RBA HOME> RBAタイムズHOME >2012年 >

大京「ライオンズリビングラボ」 4つの新商品「行徳駅前」に導入


「ライオンズ行徳駅前レジデンス」完成予想図

 大京は4月25日、女性の声をマンションの商品企画に生かす「ライオンズリビングラボ」の新商品発表会を近く分譲する「ライオンズ行徳駅前レジデンス」で行った。

 オリジナルの新商品は「 FUTON クロゼット」「マルチキッチンストッカー」「ランドリーアーム」「ランドリーポール」の4つ。今後発売するマンションに順次採用していく。

 「FUTON クロゼット」は、布団を収納する場所がほしいというお客さまの声に応えるもので、横1000ミリ、奥行き800ミリ。可動式で前後それぞれ2枚の棚板をアレンジすることで布団やコート、スーツなども掛けられるようにしたもの。

 「マルチキッチンストッカー」は、扉付きの内部が3つに分けられている空間で、ゴミ箱、分別ゴミポリ袋、ペットボトル、非常食などの収納が楽にできるように工夫されている。

 「ランドリーアーム」は、スロップシンクの上部に取り付けているもので、ゴム手袋、ブラシなどの洗濯用グッズが掛けられるようになっている。

 「ランドリーポール」は、洗濯ポールを室内の2カ所に設置したもので、洗濯物を外に干すときや取り込むときに掛けられるスグレモノ。

 「ライオンズ行徳駅前レジデンス」は、東京メトロ東西線行徳駅から徒歩5分、 市川市行徳駅前2丁目に位置する7階建て全44戸の規模。専有面積は65.32〜90.77u、価格は未定だが坪単価は220万円ぐらいになる模様。竣工予定は平成25年6月20日。施工は東洋建設。

       
左から「ランドリーポール」、「ランドリーアーム」、「FUTONクロゼット」

◇    ◆    ◇

 かゆいところに手が届くというのはこのようなことをいう。「ライオンズリビングラボ」は、同社が2006年に企画開発した「L's KITCHEN 」からずっと注目してきたが、今回の4商品を含めて5年半で46アイテムになるそうだ。同業他社も採用しているものも少なくはないが、これほど徹底しているのは同社だけで、ほとんどすべてを標準化しているのも同社ぐらいではないか。

 今回の新商品もそれぞれユーザーに支持されるのは間違いない。このほか、キッチンのハンドエリアボックス、「アレンジシェルフ」なども実によくできている。

 商品説明を行った同社商品企画部リビングラボ課のリーダー・山岸真樹さんとは何度も会って話しているが、「ああしたい、こうしたい」と四六時中考えているそうだ。

    
左から「マルチキッチンストッカー」、キッチンの「ハンドエリアボックス、「アレンジシェルフ」

◇    ◆    ◇

 マンションはやや単価が高いという印象を受けたが、玄関床は天然大理石、キッチンカウンターは天然御影石、食洗機、ディスポーザも標準装備だ。すでに約300件の資料請求があり、ゴールデンウィーク期間中の来場予約は満席だという。

(牧田 司記者 2012年4月26日)