さいたま市で気温 35 度を記録した９月22日、第22回ＲＢＡ野球大会水曜ブロック準々決勝戦４試合が大宮健保グラウンドで行われ､三井リハウス東京を破り兄弟対決を制した三井不動産販売リアルプランセンター、ベンハウスに大勝した住友林業、積水ハウスを下した旭化成ホームズ、長谷工アーベストに快勝したリストがそれぞれ勝ち上がり、ベスト４に進んだ。旭化成は７年連続、住林は２年連続、リストは２年ぶりのベスト４進出。リアルプランは４年ぶり２度目の進出。

　準決勝の組み合わせは、旭化成ホームズ−リスト、住友林業−三井リアルプランで、10月６日（水）、同グラウンドで行われる。

　三井不動産販売リアルプランセンター−三井リハウス東京は、序盤に大量点を挙げたリアルプランが 10 −２で圧勝。北地が４回を２失点、最後の１回を安田がピシャリと締めた。３番神、８番寺田がそれぞれ３打点の活躍。リハウスは消耗戦に持ち込めず完敗。先発の藤田以下３投手が10四死球を与え、打ち込まれた。

　ベンハウス−住友林業は、11−２で住友林業が完勝。２回、稲田の３点本塁打などで逆転。２回に４点を加えたあと３ 回には松本が３点本塁打。西野−芝原と繋いで貫禄勝ち。ベンハウスの得点は初回の白井の２ランのみ。４回、５回に無死から安打で出塁したが住友林業の堅い守りに抑えられた。

　積水ハウス−旭化成ホームズは、５−３で旭化成が逃げ切り。エース今野は６回途中まで完全試合ペースだったが､６、７回に５安打を許し３失点（自責点１）。３番三好が決勝打を放った。積水は後半に追い上げたが及ばず。序盤に投げた３投手の出来が悪かった。主力４人が渋滞に巻き込まれ試合途中からの出場だったのも痛かった。

　長谷工アーベスト−リストは、佐藤−藤井と繋いだリストが９−１で圧勝。５番山口が満塁弾を放った。長谷工は及川の適時３塁打など４安打に抑えられた。