Daisan Kikaku Inc.
 

   そもそも、価値観とは
   何が大事で、何が大事でないかの判断の基準
   そして、それは今までの生き方・経験の積み重ね


   そんな過去の経験で心深く残るもの
   それを私達は、トラウマという
   やったけど、ダメだった!等々


   それは、トラウマ=精神的外傷
   今の心理に、大きな打撃となり
   その後に、大きな影響を与える


   このトラウマという過去の経験は
   未来に対して顔を出してくる
   もしダメだったらどうしよう!等


   そして最も大事な今に顔を出してくる
   そう、うまくいかなくて悩んでいる今
   全てが、うまくいっていないかのように落ち込ませる


   そんなトラウマを、知らず知らずとはいえ
   大事にしまって、今を判断し、今を生きている
   だから、いつまでも変わらない、変われない


   そんな今を、打ち破りたければ
   今の価値観に、しがみつかない

   自分一人で決めない、やらない

                                                 2016.7月

 

世間は、何をするかよりも
それが正解かどうかを問う
また後に生かせるかを問う


私達に見えるのは過去と今
そして、選べるのはひとつ
だから世間はこう安心する


選択する時点でしっかり考え、一番良いと思える選択をすること
選んだ道をこれが最善だったのだと思えるよう意志を持って進むこと
そして、そうすればこそ自分が選んだその道が、本当に最善になると


またある場所では
選択したその選択が有意義であったと言えるかどうか
選択そのものではなく、その後どう過ごしたかにある


どちらにせよ、それでは今迄の延長線上の思考
それは、自らがコントロールできるという前提
そうやって、選択に悩む今があるにも関わらず


とまれ現代人よ、選択する貴方のその振る舞いにすべてが含まれている
           そう選択とは、今の価値観で先の全てを決めゆく行為
           それは過去の経験で先を選び、今の経験で先を択ぶ事


                                                                                                                                                                     2016.6月

 

   経営者においての関心
   それは最大利益の獲得
   社員と共に社業を回す

   働く人達の目的は自己実現
   会社はその為の場
   同時に会社は利益創出の場


   全ての目的達成には手段が必要
   会社における目的は利益の獲得
   そして、その手段は社業の推進


   社業の推進という目的の達成
   その手段となるのが
   ヒト・モノ・カネのやり繰り


   「 やり繰り」とは
   あれこれ工夫して、都合をつけること
   「 つける」は差し障りを取り除くこと


    その対象が、ヒト・モノ・カネ
   ここで注意
   ヒトが、モノとカネと同列にされている

 

   モノとカネには心はない、しかしヒトには心がある

   そして共に「都合の対象」

   都合の対象には「ホワイト」も「ブラック」も無い


                                                                                                                         2016.5月

今の世の常識?
ホワイトが善?
ブラックが悪?

会社を対象にしたもの
単純な二分法である
そこに真ん中は無い

そもそも会社は株式会社の略
法律で決められた制度であり
利益の追求を目的とする法人

その制度は
株主が統治する世界
株主が主権者である

株式を上場すれば株主は増える
このことは
不特定多数の主権者を作ること

その主権者である、株主の目的は
株式の短期間における価値の上昇
それは、お金儲け・ビジネスである

多くの株主にそれ以外の関心はない
ましてやホワイトもブラックも無い
だから、無くならないかも知れない

                                      2016.4月

先月号の話である
善知識は、環境であるといった
環境とは、取り囲まれた環の中

ここでいう環境は
環の中の事柄ではなく、中にいる人間
そう、アリストテレスがいう〝類は友を呼ぶ〟である

仲間を非難している人は
仲間から非難されてる人
バランスよく釣り合っている

非難する人にとっては
非難できる環境が、善い環境
できない環境は、悪い環境である

だからこそ、誰もが気をつけなければ
世の中どこに行っても、善い環境ばかりだから
よい感じだからといって安心は禁物だ!

一番頼りにならないのは
その時々の「我が心」である
我国の誇る正哲は言った

「心の師とはなるとも心を師とせざれ」

師とは、現実社会でのお手本である
    現実社会での生き様である
                        2016.3月

その人らしさとは
立ち方、歩き方、座り方
そして、聞き方、喋り方

そして、その人らしさは
いつも、読んでいるも
いつも、聞いているもの

誰と一緒にいる?
話してる中身は?
着ている洋服は?

「蘭室の友に交わりて麻畝の性となる」という言葉がある
蘭室の友(蘭の香りのように人徳の香り高き人)に交われば
曲がって育った蓬(=よもぎ)でも麻畑に従えば真っすぐに育つようになるとの意

「蘭室の友に交わりて」とは
香り高い蘭のある部屋に衣類を保管すると
その香りが自然に衣類につくようにとの意

誰を尊敬し、誰の言うことを聞くかは
我らの人生、いかに生くべきかの表裏
誰であってもいいというものではない

この一年を生きる前に
今の環境をよく見よう
善知識とは環境なのだから

               ※環境=交わる人の意

                                         2016.2月


今年こそは、ちゃんとしよう
そう言いながら何年過ぎたのだろう?
そんな流れを断ち切る一年にしよう!

 

   そのために必要なこと
   それは分かるだけにしない事
   頭の理解で終わらせない事

 

      それが出来ているかどうか?
      簡単に見分ける方法がひとつある
      それさえおさえておけば大丈夫

 

それは
今現在、誰かを真似てますか?
自分の考えで進めてませんか?

 

もしそうなら
今年もまた、満足いく一年とは成らずに
来年また、今年こそは!と言ってますよ!

 

「真似る」ことは、大変なことです
最終的に弱い自分との戦いになります
どうしても「我を通したくなる自分」との戦いです

 

今年一年
尊敬できる人を徹底的に真似てみましょう!
絶対に、実り多き一年になれますよ!

 

でもね、真似る人を間違えては駄目ですよ!

                            2016.1月

やり直せない人生に、なんで
絶対あってはならないことが起こるのか?
それは考えもしない幼少時に原因があった

「三つ子の魂百まで」とは人類の遺産
幼い頃の性格は、年取っても変わらない
欧米では「子どもは大人の父である」と言う

いわゆる、三歳までの育て方によって
その後の生きていく方向が、決められるということ
それはモノの感情を理解する心が定まるということ

可愛い子どもに、自分の感情で接してみたり
        好き嫌いで接したりすると
子どもはどうなるだろう?

これも人類の遺産
「親の意見と茄子の花は、千にひとつも仇はない」

茄子は花が咲くと必ず実をつける
親の意見も茄子の花と一緒、何一つ無駄がなく必ず役に立つ
親の意見は非常に有益なものなので、心して聞くべきである

素直に聞いて育った子どもが
思いもよらない事に出会ったら
なんで自分だけ!と、ひねくれ自分を嫌になる

絶対にあってはならないことが起きてくる

H27.12月

誰も夢を見、希望を抱き、今を生きる
私達が暮らす社会は、日進月歩
便利に、華やかに、眩しく変わりゆく

誰の目をも、奪わんと
やり方、方法にあれがいい、これがいい
これは、考え方においても、然りである

しかし何がいけないって、これがいけない
そのうちに微かに僅かに何かが違ってくる
それは誰も分からない、勿論自分もである

それが目に見え、分かる頃には
後戻りできない、取り返せない
すると、開き直りその現実を認めない

自分が自分へ嘘をつき始める時である
それはやがて精神を弱め
身体の不調へと押し進む

夢、そして希望の日々だったはずの日々が
それが知らぬ間に、消化試合の日々となる
しかも一回しかない今日という一日一日が

それは、絶対にあってはならない
何があっても、自らが自らを偽わること

H27.11月

心の中心に置いたものは
目で見ることは出来ない
なぜなら、触れないから

だからといって、無いわけではない
だからといって、有るわけでもない
いつも無意識に突き動かされている

こんなに矛盾する状態を
古の哲学者はこう言った
心と身体は一体」であると

そして更に
自分がいる「環境と自分は一体」であると
二つに分けられるが二つでは無いと言った

その意味は
見えない心と現実は釣り合っている
今の現実が全てを物語るということ

自ら好きで、中心に置いた見えない想いは
瞬間瞬間に積み重ねられ、今となっている
気に食わなくても誰のせいでもない、自分のせいだ

そう、今の境遇は今の想い
心の一番中心に置いた想い
もしそれが嫌なら、見るのを止めよう!

 

H27.10月

 

ayumi.gif

 

 

 
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