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三菱地所レジデンス

多摩センターと永山の一等地でマンション 合計331戸

 

 三菱地所レジデンスが多摩センターと永山のそれぞれ一等地でマンションを分譲する。2物件で戸数は331戸になる予定。

 多摩センターは、京王・小田急多摩センター駅から歩いて数分、落合1丁目の敷地面積約3,600平方メートル。19階建て175戸の規模。市の街づくり条例に基づく協議を経て平成25年3月に着工の予定。

 現地は、セボンがホテルを併設したタワーマンションを計画していたところ。計画はリーマンショック後に同社が民事再生法の適用を受けて頓挫していた。多摩センター駅周辺ではここ5〜6年間で約2,000戸のマンションが供給されているが、今回のマンション計画が最後のプロジェクトになる可能性が大きい。駅周辺にはUR都市機構や東京都が業務用の土地を所有しているが、用途変更する可能性は低いと見られている。

 永山のプロジェクトは、京王・小田急永山駅から歩いて4分ぐらいの「アイフルコンタクトセンター東日本」の跡地。11階建て156戸の規模で、今年12月に着工の予定。永山駅圏では現在、東京建物が駅徒歩7分の諏訪2丁目の建て替え事業マンション「Brillia 多摩ニュータウン」(1,249戸、分譲は684戸)を分譲しており、1期・2期あわせて530戸が即日完売している。三菱地所レジデンスのマンション計画は、業務・商業施設などが集積している高台の一角で、敷地南側は永山小学校。

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 現段階で単価がいくらになるかの予想は差し控えるが、双方とも一等地。過去のマンション単価を上回るのは間違いない。多摩市民なら若年層も熟年層もみんな住みたい立地だ。

(牧田 司記者 2012年9月13日)