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第21回RBA野球大会 日曜ブロック2日目(6月28日) 試合結果

雨中の大乱戦 最後はジャンケン 平和不が住友破る 

元横浜の千葉は1回持たず6失点 決勝弾で面目


試合開始の頃から降り始めた雨で最後は泥んこ試合に(安田不動産−三菱地所戦)

 第21回RBA野球大会日曜ブロック予選トーナメント2日目が6月28日、予定されていた12試合のうち8試合が神宮外苑野球場で行われ、清水建設、鹿島建設、ポラス、タイセイ・ハウジー、コスモスイニシア、平和不動産、三井不動産レジデンシャル、三菱地所が勝利した。東電不動産は不戦勝。

 2連敗で予選敗退が決まったのは住友不動産、第三野球部、東京建物、安田不動産の4チーム。16時から行われる予定だった3試合は雨天のため中止となった。

 3試合目が始まる14時頃から雨が降り出し、平和不動産−住友不動産、安田不動産−三菱地所は雨中の泥んこ試合に。平和不−住友不は6回まで10−10で決着がつかず、結局、大会初のジャンケンで平和不が勝ち残った。安田不−三菱も13−9の乱戦となり三菱が辛勝した。勝ったほうも負けたほうもみんな真っ黒になっていた。

 元横浜ベイスターズの千葉英投手は旭化成リフォーム戦で先発。初回に2安打を浴び5四球を与えるなど、またまた大乱調で6失点。1死を取ったのみで途中降板。味方が初回に先取した6点をフイにした。2回に放った2試合連続となる本塁打が決勝打となり元プロの面目をかろうじて保ったが、最下位を独走中のベイスターズ投手力の弱さをRBA野球でも露呈した。本人も「全然ダメ。軟式に慣れるまでは時間がかかりそう」と反省しきりだった。

  
四球で出塁した安田不・砂川

    
5回先に買ったほうが勝ちとするジャンケン戦を制した平和不動産(右は5勝目を挙げた佐藤)

 

清水建設 6−4 サンフロンティア不動産

1
2
3
4
 
合 計
清水建設

サンフロンティア不動産

 

(6回時間切れ)

第三野球部 3−5 コスモスイニシア

1
2
3
4
 
合 計
第三野球部

コスモスイニシア

 

(5回時間切れ)

安田不動産 9−13 三菱地所

1
2
3
4
 
合 計
安田不動産

三菱地所

 

13
(4回時間切れ)

ケンコーポレーションコーポレーション − ミサワホーム

雨天中止

1
2
3
4
 
合 計
ケンコーポレーション

ミサワホーム

鹿島建設 14−1 三井不動産住宅サービス

1
2
3
4
 
合 計
鹿島建設

14

三井不動産住宅サービス

 

 

(5回コールド)

タイセイ・ハウジー 7−6 旭化成リフォーム

1
2
3
4
 
合 計
タイセイ・ハウジー

旭化成リフォーム

 

(3回時間切れ)

平和不動産 12−12 住友不動産

(5勝先勝のジャンケンの結果、5−3で平和の勝利)

1
2
3
4
 
合 計
平和不動産
10

12

住友不動産

 

12
(5回時間切れ)
                      

三井不動産住宅リース − 三井不動産

雨天中止

1
2
3
4
 
合 計
三井不動産住宅リース

三井不動産

東京建物 2−17 三井不動産レジデンシャル

1
2
3
4
 
合 計
東京建物

三井不動産レジデンシャル

 

17
(5回コールド)

菱重エステート 4−7 ポラス

1
2
3
4
 
合 計
菱重エステート

ポラス

 

(6回時間切れ)

テーオーシー − 東電不動産

(東電不動産の不戦勝)

1
2
3
4
 
合 計
テーオーシー

東電不動産

伊藤忠アーバンコミュニティ − 三井不動産販売

雨天中止

1
2
3
4
 
合 計
伊藤忠アーバンコミュニティ

三井不動産販売

 

6月18日の記者の予想記事)

ここが見どころ 記者の勝手予想

タイセイ千葉は制球難を修正できるか 興味深い三井グループ対決

 強豪同士の対決という意味で興味深いのは旭化成リフォーム−タイセイ・ハウジー、サンフロンティア不動産−清水建設、三菱地所−安田不動産。

 旭化成−タイセイ戦は、旭化成の先発が読みづらい。前回は金子が投げたが、ベテランだけに中1週ではどうか。エース水島は肩痛が完治しているとは思えず、これまで投げたことのない投手(玉置)が投げる可能性もある。

 タイセイは千葉英が先発するのは間違いないが、初戦のような4回で6四死球に暴投、ボークの乱調なら失点は覚悟しなければならない。それなら、もう1人の千葉(政)や、調子がいいという佐藤の先発も考えられる。ヒジ痛次第だが、千葉政も意欲十分。佐藤は力まなければ旭化成を抑える力がある。

 しかし、山崎監督も千葉政や佐藤を先発させることはあるまい。ここは元プロの意地に掛けるだろう。安田・西沢に投げたようなピッチングをすれば旭化成は打てない。 

 サンフロンティア−清水建設も面白い。サンフロンティアは品川、清水は小寺の先発だろう。品川は昨年中継ぎで自責ゼロだったが、投球回数が少なく、先発での実績がないのも不安。小寺は前回試運転している強みもあり。互角だが、機動力が生かせる清水の優勢と見た。

 三菱地所−安田不動産は、負けたほうが2連敗で予選敗退が決まる。安田は西沢が先発しそう。軟式に対応できるかどうかだが、相当の力があると見た。三菱地所は現有勢力では分が悪い。互角に闘うには秘密兵器≠ェ必要だ。

 生き残るか予選敗退かの瀬戸際同士の対決では、三井不動産−三井住宅リースが面白い。三井不は相澤が投げられる状態でないのが分かった。溝口なら住宅リースは攻略するか。肥田は最近登板していないので分からないが、 37 歳の年齢を考えると上がり目はない。住宅リース居波は前試合では力んで自滅したが、本来の投球をすれば大量失点はない。打線は不動産が上だが、ここは互角とみた。

 三井不動産販売−伊藤忠アーバン、住友不動産−平和不動産は順当(書かないが)に決まりそう。

 コスモスイニシア−第三野球部戦の興味の的は第三野球部が得点できるかどうか。コスモス渋谷投手は優しそうだから、2〜3点は与えるか。しかし、平均年齢が限りなく40歳に近いチームだけに暑くなると心配。(かつては酷暑の乱戦に強かったが)

 勝っても負けても残りがあるポラス−菱重エステート、東電不動産−テーオーシー、ミサワホーム−ケンコーポは、力関係がはっきりしており、余程のことがない限り強いところ(書かないが)が勝ちあがりそうだ。三井不動産住宅サービス−鹿島建設は接戦とみた。

 

(牧田 司記者6月28日)

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