RBA HOME> RBAタイムズHOME >2012年 > 記者が選んだ2012年 話題のマンション
三菱地所レジデンス「ザ・パークハウス茅ヶ崎東海岸南」(35戸)は、戸数こそ少ないが提案型の商品企画が優れたマンションだ。スケルトンインフィル工法を採用し、間取りプランの選択の自由度を高める同社の次世代型マンション「スマートセレクト構想」の第一弾だ。 総合デザイン監修に「みかんぐみ」、住戸プラン提案に「無印良品」を迎え、計8つの間取りプランを用意。自由設計マンションが抱える手間を省き、追加コストの高額化といった問題を解消した。 また、マンションの管理規約も従来は「共用部分」の利用細則が厳しく定められており、有効に利用できないケースが多いのに着目し、細則の規制項目を減らし、理事会の判断で居住者が自由に利用できるような内容のものにした。 この物件については、竣工までに完売したらベスト3マンションの一つに選ぼうと考えていたが、残念ながら完売しなかった。駅から徒歩16分というアクセスと、坪200万円近い単価がやや高かったのがその原因と思われるが、オープンキッチンをリビングと一体的に利用できるようにし、浴室を南側に配したプランは最高だった。 「三菱地所を、見に行こう。」茅ヶ崎で盛り沢山見学会(10/16) |
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(牧田 司記者 2012年12月28日) |