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住友不動産が年初に、建物完成後でも水周りを含めた間取り選択やインテリアカラーの選択が可能なセミオーダーの「カスタムオーダーマンション」を導入すると発表し、業界を驚かせた。 キッチン、バスルーム、トイレなど水周りの位置変更を含めたプラン選択が最大で13種類から選べ、水周りは完成時に固定となるが、その他の間取り選択は完成後半年間対応が可能。対象となるのは都内23区や大規模マンションなどで、首都圏で供給する年間3,000戸ぐらいのうち千数百戸から2,000戸に原則採用するものだ。 オーダーメイドマンションは、野村不動産がこれまで110棟ぐらい戸数にして千数百戸、三菱地所レジデンスが10棟ぐらいの供給実績があるのみ。また、水周りの変更は上下階への遮音対策などを施さないとクレームの対象となることから、積極的に取り組んでこなかった。 建物完成後でも間取り変更が可能としたのは同社が初めて。 |
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（牧田 司記者 2012年12月28日） |