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「鹿島の自社マンションを見学するのが一番楽しい」と書いたが、大手と互角以上に戦っている中堅デベロッパー(といったら失礼か)のモリモトのマンションを見るのもまた楽しい。最近では蒲田の歓楽街で分譲された物件を除き、ほとんど見ているのではないか。今年の物件では、「プラウド」にも負けなかった「ディアナコート駒場」(29戸)、アクセスがいい「ピアース三軒茶屋レジデンス」(40戸)、東急不動産との共同物件「ミッドガーデン赤坂氷川」(135戸)などもいいが、やはり坪単価240万円で半年の間に完売した「アールブラン二子多摩川レジデンス」(101戸)を代表物件にあげたい。 建物のデザイン監修は日建ハウジングシステムで、住戸のデザイン監修は鈴木ふじゑさん。間口は約8.35mのワイドスパン。逆梁工法を採用しており、サッシ高は2.3m。玄関・ホール・廊下幅は1.27mで天然大理石張り。引き戸、収納扉はソフトクローズ機能付き。 二子新地駅から徒歩7分で、この分譲単価で大手デベロッパーなら何カ月で完売できるだろう。「プラウド」なら可能だろうが、他社ならどうか。隣接地では東急電鉄が大規模マンションを予定している。 日建が設計プラン モリモト「アールブラン二子多摩川」 (6/4) 樺桜の建具・面材が美しいモリモト「ディアナコート駒場」(10/15) モリモト「ピアース三軒茶屋レジデンス」 渋谷バス15分(11/19) |
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(牧田 司記者 2012年12月28日) |