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第21回RBA野球大会 水曜ブロック1日目(6月17日) 試合結果

水曜ブロック 17日開幕

大波乱の幕開け 水曜ブロック

 リスト、リバブル、オークラヤが敗れる

伊藤忠ハウジング、三井リハウス東京、みずほ信が殊勲

  
三井リハウス東京が東急リバブルを破った瞬間 

 大波乱の幕開け――第21回RBA野球大会水曜ブロックが6月17日開幕し、強豪のリスト、東急リバブル、オークラヤ住宅がそれぞれ敗れる大波乱の幕開けとなった。

 リストは伊藤忠ハウジングに5-6で逆転負け。伊藤忠の新人篠原投手が好投、中村捕手も先制の2点3塁打を放った。リストはエース八筬が欠場した。

 東急リバブル−三井リハウス東京は0−0のまま延長サドンデスに入り、リハウスの4番大内がサヨナラ打を放った。リハウス佐藤−藤田が6回をゼロ封。

 オークラヤ住宅−みずほ信不動産販売は、オークラヤ小森、みずほ山下の投手戦となったが、最終回、オークラヤにミスが出て3−2でみずほが勝利をものにした。

 ナイス−三菱地所ホームは、三菱地所ホーム鈴木監督兼投手が3安打猛打賞の大活躍、鈴木−小澤の継投が決まり5−4で逃げ切った。ナイスは最後に守りにミスが出た。

 野村不動産アーバンネットは社会人野球経験者の三根が7回を1失点完投。ベンハウスに快勝した。

 強豪住友林業は初陣積和不動産に2−1と辛勝。初回、3番松本が決勝2ランを放った。積和は2番手塚田が好投しただけに悔やまれる敗戦。

 昨年の準優勝チーム日神不動産は乱戦の末、長谷工アーベストを9−5で下した。肩痛を抱える柳原が大肩闘=B長谷工は14四死球を与え自滅した。

 大和ハウス工業−セキスイハイム不動産は、3−1で大和ハウスが接戦をものにした。セキスイハイムは拙守で谷口の好投を見殺し。

 ミサワホーム東京神奈川−ちばりハウスは、ちばリ篠原が2失点完投。江田が3安打猛打賞。

 オープンハウス−コスモスイニシア横浜は、オープンハウス北原、コスモス鴛海の投げあいとなったが、コスモスイニシアが堅い守りで逆転勝ち。初陣オープンハウスは大健闘。

 積水ハウス千葉西−東京建物不動産販売は、7−5で積水ハウス千葉西が乱打戦を制した。東建不販は敗れたが、チーム力は格段にアップしている。

 ミサワホーム東京−東京セキスイハイムは、9−6でミサワホームが乱打戦を制した。

 三菱UFJ不動産販売−住友不動産販売は、浦学のエースだった矢嶋が先発、2番手の高橋、さらにエース伊藤につなぎ7−4で三菱UFJを下した。

 すみしん不動産−モリモトは、6−2でモリモトが快勝。吉本が3塁打と本塁打を放ち大活躍。

 スウェーデンハウス−野村リビングサポートは、10−2でスウェーデンが圧勝。昨年4強の意地を見せた。野村リビングはスウェーデンの打線に屈した。

 

ナイス 4−5 三菱地所ホーム

1
2
3
4
 
合 計
ナイス

三菱地所ホーム

 

日神不動産 9−5 長谷工アーベスト

1
2
3
4
 
合 計
日神不動産

長谷工アーベスト

 

(6回時間切れ)

 

みずほ信不動産販売 3−2 オークラヤ住宅

1
2
3
4
 
合 計
みずほ信不動産販売

オークラヤ住宅


大和ハウス工業 3−1 セキスイハイム不動産

1
2
3
4
 
合 計
大和ハウス工業

セキスイハイム不動産

 

ミサワホーム東京神奈川 2−5 ちばリハウス

1
2
3
4
 
合 計
ミサワホーム東京神奈川

ちばリハウス


積和不動産 1−2 住友林業

1
2
3
4
 
合 計
積和不動産

1

住友林業

 

(6回時間切れ)


野村不動産アーバンネット 4−1 ベンハウス

1
2
3
4
 
合 計
野村不動産アーバンネット

ベンハウス


                      

東急リバブル 1−2 三井リハウス東京

1
2
3
4
 
合 計
東急リバブル

三井リハウス東京

2X

(7回延長サドンデス)

すみしん不動産 2−6 モリモト

1
2
3
4
 
合 計
すみしん不動産

モリモト


伊藤忠ハウジング 6−5 リスト

1
2
3
4
 
合 計
伊藤忠ハウジング

リスト

 

三菱UFJ不動産販売 4−7 住友不動産販売

1
2
3
4
 
合 計
三菱UFJ不動産販売

住友不動産販売

 

(5回時間切れ)

積水ハウス千葉西  7−5 東京建物不動産販売

1
2
3
4
 
合 計
積水ハウス千葉西

東京建物不動産販売

 

(5回時間切れ)

スウェーデンハウス 11−2 野村リビングサポート

1
2
3
4
 
合 計
スウェーデンハウス

11

野村リビングサポート

 

(5回時間切れ)


ミサワホーム東京  9−6 東京セキスイハイム

1
2
3
4
 
合 計
ミサワホーム東京

東京セキスイハイム

 

(6回時間切れ)

オープンハウス 3−5 コスモスイニシア横浜

1
2
3
4
 
合 計
オープンハウス

コスモスイニシア横浜

 

(5回時間切れ)

 

三井不販リアルプランセンター − ジョイント・レジデンシャル不動産

(三井不動産販売リアルプランセンターの不戦勝)

1
2
3
4
 
合 計
三井不販リアルプランセンター

ジョイント・レジデンシャル不動産

 


三井リハウス東京 西田選手と3歳のお子さん

 

(記者の前日の展望記事)

初陣オープンハウス、野村リビングの戦いぶりに注目

 水曜ブロックは強豪チームが各グループに分散したため、開幕戦は力関係がはっきりした試合と、力が拮抗した試合とに分かれた。

 もっとも興味深いのはオープンハウス−コスモスイニシア横浜、野村リビングサポート−スウェーデンハウス、住友不動産販売−三菱UFJ不動産販売、オークラヤ住宅−みずほ信不動産販売戦などだ。

 初陣のオープンハウスは、左腕の好投手鴛海(おしうみ)を擁するコスモスイニシア横浜にどのような戦いをするか。業績が絶好調なだけに怖い存在だ。

 野村リビングサポートも初陣だが相当の力がありそうだ。昨年4強のスウェーデンハウスとの戦いぶりで真価が問われる。

 浦学のエースだった矢嶋の加入でエース伊藤との2枚看板が揃った住友不動産販売はどのような戦いを見せるか。新婚ボケが心配な三菱UFJ不動産販売の好投手石本も無様な試合はしないと見た。

 オークラヤ住宅−みずほ信不動産販売は、オークラヤ小森、みずほ山下の投げあいに注目したい。守りはオークラヤに軍配が上がるが、みずほはどこまで練習を積んでくるか。守りが並み以上なら8強入りできる。

 ほかでは、長谷工アーベスト−日神不動産、東京建物不動産販売−積水ハウス千葉西、三井リハウス東京−東急リバブルに注目したい。

 昨年準優勝の日神不動産だが、草gが退団=Aエース柳原も投げられないとなれば、長谷工アーベストとは互角と見た。アーベストは昨年2連敗したが、内容はそれほど悪くなかった。中村常務が先頭に立つチームだから奮起すれば初勝利も可能だ。

 6年間勝ち星のない東建不販だが、今年はやる気≠ェうかがえる。今年も2連敗すると、6大学の東大の勝率.167を下回る.163に下がってしまう。積水ハウス千葉西は昨年、2度のノーヒットノーランを喫しているが、力がないわけでない。選手が揃えば東建不販を一蹴するか。

 かつて大物食い≠ナ知られた三井リハウス東京は最近元気がない。投手がいないためだが、補強ができていないと苦しい。昨年末は怪気炎を上げた安西監督が年が明けて急にトーンダウンしているのが気掛かりだ。煙幕を張っているとは思えない。戦力が整わないと強豪リバブルに惨敗もある。

 もう一つ、主砲杉山も脱帽の大砲ぶりを見せつけたというリストの新人に注目したい。


(牧田 司記者6月17日)

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