左翼前安打を放った越前(記録は3安打? )
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ちばリハウス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||||
住友不動産販売 | 2 | 2 | 7 | 10 | 21 |
(時間切れ)
住友不動産販売 伊藤
住友不動産販売が大勝。ほとんどの打者が安打を放つなど13安打でちばリハウスを圧倒。エース伊藤は1安打完封。土屋、布施の1、2番コンビが活躍し、代打村井が満塁弾を放った。
ちばリハウスは新人の中塚が先発。いいカーブを投げたが、肝心のストレートの制球がなかった。4回途中、肩を脱臼し途中降板。代わって投げた篠原も相手の勢いを止められなかった。
住友不動産販売は初回、先頭の土屋が安打し、続く布施は死球で出塁すると、敵失と内野ゴロで2者が還り先制。2回にはこの回先頭の8番中園が四球で出塁、盗塁と暴投で3進したあと敵失で1点。9番深作も四球で出塁たあと敵失と盗塁で3進した2死後から越前の左翼前安打で生還。3回には5番増田が安打した2死後から打線がつながり中園、深作、4番前田、6番伊藤の長短打に四球、振り逃げをからめて大量7点を挙げ試合を決めた。4回には代打村井の満塁本塁打も飛び出し、この回だけで10点を追加した。
エース伊藤は初回、死球を与えたが、その後は4回2死から安打を許すまで完璧に抑えた。
ちばリハウスの中塚は制球が乱れた。放った安打は香取1本のみだった。
○古賀監督 伊藤がよく投げた。村井も本塁打を打った。ユニフォームを作ってもらったし2年連続ドームに行くことができてうれしい。決勝は相手がどこだろうとうちの野球をすることを心掛けたい
●小川監督 ドーム行きたかったが…。中塚は投げさせすぎたか(脱臼を心配していた)
ちばリハウス 中塚
先制点に沸く野村アーバンベンチ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産リアルティ | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | ||||
野村不動産アーバンネット | 1 | 0 | 3 | 8 | X | 12 |
(コールド勝ち)
野村不動産アーバンネットが逆転勝ち。3回、塚本の2塁打を足掛かりに田中が逆転打を放った。4回には3連続四球から打者一巡の猛攻で一挙8点を奪い試合を決めた。中川が3安打猛打賞。三根監督兼投手が完投。
三井リアルはエース松浦と、打の柱・神が仕事で欠場。いつも捕手を務める石谷が投げたが、相手の勢いを止められなかった。
野村は初回、先頭の折笠がいきなり2塁打。すかさず盗塁を決め、2番塚本の内野ゴロで3進したあと、3番佐藤の犠飛で生還。1点を追う3回には、この回先頭の塚本が2塁打、佐藤が四球で出塁すると、4番中川の中堅前安打で同点。続く田中が左翼前安打を放ち逆転。さらに9番中野の死球で押し出しの1点を加点。4回にはこの回先頭の塚本から三者連続四球をきっかけに14人攻撃で一挙8点を奪った。上下むらなく打った打線が光った。新人中川は3安打猛打賞。
先発は三根。2回に2失点したが、その後はノーヒットに抑えた。3安打2失点3三振の好投。
三井リアルは惨敗。2回、この回先頭の5番西田が四球で出塁、続く岩瀬が安打し好機をつくった1死から8番引地の適時2点打で逆転。しかし、その後は無安打に抑えられた。
○三根監督 次も投げるかって? 分からない(茂木も力の入ったピッチングをしていた)
○茂木 肩? 大丈夫
○木内応援団長 (記事は)まだダメ。本心で書かないと(レーティングを五分にしたのにまだ不満のよう。それにしても記者のレーティングは的確。三井リアルの不安が敵地有した)
○金畑前社長 ゴルフの予定だったが、わき腹を痛めて応援することにした。相手は強そうだが、何とかドームに行ってほしい(新宿駅でぱったり記者と出会い、そのまま大宮までご一緒した。大宮駅で人気のお菓子をたくさん買ってナインと応援の女性に差し入れしていた)
●安西監督 松浦も神も仕事。これが実力。野村さんは強い
●石谷 変化球が決まらず、ストレートを打たれた
△大槻リバブル監督 選手は12時から神宮で練習。野村の中川は引っ張るだけの打撃かと思っていたが、右にも打つんですね(警戒していた)
田中の安打で逆転のホームを踏んだ佐藤
〝口の大きさは3人前だ〟木内応援団長
ご満悦の金畑前社長
早大ソフトボール部出身の三井リアル赤嶺(23) 「日ハム入りした大嶋さんは3つ上。僕との力差? 天と地ほどの差があった」
東邦のキャプテンだった岩瀬(2回、見事な安打を放った。東邦は東海の秋季大会で三重高を準決勝で、決勝でいなべ総合にサヨナラ勝ちして優勝。神宮大会で優勝すれば、選抜の出場枠は2つから3つに増え、三重高も選ばれるチャンスがある。三重高出身の同僚・鵜川も東邦の優勝を期待していた。岩瀬にお願いしてもしようがないが、神宮大会で優勝して、歴史始まって以来の三重からの選抜2校を記者も願っている。東邦の主砲だった山際とはマンションのモデルルームで会った。同じ東邦の山田は退社したようだ)
第6回 Club-D cup 3回戦
トーナメント日程
11月18日(水)大宮けんぽグラウンド
「25」グラウンド
10:00 ~ No.1 野村不動産アーバンネット㈱ - 東急リバブル㈱
次回予定: 決勝戦 東京ドーム 日時未定
※11月18日(水)の試合状況により、日程等、変更の可能性があります。
第6回Club-D cup準決勝戦、東急リバブル-野村不動産アーバンネットの試合が11月18日(水)、大宮健保グラウ ンドで行われる。いつもの通り、記者のどっちも〝勝って〟予想。( )内の数字は記者のレーティング。
東急リバブル(84⇒85)-野村不動産アーバンネット(85.5)
優劣は全く分からない。0.5ポイントだけ野村アーバンを上位にした根拠はない。強いてあげれば、今年のRBA開幕前のオープン戦で野村アーバンがリバブルを倒していることくらい。野村は茂木が投げ、リバブルは猪股がサヨナラ打を浴びたのではなかったか。
当時と比べ、野村は確実に戦力アップしている。三根監督兼が投げる可能性が高く、折笠、塚本、佐藤、中川ら打線も充実している。
リバブルはどうか。リバブルも猪股は当時と比べるとはるかによくなっている。肩痛は発症していないようだ。巧みな投球に磨きがかかっている。なのでレーティングを0.5引き上げた。
打線はやはり河野が核になる。茂木のような投手は得意のはずだ。三根に対してどう対処するか。三根を攻略できれば勝機が生まれる。
三根監督を胴上げする野村アーバンナイン
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
野村不動産アーバンネット | 0 | 1 | 2 | 2 | 1 | 4 | 10 | |||
東急リバブル | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 5 |
東急リバブル 5回の猛追及ばず
茂木投手
野村不動産アーバンネットが初の東京ドーム進出-第6回Club-D cup準決勝戦、野村不動産アーバンネット-東急リバブルが11月18日、大宮健保グラウンドで行われ、野村アーバンが10-5でリバブルを下し、RBA大会を含み参加20年にして初のドーム進出を決めた。茂木投手が4回まで完全試合ペースで投げ、打線も9安打を放ちリバブルを圧倒した。リバブルは猪股投手が欠場、代わって先発した藤巻が痛打を浴びた。5回、主砲の河野の安打を足かかりに追い上げたが、2番手の三根に交わされた。2安打に抑えられた。ドーム決戦の相手は住友不動産販売。
野村アーバンは2回、2死から四球で出塁した7番田中を1塁に置き、8番阿部の安打と敵失で1点先制。3回には、1死から3連続四死球で満塁とした2死後、6番丹羽が適時打を放ち2点追加。4回にはこの回先頭の阿部が四球を選ぶと、9番野口が手堅く送り、1番折笠、2番塚本の長短打などでさらに2点を加点。5回はこの回先頭の5番佐藤が内野安打で出塁、2盗と内野ゴロで3進したあと、田中の適時打で1点。
1点差に追い上げられた6回は、この回先頭の折笠と塚本の連打で好機をつくり、3番吉本の野選で1点追加。ここで4番中川が左翼超え飛距離推定110mの特大本塁打を放ちダメ押し。
先発の茂木は4回まで5三振を奪い、一人の走者も許さない完全試合ペースだったが、5回に先頭の河野に初球を右翼前に運ばれたあと3つの四死球と味方の失策などで5失点(自責点は3)。ここで三根監督兼が登板してリバブルの反撃の芽を摘んだ。
リバブルは5回、それまでノーヒットに抑えられていた茂木からこの回先頭の河野が初球を右翼前に放ち反撃開始。続く古屋が死球で歩き、6番横田は四球で満塁と攻め立て、7番小泉の3塁ゴロエラーで2点。8番西沢の犠飛で1点追加。9番札ノ辻が四球を選ぶと、野村は三根に交代。1番河添の内野ゴロと2番長谷川の適時打でその差1点と追い上げたがそれまで。
特大本塁打を放ち生還する中川(捕手は西澤)
勝利の瞬間
○三根監督 よかった。みんなよく打った。3試合とも二けた得点。うちは強くなっている
○茂木 完全試合ペースはわかっていた。初ヒットを打たれた後、死球のときに親指の皮がむけちゃった(それまでは素晴らしいピッチングを披露した)
○中川 真っ直ぐじゃないの? 120mくらい飛んだ? (記者は歩幅約61センチとして隣のピッチャーマウンドの先まで飛んだ距離を測った。196歩だった。つまり61×196=119m。これはランも含むから推定距離は110mとした。RBA大会でもこれほど飛ばした選手はほとんどいない。見事な当たりだった)
○佐藤 いやぁ、初めてのドーム。嬉しい
○吉本 勝ちましたよ。みんなよく打ちましたよ。9安打。僕?…(この日は総勢約90名の幹部のゴルフコンペだそうで、試合後、吉本は木内応援団長に早速報告していた。電話口のそばで記者は「吉本は野選の1打点のみ。5失点のきっかけをつくるエラーと、最終回もエラーした」と余計なお世話だがきちんと伝えた)
○佐藤マネージャー (塁間の距離は? )27.431m。(それじゃ円周率は? )3.141592653589793238462643(これほど素晴らしいマネージャーは初めて。リバブルの選手は塁間すらだれも答えられなかった。スコアも完璧。ドーム進出の陰の功労者だ。そこでクエスチョン。佐藤さん、XY軸の0のところから兎が時速100キロでX軸をまっすぐ走ります。Y軸の1000m離れたところにいる犬は、兎がスタートすると同時に兎が走るのを見ながら時速120kで追いかけます。犬が兎を捕まえるのは何分後でしょうか。犬の走る軌跡は直線ではないですよ)
●大槻監督 よく粘ったが残念。展開の綾だった。猪股がいないときどう戦うかが課題
●古屋 僕は自由が丘、河野は学芸大学、藤巻は溝の口センター勤務。昭和56年入社トリオ。本業でも頑張っていますよ
抱きあって喜ぶ三根監督と佐藤
野村アーバンナイン
反撃の狼煙をあげるリバブル河野
追い上げムードに乗るリバブルベンチ