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フランス大使館旧館跡地の野村不動産・三井物産「プラウド南麻布」(88戸)も素晴らしいが、緑の借景が美しいのが野村不動産「プラウド小石川」(64戸)だ。 現地は、個人所有の雑木林跡地で、道路を挟んだ西側は筑波大学の東京キャンパス、南側は国の重要文化財に指定されている「銅御殿」の屋敷林、北東側は小石川植物園が望める。東京スカイツリーも見える。 これほどの緑の借景が望めるマンションは、井の頭公園に隣接した三菱地所レジデンスのマンション、三井不動産レジデンシャルの千鳥が淵、鹿島建設の水道橋、東京建物の護国寺、そして野村不動産が新宿御苑で分譲した2つのマンションぐらいしか浮かばない。それらと比べても、こちらのマンションが勝ると思う。
設備仕様レベルも高い。エントランスには四川省の「ナイトローズ」、セブ島の「マクタンストーン」が使用されており、ロビーには左官・挾土秀平氏の大谷石などをモチーフにした作品が設置されている。共用部分の床はカリン材。壁はブビンガ。専有部分にも自然石、自然木がふんだんに用いられており、シルバーハート、アフドルモシアなど聞いたことも見たこともない面材が採用されている。
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(牧田 司記者 2012年12月28日) |