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東京建物「Brillia 多摩ニュータウン」

1期から3期2次まで617戸が即日完売


「Brillia 多摩ニュータウン」完成予想図

 東京建物と東京建物不動産販売は10月22日、日本最大のマンション建て替えプロジェクト「Brillia 多摩ニュータウン」(総戸数1,249戸、分譲戸数684戸)の第3期販売87戸(1次73戸、2次14戸)が即日完売したと発表した。これで4月の第1期300戸、7月の第2期230戸と合わせ617戸が即日完売したことになり、総販売戸数684戸に対し9割の進捗になった。引き続き10月20日から第3期3次の販売を開始している。

 第3期1次73戸の登録期間は10月6日〜9日、競争倍率は平均1.2倍、最高14倍。価格は2,998万〜4,548万円、専有面積は71.19〜95.29u。第3期2次14戸の登録期間は10月20日、競争倍率は平均1倍、最高1倍。価格は3,408万〜4,398万円、専有面積は73.39〜91.04u。

 第1期から第3期2次までの登録者の属性は、年齢は30歳代〜40歳代(全体の約60%)、家族数は2人(同約40%)、3人(同約35%)、職業は会社員(同約70%)、居住地は多摩市(同約25%)、八王子市(同約10%)。

 物件は、京王相模原線京王永山駅・小田急多摩線小田急永山駅から徒歩7分、多摩市諏訪二丁目に位置する全1,249戸(分譲戸数684戸)。専有面積は43.17〜101.44u(分譲住戸57.15〜95.33u)。竣工予定は平成25年8月下旬。設計・監理は松田平田設計。施工は三井住友建設。販売代理は東京建物不動産販売。

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 人気になるとは予想していたが、これほどのハイスピードで売れるとは思っていなかった。オールドタウン≠ネどとマスコミには揶揄されるが、わが街も捨てたものじゃない。居住地は地元の多摩市や多摩ニュータウン以外が60%に上っているのも注目したい。価格の安さだけでなく、緑の環境が整った街であることも評価されたようだ。

 これで残りは67戸。販売が終了する頃には、三菱地所レジデンスの永山が販売開始されそうだ。三菱地所レジデンスのほうが駅に近いので単価も高いだろうが、駅近の魅力で売れるのではないか。

地所レジ 多摩センターと永山の一等地でマンション331戸(9/13)

都市と自然の機能持つ東建「Brillia多摩ニュータウン」(1/27)

(牧田 司記者 2012年10月22日)