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千葉市美浜区の「要注意」住宅被害160件

インフラ被害は88億円


  熊谷俊人千葉市長が3月24日の定例記者会見で明らかにしたところによると、液状化で大きな被害を受けた千葉市美浜区を中心とする約2,600戸を対象とした「応急危険度判定に準じた応急調査」で「要注意」が約160戸に上った。

 ライフラインへの被害は、道路約44km、土砂約8,500?(液状化141件)などで、損害額は概算で88億円としている。

 住宅被害については、「被災家屋の被害認定を速やかに実施するとともに、被災者からの各種相談を継続する」としている。

 千葉市には「被災者生活再建支援制度」があり、全壊は100万円、半壊は50万円の支援金が支給され、再建方法によって200万円(建設・購入)から50万円(賃借)の加算支援金が支給される。現在、「被災者生活再建支援制度」の申請は約500件が、支援の対象とならないブロック塀の損壊なども多くあるという。

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(牧田 司 記者 2011年3月31日)