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野村不動産「プラウドシティ稲毛海岸」

1期222戸が即日完売

　野村不動産は6月7日、当欄で紹介した千葉市美浜区の大型マンション「プラウドシティ稲毛海岸レジデンス �T」（全425戸）の第1期222戸の登録申込を6月5日に締め切った結果、申込数270件、最高倍率5倍、平均倍率1.22倍で即日完売したと発表した。モデルルームへの総来場者数は3,000 件を超えた。

　同社は人気の要因として、�@7.7ha の広大な敷地内にマンション、戸建、商業施設の他、公園、クラブハウスなどが新たに整備され、小学校や保育園も隣接地にあるなど子育てに適した環境 �A自走式の駐車場を全戸分設置 �Bマンション南側には戸建街区を配置し、良好な日照条件を確保�C防災井戸、防災トイレ、防災倉庫など各種防災機能やエコ対策 �D入居者同士が育むコミュニティーへの様々な工夫や提案−−などをあげている。申込者の平均年齢は39.8歳（30歳代が全体の約51％、20歳代が約13％、平均家族数は2.9人（3〜4人家族が60％超）。

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　同社のマンションの即日完売は珍しくないが、やはり驚くべき売れ行きだ。千葉県下のマンションの売れ行きは、同社などがこれまで分譲した「新浦安」「市川」「検見川浜」「海浜幕張」や「本八幡」などの一部の物件を除き、一団地の年間販売戸数はせいぜい100戸ぐらいの市場が続いている。

　今回、即日完売したのは圧倒的な単価の安さ（坪単価121万円）もあるが、��プラウド�≠ﾌブランド力も大きい。リーマンショック後、千葉県でのマンション着工戸数は激減しているが、そのうちの半分近くは同社のマンションだ。

　同業他社が尻込みするエリアで、同社の快進撃が続く。千葉県での同社のマンションは、「プラウド市川一丁目」（67戸）が坪単価250万円ながらわずか1カ月で完売している。

坪121万円 圧倒的な安さ野村不「プラウドシティ稲毛海岸」(5/27)

野村不動産「プラウド市川一丁目」 全67戸一挙完売へ(1/14)