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どの物件でもそうだが、ランドスケープデザインが素晴らしいのが積水ハウスのマンションだ。今年は「グランドメゾン狛江」(524戸)を見学した。敷地内にあった既存樹の高さ 20 mを超えるヒマラヤスギやケヤキ、イチョウなどの既存樹約100本を残したほか、約18,000本を植樹する計画だ。生態系の再生を目指した3本は鳥のために、2本は蝶のために≠ニいう同社の「5本の樹」計画に基づくもので、外周を里山遊歩道で囲い、多摩川の情景を再現した多摩川ガーデンや2カ所の提供公園などを配している。 建物は板状にせず分節し、公道に面した敷地南側や西側は中層とし、さらに雁行させることによって日照・通風に配慮するとともに圧迫感を軽減している。
東京ガスの太陽熱利用ガス温水システム「SOLAMO(ソラモ)」と「ガスコージェネレーション」の廃熱を活用し、貯湯器内で水道水を直接加温する方式「ダブル創エネ」を分譲マンションで初めて採用したマンションでもある。
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(牧田 司記者 2012年12月28日) |