2016/04/04(月) 00:00

川越を愛し、国政に尽くした 菓子屋と政治家の八〇年

一生懸命が福を呼ぶ

17中野本帯つき表紙net用72.jpg

著   者/中野 清

仕   様/A5判、392

定   価/本体2,300円+税

発   売/創英社/三省堂書店

ISBNコード/ISBN978-4-908272-04-2 C0023

 

 ◆主な内容

 本書は、川越に生まれ育ち、家業の和菓子屋を経営するとともに、若くして政治の世界に飛び込み、市議会議員、県議会議員、衆議院議員として活躍した著者の半生の物語である。

 著者は、商店の経営者の立場から、特に中小企業を守る政治家として、「あきんど議連」の会長を務め、政治の世界から商店街や商店主を支えた。

 また、大好きな川越市を「くらづくりの街」として今日の隆盛を築いた中心者の一人である。

 本書の発刊にあたり、政治家の大先輩である中曽根康弘元総理大臣は、次のような推薦文を著者に贈った。

〝本書は、菓子屋の主人から始まり市議・県議を経て国政・副大臣へと駆け上がった中野清さんの半生を記したものである。

 川越への尽きることのない郷土愛が全編を貫いている。そうした思いは全国の自治体や中小企業の発展のために注がれ、中野さんが奔走し、努力した数々の奮闘の結果が施策となって全国の地方や企業を支えている。

 その足跡に慎んで敬意を表し、なお一層の活躍を祈りたい。   中曽根康弘〟

 著者の生きる原点は一人の庶民であり、一人の商人である。戦後日本の経済界を席巻する「株式会社」という株主のための儲け優先の組織に大きな疑問を抱き、「お客様のため」を貫く一人の商人として、現実の政治の世界に身を置き、「正直に生きる」、「一生懸命に生きる」著者の生き様が、地に足の着いた、地道な活動の結果、今日の施策の根幹を貫いていることを実感させられる。

 「一生懸命が福を呼ぶ」、人のためを想い、人の役に立つ生き様を貫く政治家として著者の生きる姿勢が日本の未来を担う子どもたちの道標となることを願うものである。

 

◆著者紹介

1936年川越市生まれ

明治大学卒、前衆議院議員、元厚生労働副大臣、㈲くらづくり本舗会長