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 記者が選んだ2012年 ベスト3マンション

  記者が選んだ2012年 話題のマンション 

女性による商品企画・疑似体験
大京「ライオンズ行徳駅前レジデンス」「ライオンズ瑞江レジデンス」

 大京の女性の声をマンションの商品企画に生かす「ライオンズリビングラボ」についてはたくさん書いてきたが、「ライオンズ行徳駅前レジデンス」(44戸)はその集大成のマンションだ。

 布団を収納する押入れ「FUTON クロゼット」をはじめ、ゴミ箱、分別ゴミポリ袋、ペットボトル、非常食などの収納が楽にできる「マルチキッチンストッカー」、ゴム手袋、ブラシなどの洗濯用グッズが掛けられる「ランドリーアーム」、洗濯ポールを室内の2カ所に設置した「ランドリーポール」の4つのアイテムが新たに加わった。

 「ライオンズリビングラボ」は、同社が2006年に企画開発した「L's KITCHEN 」からずっと注目してきたが、今回の4商品を含めて5年半で46アイテムになる。

 この「ライオンズリビングラボ」を主導している同社商品企画部リビングラボ課リーダー・山岸真樹さんは次は何を打ち出すか楽しみだ。

 女性によるマンションの商品企画については、東京建物が「Bloomoi (ブルーモア)」を、大和ハウス工業が「Natural Eye (ナチュラル アイ)」をそれぞれ立ち上げた。こちらも楽しみだ。

 大京はまた、マンションギャラリーでの接客改善の取り組みとして、見学者のペースで見学でき、実際の商品と視覚的な疑似体験ができる AR(Augmented Reality: 拡張現実)の技術を活用した「生活実体験型モデルルーム」を江戸川区の「ライオンズ瑞江レジデンス」(47戸)で公開した。  

大京 4つの「ライオンズリビングラボ」新商品発表 (4/26)

大京 AR活用した「生活実体験型モデルルーム」公開(5/25)

(牧田 司記者 2012年12月28日)