在の第三企画株式会社を創業、代表取締役就任

1989 年 日本不動産軟式野球連盟を結成、

     RBA 軟式野球大会を主催

     任意団体として社会貢献活動RBA をスタート

2000 年 NPO 法人RBAインターナショナルを設立、

     理事長就任

2006 年 明治大学大学院政治経済学研究科博士後期課程終了

     経済学博士

 

 
 

一生懸命が福を呼ぶ

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著   者/中野 清

仕   様/A5判、392

定   価/本体2,300円+税

発   売/創英社/三省堂書店

ISBNコード/ISBN978-4-908272-04-2 C0023

 

 ◆主な内容

 本書は、川越に生まれ育ち、家業の和菓子屋を経営するとともに、若くして政治の世界に飛び込み、市議会議員、県議会議員、衆議院議員として活躍した著者の半生の物語である。

 著者は、商店の経営者の立場から、特に中小企業を守る政治家として、「あきんど議連」の会長を務め、政治の世界から商店街や商店主を支えた。

 また、大好きな川越市を「くらづくりの街」として今日の隆盛を築いた中心者の一人である。

 本書の発刊にあたり、政治家の大先輩である中曽根康弘元総理大臣は、次のような推薦文を著者に贈った。

〝本書は、菓子屋の主人から始まり市議・県議を経て国政・副大臣へと駆け上がった中野清さんの半生を記したものである。

 川越への尽きることのない郷土愛が全編を貫いている。そうした思いは全国の自治体や中小企業の発展のために注がれ、中野さんが奔走し、努力した数々の奮闘の結果が施策となって全国の地方や企業を支えている。

 その足跡に慎んで敬意を表し、なお一層の活躍を祈りたい。   中曽根康弘〟

 著者の生きる原点は一人の庶民であり、一人の商人である。戦後日本の経済界を席巻する「株式会社」という株主のための儲け優先の組織に大きな疑問を抱き、「お客様のため」を貫く一人の商人として、現実の政治の世界に身を置き、「正直に生きる」、「一生懸命に生きる」著者の生き様が、地に足の着いた、地道な活動の結果、今日の施策の根幹を貫いていることを実感させられる。

 「一生懸命が福を呼ぶ」、人のためを想い、人の役に立つ生き様を貫く政治家として著者の生きる姿勢が日本の未来を担う子どもたちの道標となることを願うものである。

 

◆著者紹介

1936年川越市生まれ

明治大学卒、前衆議院議員、元厚生労働副大臣、㈲くらづくり本舗会長

 

 
 

 

 

『BUSHIDO  AND  THE  JAPANESE  SPIRIT』

(Bilingual Japanese and English[translation]Edition)

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著   者/百瀬恵夫・篠原

訳   者/池内 正直

仕   様/四六判・332

定   価/本体1,800円+税

発   売/創英社/三省堂書店  

ISBNコード/ISBN978-4-908272-00-4 C0012

 

◆主な内容

 日本と日本人に対する世界の評価は様々だが、日本を知る多くの外国人が口にするのは日本人のモラルの高さである。日本のどこの町(街)や村を訪ねても常に掃除・清掃が行き届き清潔である。また、日常生活においては人を思い遣り、規律を守ることが当たり前になっている。

 あの2011311日(平成23年)に北関東・東北地方を襲った東日本大震災の時にも、被災者は家族を亡くし家を失い、水や食料に困窮する寒空の下で、冷静沈着・我慢強く救援を待ち、略奪が行われることもなく、列を乱し我先に物資を奪い合う姿もなかった。

 では、そうした日本人の世界に冠たるモラルの高さ、倫理観などは一体どこから来たのであろうか。その原点・源流は1000年も以前、いやもっと古く日本神話の時代に起因する自然信仰・御霊信仰・皇祖信仰などに端を発している「お蔭様の心」・「感謝の心」ではないだろうか。その精神文化が、やがて「大和魂」「武士道」と呼ばれるようになり、「和」を貴ぶその生き様が、現在でも日本人の精神や日本人の心のDNAとして脈々として受け継がれていると考えるべきである。

 「日本精神」、それこそが「武士道」であり、「大和魂」なのである。それにしても、日本社会からサムライの心を持った人物が姿を消してから既に久しい。「あの人はサムライだ」と言えば、「男らしく毅然とした立派な人間だ」という意味で使われてきた。それは何も「能力」の高さを言っているのではない。むしろ、個人に固執する〝小我〟から他人の心に生きる〝大我〟へと昇華し、全ての責任を担い「主体者として生きる」ことへの「覚悟」があるか、ないか、が問われているのである。

 私たち日本人は、今こそ、改めて「武士道」「大和魂」「もののふの心」を通じて、「日本精神」をもう一度見直す時にある。「武士道」は日本人にとって最高の道徳規範であり、大我に生きるための行動規範ともいえる。それは世界の人々にとっても貴重な精神的指針になることは疑う余地がない。

 「武」とは、「戈(ほこ)を止める」と書く。「戈を止める」とは「戦いをやめる」という意味である。まさに、「武士道」こそ世界を平和に導く大きなカギになると信じるものである。

 

◆著者紹介

百瀬恵夫(Shigeo Momose

現在、明治大学名誉教授 経済学博士

1935 年、長野県生まれ。

明治大学政治経済学部卒業。後に同大学大学院博士課程単位取得。

明治大学政治経済学部教授(政経学部長)、明治大学体育会柔道部長、

ケムブリッジ大学客員フェロー(英国)、環球科技大学客員教授(台湾)、

モンゴル国立大学客員教授などを歴任。

 

篠原 勲(Isao Shinohara

現在、企業文化研究所理事長

1942 年、東京都生まれ。

明治大学政治経済学部卒業。東洋経済新報社入社、『会社四季報』編集長、

『週刊東洋経済』論説委員、編集局次長、取締役営業局長、取締役出版局長、

立正大学講師、鳥取環境大学環境学部教授、㈱タウ取締役などを歴任。

 

◆訳者紹介

池内正直(Masanao Ikeuchi

現在、明治大学名誉教授

1943 年、長野県出身。中国・青島生まれ。

京都大学文学部アメリカ文学科卒業、同大学院修士課程修了。

明治大学政治経済学部教授。明治大学国際交流センター所長。

明治大学体育会少林寺拳法部長。

日英言語文化学会代表幹事、理事、副会長などを歴任。

 

 
 
2016/04/04(月) 00:00

英国紳士 vs. 日本武士

「武士道」&「騎士道」の歴史学

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著    者/川﨑 享

仕    様/四六判・308頁

定    価/本体1,700円+税

発    売/創英社・三省堂書店

ISBNコード/ISBN978-4-9906994-9-9 C0012

 

◆主な内容

本書は、「英国紳士」と「日本武士」の比較から、「サムライにしてジェントルマンたれ」と、尊敬される男の「生き様」とは何かに、ズバリ切り込んだ人間学である。

日本でサムライの心や雰囲気を持ったような人物がいなくなり始めたのは、バブル時代の頃からであった。一方で「騎士道精神」の流れを汲む「英国紳士」も、東西冷戦時代からその生存空間を失い続けてきた。高潔で品性があり、シャイで皮肉屋、ちょっと気取っていてもフェアでクールな「英国紳士」は、もうロンドンで見掛けることがほとんどない。

急激で強大なグローバル化の波が、日本だけなく伝統を重んじると信じられてきた英国においても金銭の多寡、稼ぐ力が社会における人間の優劣や強弱の判定基準となり、古来の美風や精神が人間の価値として重視されなくなってしまったからである。

 「日本武士」と「英国紳士」としての「心構え」や「気構え」が廃れつつある現在、この古き良き気風の喪失をそのまま見過ごしてしまうのか、そこから何かを改めて学び直して次世代へ伝えるのか、私たちは重要な分岐点に立たされているのである。日本が政治経済・外交・家庭生活などについて滅亡の危機に立つ前に、現代の日本人は「武士」の心と精神を子孫に伝え残さなくてはならないのである。

本書は、「紳士たれ」「男らしく堂々たれ」を説き、日本と日本人の将来の生き方を示す心に残る一冊である。

 

◆著者紹介

昭和40(1965)年 東京都渋谷区生まれ。

慶應義塾大学経済学部卒業。

ミシガン州立大学大学院史学修士課程修了(中国研究・国際政治)。

電機メーカー及びコンサルティング会社の役員を経て平成25年5月より日本製造業による異業種集団であるNPS研究会を運営する㈱エム・アイ・ピー代表取締役社長。

近著に「木下幹彌・川﨑享著『モノづくりと武士魂』(第三企画出版、2014年)」がある。

 

 
2014/04/23(水) 00:00

北野家の躾と家族愛

母は〝強し〟弟は〝たけし〟

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著    者/北野 (まさる)

仕    様/四六判・232頁

定    価/本体1,500円+税

発    売/創英社・三省堂書店

ISBNコード/ISBN978-4-9906994-7-5  C0012

 

◆主な内容

北野(まさる)さんは、ビートたけしさんのお兄さんである。北野大さんは、博士号を持つ大学教授で、その真面目で誠実な人柄や豊富で幅広い見識と回転の速い頭脳はテレビでもおなじみだ。大学を中退してお笑いの世界に入った弟たけしさんは、今や映画監督としても知られる著名人。この対照的な人生を歩む北野さん兄弟は、東京下町の貧しい家に生まれたという。お父さんは、大酒のみの酔っ払い。子供の教育には全くの無関心。しかし、お母さん(さき)の躾と教育は妥協を許さぬものだったという。この北野兄弟の素晴らしい一面は謙虚であるということだ。決して威張らない。子供の頃から聞かされた「自慢・高慢バカがする」「実るほど頭を垂れる稲穂かな」というお母さんの口癖が、今でも忘れられないからである。お母さんは、二人に勉強の大事さを常に強調してきた「元祖教育ママ」である。しかし、本当に子供たちに教えたかったことは苦しさを跳ね返す「人間力」だったのだろう。北野兄弟は、母親からどのような躾と教育を受けてきたのか、北野家の真相を笑いと涙で綴ったのが本書である。

「あなたの考え方は古臭い」と言われ、「そりゃそうだよ、僕は明治(大学)の出だからね!」と笑い飛ばす大さん。貧しくとも元気だった時代の日本の家庭を、家族愛を再確認し、温かい日本の心を取り戻すための応援の書である。

 

◆著者紹介

1942年(昭和17年)、東京都足立区島根に4人兄弟の次男として生まれる。

1965年 明治大学工学部 工業化学科卒、2年間の民間会社勤務を経て、

1972年 東京都立大学大学院 工学研究科工業化学専攻 博士課程修了。

    分析化学で博士号を取得(工学博士)、専門は環境化学。

2006年 明治大学理工学部応用化学科教授。

現 在 淑徳大学人文学部教授。

    経済産業省化学物質審議会委員。

    明治大学理事長付き特任アドバイザー、

    明治大学校友会副会長。

    タレント、ビートたけし(映画監督 北野 武)の実兄。

 

 
2014/03/13(木) 00:00

日本の物流

 

世界に誇る日本の文化と心

田中日本の物流表紙.jpg

著    者/田中徳忠

仕    様/四六判・312頁

定    価/本体1,700円+税

発    売/創英社・三省堂書店

ISBNコード/ISBN978-4-9906994-6-8 C0065

 

◆主な内容

物 流が世界を変える。経済・社会・文化に複合的にかかわる物流史観、国際化の中で物流ビジネスはどう変わるのか、物流のすべてを知る著者の、長年にわたる研 究結果から、現代の世界から高く評価される日本の物流の基盤が日本の文化と心にあることを解き明かし、未来に伝承すべき日本の心を強調している。

著者は本書のあとがきで、「最後に、本書をまとめていく際に、日本の物流のルーツを探る作業の中で、いにしえの「和の国」日本の素晴しい文化と、それに育まれてきた和を尊ぶ日本の心の重要性と普遍性を再確認することができました。

 それは、世界に類を見ない一四三五年も続く企業の存在や、地球規模で自社製品の所在や状態の管理サービスを提供している企業の存在が、誰よりも雄弁に証明していると考えます。

 戦後の日本で急速に忘れられつつある日本の文化・日本の心を、今こそ自信と誇りを持って、国内はもとより、世界に発信していかねばならないと考えるものです。」と述べている。

 

◆著者紹介

1941年 東京生まれ

1963年 明治大学商学部卒業

1963年 丸善株式会社入社

1991年 電子計算機事業部第一営業部長

1996年 流通システム部長

1999年 丸善株式会社退職

同    年 ㈲セントラル流通研究所設立 代表取締役

2002年 明治大学大学院経済研究科博士前期課程(修士課程)修了

2004年~2009年 独立行政法人 中小企業基盤整備機構の「物流効率化アドバイザ-」担当

 

2013/10/03(木) 19:41

長銀破綻のなぜと悔恨

バブルの罠と魔力

著    者/上田浩明

仕    様/四六判・236頁

定    価/本体1,600円+税

発    売/創英社・三省堂書店

ISBNコード/ISBN978-4-9906994-5-1  C0036

 

◆主な内容

本書は、かつて日本の銀行界においてその名を知られた日本長期信用銀行(長銀)がなぜ突然にして破綻に追い込まれたのか、長年闇に包まれていた真実をいま明かした意義ある好著である。著者は、当時、同行トップの一人・上田浩明氏。隠されていた秘密について、ようやく重い扉を開いたのが本書である。

長銀の破綻原因には、日本の経済力を弱めるための「アメリカの陰謀」が背景にあると見られてきた。あるいは、アメリカの影の力に踊らされた日本の当局が、〝国策捜査〟と呼ぶ強引なやり方で、最後の首を絞めたとの見方もある。それは、長銀を「粉飾決算」の犯罪者に仕立てることであった。1999年12月、元長銀の旧経営陣3名が刑事事件で起訴され、さらに総勢16名に総額90億円の損害賠償請求がなされた。しかし、結局のところ「粉飾決算」の事実はなく、裁判で被告たちは無罪を勝ち取った。

長銀の悪夢の始まりはバブルと言う魔力に魅せられたことにある。カネ余りと低金利は、慎重な銀行の本来のあり方を根底から揺すぶった。株と不動産の値上がり益で、濡れ手に粟で儲ける〝錬金術〟の虜になった。その結果の暴落相場から素早く逃げる柔軟姿勢を失っていた。これが、超大型銀行経営破綻の真因である。

いま、自民党が復活し安倍政権は「アベノミクス」を打ち出した。低金利・財政による経済刺激策である。そこに、東京オリンピックの招致成功が、景気の上昇に拍車をかける。既に株式相場は上昇に弾みを付け、マンションブームを初めとする不動産の活況をもたらしている。バブルの行く末は、決まっている。大不況である。

本書は、その意味でバブルの再燃に警鐘を鳴らすものである。なぜ長銀は崩壊したのか、その原因となるバブルはなぜ起こり、なぜそれを回避できなかったのか。私たちは、改めてここで、「歴史は繰り返す」ことを忘れてはならない。

 

◆著者紹介

1929年 静岡県松崎町生まれ。

1953年 東京大学法学部卒業、日本長期信用銀行入行、日本郵船出向、業務開発部長、中堅企業第一部長、仙台支店長、福岡支店長、総務部長を歴任。

1982年 常務取締役

1985年 日本長期信用銀行退任、日本エンタープライズ・ディベロップメント(NED)社長就任、ニュービジネス大賞審査副委員長、立教大学・横浜国立大学・慶應義塾大学ビジネスクール非常勤講師などを歴任

1987年 明治大学政治経済学部中小企業研究会客員(現在に至る)

1996年 日本エンタープライズ・ディベロップメント退任

 


 
2013/10/03(木) 19:33

柔道と人間形成

武士道に学ぶ「知徳体」の心

著者/吉田秀彦

仕様/四六判・280頁

定価/本体1,600円+税

発売/創英社・三省堂書店

ISBNコード/ISBN978-4-9906994-4-4  C0075

 

◆主な内容

私が今日あるのは柔道のお蔭である。私にとって柔道はすべてである。だから、日本の柔道の衰退には非常に危機感を覚えている。私は2002年に、お世話になった新日本製鐵を退社するとともに、明治大学の柔道部監督も辞して、「吉田道場」を開設した。 その後、柔道普及のために無料柔道体験教室「VIVA JUDO!」の開催にも踏み切った。これらはすべて、私が柔道と言う世界で育てていただいた恩返しの想いによるものである。

子供たちに私が心から届けたい言葉は、「一生懸命頑張りなさい。一つのことに打ち込めば必ず道は拓ける」ということである。 (本書「まえがき」より)

 

◆著者紹介

1969年 愛知県大府市生まれ

現在、パーク24 柔道部監督、NPO法人「ビバ・スポーツクラブ」理事長

1992年 明治大学経営学部卒業、同年新日本製鐵入社。

1992年 バルセロナオリンピック柔道78㎏級金メダリスト。

      ほか、全日本学生選手権、嘉納治五郎杯、世界選手権等数々のタイトルを獲得。

2002年 新日本製鐵退社。

1997年~2002年 明治大学柔道部監督。

2002年 吉田道場設立。

2011年 パーク24柔道部監督。

2012年 NPO法人「ビバ・スポーツクラブ」設立。

 

 
元商社マンが切る国際情勢分析
著   者/松岡嘉幸
仕   様/四六判・258頁
定   価/本体1,600円+税
発   売/創英社・三省堂書店
ISBNコード/ISBN978-4-9906994-2-0


◆主な内容
「外」から見える日本は、国力は落ち、衰退過程にあるけれども、まだまだ豊かで恵まれた、力のある国である。しかし、このまま当てもなく漂流し続ける時間的余裕は明らかになくなってきている。一日も早く漂流を止め、目指すべき目的地を定め、それに向かって舵を切る必要がある。そのためには、孫子の兵法にある「敵(外)を知り、己(内)を知れば百戦危うからず」を肝に銘じ、「内向き、下向き、後ろ向き」姿勢を改め、積極的に「外に出、外の内に入って外を知る」ことが強く望まれる。「グローバル人材」の育成の必要性が声高に叫ばれる所以である。


◆著者紹介
1947(昭和22)年 大阪府生まれ
現在、株式会社M・A・Tエンタプライズ 代表取締役
1970年住友商事入社、有機化学品第二部長、石油化学事業室長、オーストラリア住友商事社長、シンガポール住友商事社長、住友商事ケミカル社長を歴任。2006年住友商事代表取締役執行役員、化学品事業部門長、2008年住友商事顧問、同年住友商事退職。

 

2013/05/06(月) 00:00

耐えてこそ花は咲く

~信条は「身の丈経営」~
著   者/津波古勝三
仕   様/四六判・228頁
定   価/本体1,800円+税
発   売/創英社・三省堂書店
ISBNコード/ISBN978-4-9906994-1-3


◆主な内容
太平洋戦争の最終段階で沖縄は米軍の非情な猛攻撃に遭い、父親と長兄を亡くす。
極貧生活の中で、3人の子供を育てた母親の苦労は並大抵ではなかった。
高校卒業後、「米留」ではなく「日留」を選択。沖縄に戻り、サラリーマンを経て、兄弟三人で起業する。儲からず、赤字続き。でも、あきらめなかった。「雨垂れ石を穿つ」の思いで辛抱を重ねた。
若い世代に語り継ぐ、沖縄経済界の重鎮が振り返る「耐え続けた」人生哲学とは。


◆著者紹介
1941(昭和16)年12月27日 沖縄県与那原町生まれ
現在、㈱技建代表取締役社長、全国生コン産業厚生年金基金評議員、沖縄県生コンクリート協同組合理事長、沖縄県生コンクリート工業組合理事長、全国生コンクリート工業組合連合会九州地区本部副本部長、全国生コン産業厚生年金基金理事、全国生コンクリート協同組合連合会理事、沖縄県中小企業団体中央会理事、㈳沖縄県建設産業団体連合会副会長、沖縄県生コン産業協同組合連合会会長、沖縄県JIS協会顧問、沖縄県中小企業団体中央会会長、那覇空港拡張整備促進連盟副会長、国有財産沖縄地方審議会委員(内閣府沖縄総合事務局)、沖縄振興開発金融公庫運営協議会委員(内閣府)、㈶沖縄県産業振興公社理事、全国中小企業団体中央会理事、新事業創出促進出資運営評議会評議委員(沖縄振興開発金融公庫)他多数の役職を務める沖縄経済界の重鎮。平成24年春の叙勲受章(旭日双光章)。

 

 
こんな社長/こんな研修
著    者/白鳥千夜
企    画/特定非営利活動法人RBAインターナショナル
仕    様/B6版・126頁
定    価/本体930円+税
発    売/創英社・三省堂書店
ISBNコード /ISBN978-4-902281-02-6


◆主な内容
ある女子大生が、ひょんなことから1年ほどアルバイトをしているD社の新卒社員を中心にした社内研修に参加した。ここに、ユニークな経営をしているユニークな社長の研修内容が明かされる。新卒社員に年齢が近いこの女子大生が、社員と異なる視点から社内研修を覗いて語る感想が新鮮だ。D社は中小企業ながら独自の経営哲学をもって四半世紀にわたって成長を続けてきた会社。これから社会に出る学生にとって、同世代の若者が経験した本物の企業内研修風景は間違いなく「おもしろい」。


◆著者紹介
白鳥千夜は法政大学文学部在籍中の21歳。研修時の心象風景を描写する文章力は読者を引きずりこんで一気に読ませる力がある。

 

―不動産流通業界編
    /久米信廣
執    筆/第1章 RBA・第三企画「元気印仕事マン」作成委員会
       第2章 1.みずほ総合研究所株式会社主任研究員 鈴木 秀貴
            2.、3.みずほ総合研究所株式会社主任研究員 辻 隆司
       第3章 RBA・第三企画「元気印仕事マン」作成委員会
       資 料  RBA・第三企画「元気印仕事マン」作成委員会
企    画/特定非営利活動法人RBAインターナショナル

仕    様/A5判・190頁
定    価/本体1,200円+税
発    売/創英社・三省堂書店
ISBNコード /ISBN4-902281-03-3


◆主な内容
住宅を購入したり売却したりするときに世話になるのが不動産流通会社の担当者。不動産屋と呼ばれた時代は今や昔。専門的な知識と顧客のニーズを的確につかむ感性がなければやっていけない。一生に何度もあるわけではない高額な取引に関ってもらうキーパーソンはどんな人間なのだろう。第1章はこの業界大手・中堅会社で活躍する25人の元気印仕事人の素顔に迫る。その多くは業界のRBA野球大会でも活躍する人間味あふれる人物たちだ。第2章はみずほ総研による業界分析、第3章は元気印仕事人たちが所属する大手・中堅企業18社の特色・理念、求める人材像を詳らかにする。


◆監修者紹介
久米信廣は第三企画㈱の社長でありRBA野球大会の主宰者。四半世紀以上、仕事を通じて不動産流通業界にかかわり、つぶさに元気印の営業担当者を見てきた。経済学博士(明治大学)でもある異色の経営者。

 

2013/04/12(金) 16:37

リンガーハットの挑戦

美味しさの秘密は?

長崎ちゃんぽんを世界に

著   者/篠原勲
仕   様/四六判・180頁
定   価/本体1,300円+税
発   売/創英社・三省堂書店
ISBNコード/ISBN13-978-4902281-08-8


◆主な内容
全国に約500店を展開するリンガーハットの歴史は、まさにドラマである。本書は、創業50周年のリンガーハットの歴史と熱い戦いを語る。米濱和英社長がひたすら真面目な経営姿勢を貫いてきたことに注目した本書は、経営の何たるかを解き明かす。


◆著者紹介
現在、企業文化研究所所長。1942年、東京都新宿生まれ。明治大学政治経済学部卒業。東洋経済新報社入社、産業・会社部長、『会社四季報』編集長、『オール投資』編集長、『週刊東洋経済』説委員、編集局部長・次長、取締役営業局長・同広告局長を経て、立正大学講師、鳥取環境大学教授、(株)タウ取締役を歴任。清松コンサルタント日本代表(本社・ベトナム)

 

努力と挑戦を重ねたタフな精神力
著   者/百瀬恵夫・篠原勲・葛西和恵
仕   様/四六判・220頁
定   価/本体1,300円+税
発   売/創英社・三省堂書店
ISBNコード/ISBN13-978-4902281-06-4


◆主な内容
世のリーダーになる能力を秘める体育会系。ひ弱な優等生とは違い、体育会系出身者は前に出る力と決して諦めない強靭な精神で企業・社会の変革に挑むエネルギーを備えている。本書は体育会系であってビジネス界のリーダーとなった人物を次々にとりあげて、その実力を実証する。


◆著者紹介
百瀬恵夫:明治大学名誉教授、経済学博士
篠原 勲:企業文化研究所所長
葛西和恵:法政大学キャリアデザイン学部キャリアアドバイザー

 

2013/04/12(金) 16:35

「武士道」と体育会系

〈もののふの心〉が日本を動かす
著   者/百瀬恵夫・篠原勲
仕   様/四六判・264頁ハードカバー
定   価/本体1,500円+税
発   売/創英社・三省堂書店
ISBNコード/ISBN13-978-4902281-07-1


◆主な内容
『日本人として、生き方の理想像はどこにあるのだろうか。日本人の「誇り」「美意識」「美学」とは何か』を問うとき、「武士道」という日本人が長い歴史をかけて磨き上げてきた「もののふの心」という精神性の基盤があることに気づく。そして、この混迷を深める現代社会を再構築するために必要な物、それが過去に忘れ去った「辛抱」「我慢」「思い遣り」の心を基盤とした武士道精神である。


◆著者紹介
百瀬恵夫:明治大学名誉教授、RBAアジア中小企業研究会会長(本部:中国・北京大学)、台湾・環球技術学院大学院客員教授、モンゴル国立大学客員教授、NPO法人 OSI(沖縄観光産業)研究会理事長、沖縄県地場産業・泡盛を育てる「紺碧会・東京」会長、沖縄県産業計画推進アドバイザー(地場産業)
篠原 勲:企業文化研究所所長

 

2009/12/01(火) 00:00

家族の大切さ

 
企    画/RBAインターナショナル
定    価/--
発    行/2009年12月


◆ひと言
幸せに向かってすすむ家族が持つ力が総和が家族力の家族の大切さを訴え、現代社会が見過ごしている大切なものを思い出させるCD。

 

2009/10/01(木) 00:00

過去・現在・未来

/一回しかない人生だから①
企    画/RBAインターナショナル
定    価/2,858円(税別)
発    行/2009年10月


◆ひと言
一つの生命を育てることが、未来を育てること。一人の人間を変えることが、世界を変えること・・・・・その想いを込めたRBAインターナショナル合唱団のナンバーをアルバム化。

 

 
作     /久米信廣
絵     /白鳥千夜
企   画/特定非営利活動法人RBAインターナショナル
仕   様/A4変形型版・71頁
定   価/本体1,200円+税
発   売/創英社・三省堂書店
ISBNコード/ISBN978-4-902281-05-7


◆主な内容
RBAインターナショナル久米信廣会長は、長年にわたって、自らの想いを詩に託し、その詩に曲をつけて発表してきました。この絵詩集はこれらの歌詞を集め、それに温かくメルヘンチックなタッチの絵を添えたものです。


◆著者紹介
作:久米信廣
第三企画株式会社の代表取締役社長。徳島県生まれ。日本大学芸術学部卒。経済学博士(明治大学)。

絵:白鳥千夜
白鳥千夜は法政大学文学部在籍中の21歳、風貌静謐にして大和撫子の雰囲気を漂わせる。興福寺の阿修羅像を想起させるきりっとした表情と憂いをふくむ目線をあわせ持つが、感覚は現代的、絵の描写力は両親のDNA、天性のものである。

 

2008/08/01(金) 00:00

〈絵本〉蜂が見たもの

 
原   作/久米信廣
絵   文/白鳥千夜
企   画/特定非営利活動法人RBAインターナショナル
仕   様/B4変形型版・24頁
定   価/本体1,200円+税
発   売/創英社・三省堂書店
ISBNコード/ISBN978-4-902281-04-0


◆主な内容
ある日お百姓さんが畑を耕していました。そこで蜂さんは悲惨な光景をみました・・・。原作者の想いは、「300年後に生まれくる子供達のために、今以上の地球環境を残していこう。」と読者に呼びかけています。人間としての善の連帯を広め、未来からの使者である子供達のために今以上の地球環境を残して行きたいとの強い願いが伝わってきます。


◆著者紹介
原作:久米信廣
第三企画株式会社の代表取締役社長。徳島県生まれ。日本大学芸術学部卒。経済学博士(明治大学)。

絵と文:白鳥千夜
白鳥千夜は法政大学文学部在籍中の21歳、感覚は現代的、文章力は「こんな社長いかがですか?」で実証済み。

 

2006/09/01(金) 00:00

現代日本文明論

―神を呑み込んだカミガミの物語(はなし)
著    者/上野景文
企    画/特定非営利活動法人RBAインターナショナル
仕    様/RBA新書・194頁
定    価/本体700円+税
発    売/創英社・三省堂書店
ISBNコード /ISBN4-902281-01-9


◆主な内容
西洋の一神教的世界観に対峙せざるを得ない日本、この日本の本質とは?第一の視点はアニミズム的メンタリティ、第二の視点は文明の二重性、これらを軸に日本文明の特色を浮かび上がらせ、国際社会での日本の文明的位置づけを明示する。豊富な在外体験をベースに、欧米だけでなく、中南米、アジアをも視野に入れたスケールの大きな文明観を提示している著者が、日本の真髄を解き明かす。


◆著者紹介
前駐バチカン大使、現在杏林大学客員教授。1948年生まれ。1970年東京大学教養学部を卒業し外務省へ。1973年英ケンブリッジ大学経済学部卒業、のちに修士課程修了。国際交流基金総務部長、駐スペイン公使、駐メルボルン総領事を経て、2001年から3年間駐グアテマラ大使を経て国際研修協力機構(JITCO)常務理事、2006年より駐バチカン大使。文明論考家、アニミズム論考家としての顔をもつ異色の外交官として注目されている。