―神を呑み込んだカミガミの物語(はなし) | |
著 者/上野景文 企 画/特定非営利活動法人RBAインターナショナル 仕 様/RBA新書・194頁 定 価/本体700円+税 発 売/創英社・三省堂書店 ISBNコード /ISBN4-902281-01-9 ◆主な内容 西洋の一神教的世界観に対峙せざるを得ない日本、この日本の本質とは?第一の視点はアニミズム的メンタリティ、第二の視点は文明の二重性、これらを軸に日本文明の特色を浮かび上がらせ、国際社会での日本の文明的位置づけを明示する。豊富な在外体験をベースに、欧米だけでなく、中南米、アジアをも視野に入れたスケールの大きな文明観を提示している著者が、日本の真髄を解き明かす。 ◆著者紹介 前駐バチカン大使、現在杏林大学客員教授。1948年生まれ。1970年東京大学教養学部を卒業し外務省へ。1973年英ケンブリッジ大学経済学部卒業、のちに修士課程修了。国際交流基金総務部長、駐スペイン公使、駐メルボルン総領事を経て、2001年から3年間駐グアテマラ大使を経て国際研修協力機構(JITCO)常務理事、2006年より駐バチカン大使。文明論考家、アニミズム論考家としての顔をもつ異色の外交官として注目されている。 |