東急不動産 屋内緑化提案がいい 「ブランズ川口栄町パークフロント」 「ブランズ川口栄町パークフロント」
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東急不動産が先日ニュースリリースした、土を使わない壁面緑化や室内緑化を施したマンション「ブランズ川口栄町パークフロント」を見学した。 物件は、京浜東北線川口駅から徒歩6分、川口市栄町2丁目に位置する14階建て全81戸(事業協力者30戸・事務所1戸・店舗2戸含む)。専有面積は約61〜92平方b、予定最多価格帯は5,100万円台、5,200万円台、坪単価は200万円強。建物は平成22年3月竣工済み。施工は埼玉建興。分譲開始は6月中旬の予定。 ◇ ◆ ◇ マンションに採用するのは初めてという、サントリーミドリエが開発した緑化システムをモデルルームの室内緑化提案が素晴らしい。サントリーミドリエの緑化システムを採用したのは今回が初めて。 リビングには酒樽をリサイクルしたテーブルと置き型のサイドボードとともに、サントリーミドリエの「パフカル」が飾られていた。「パフカル」は自動潅水型と手動式の両方が飾られていた。この他、キッチンにはマグネットでホーロー壁にくっつけられるミニの「コミドリ」や「花の壁」なども置かれていた。ダイニングののペンダントにも使用されていた。 肝心の値段についてだが、自動潅水装置にやや費用がかかるようだが、「パフカル」そのものはそれほど高くない。モデルルームに使用されているテーブル・家具などをセットした価格もリーズナブルなものだろう。 壁面緑化は、隣接地との壁に施されていたが、マンション居住者だけでなく通行する人も楽しめるはずで、建物をセットバックさせて緑の空間も確保されていた。 現地の敷地の南側には公園があり、北側は遊歩道として整備されている。完成販売となったのは、販売事務所を設置する場所の確保が難しく、余分な経費をかけるより現物を見てもらって販売したほうがいいという同社の判断によるものだ。 販売担当者は、「地権者の方や事業協力者などの方々と時間をかけて企画を練ってきたマンション。駅に近い割に静かで、公園に隣接する土地の希少性を考慮すると、価格はリーズナブルなものだと理解していただけるし、商品企画に一生懸命取り組んできたことも、物件を見ていただければ評価されるはず」と語っていた。 最近は、コスト削減でバルコニーのスロップシンクは採用されないマンションが増えているが、このマンションにはしっかりついている。 ◇ ◆ ◇ サントリーミドリエの「緑化システム」については、同社に取材して記事にする予定だ。記者は爆発的にヒットするのではないかと見ている。 東急不 土を使わない壁面緑化マンション 川口で分譲(5/27) |
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(牧田 司 記者 2010年6月1日) |