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第21回RBA野球大会 水曜ブロック準々決勝戦(9月16日) 試合結果

旭化成、住林、リバブルが4強入り

(試合結果は当日17時以降に掲載します)

  
中山の安打で菅野に続き本塁を狙いアウトになった旭化成斉藤(捕手は目黒)

 旭化成ホームズ、住友林業、東急リバブルが4強入り――第21回RBA野球大会水曜ブロック準々決勝戦3試合が9月16日、大宮健保グラウンドで行われ、積水ハウス東京中央を破った旭化成ホームズ、住友不動産販売に完封勝ちした住友林業、オークラヤ住宅を接戦の末下した東急リバブルが4強入りを決めた。これで先に4強入りを決めていたちばリハウスとともに全て4強が決まった。準決勝戦は旭化成ホームズ−ちばりハウス、住友林業−東急リバブルとなった。

 積水ハウス東京中央−旭化成ホームズは、積水が2回に3点先制したが、そのあとすぐ旭化成が5点を挙げ逆転。結局、9−4で積水を下した。平山が8安打を浴びながら完投。積水は守りの破たんから傷口を広げた。

 住友林業−住友不動産販売は、住林が敵失と暴投で挙げた2点を守りきり、住林稲田−芝原が完封リレー。住友不販は散発の4安打に抑えられた。

 オークラヤ住宅−東急リバブルは、オークラヤ小森、リバブル遠藤の投手戦となったが、1−1の同点の6回、リバブル三ケ島が決勝打を放ち2−1でオークラヤを下した。オークラヤ小森投手は好投したが、打線の援護がなかった。

クイズ 積水ハウス中村純投手の自責点は何点?

 次の問題に答えなさい。 本日、積水ハウス東京中央−旭化成ホームズの試合で実際あったケースです。積水中村純投手の自責点は何点でしょうか。

 1)旭化成は2回の裏、無死から5番渡辺、6番菅野が四死球で1、2塁とし、続く村尾が投手前に犠牲バントした。この球    を中村純投手は1塁へ悪送球。積水守備陣がもたつく間に渡辺、菅野が生還。村尾は3進(2得点)。

 2) 次打者の8番山本が中堅前安打し、3塁走者の村尾が生還。山本は返球の間に2進(1得点)

 3)次打者の9番中山が犠牲バントで1アウト。山本は3進

 4)次打者の1番北寒寺が3塁ゴロで3塁走者の山本は本塁でアウト。2アウト。北寒寺は2進

 5)次打者の2番佐藤が3塁打し、北寒寺が生還(1得点)

 6)次打者の3番三好が安打し、佐藤が生還(1 得点)

 以下、略。この回、旭化成は5得点⇒中村純投手の自責点は何点か⇒答えは下記の試合結果の記事中に。

住友林業 2−0 住友不動産販売

1
2
3
4
 
合 計
住友林業

住友不動産販売

 

積水ハウス東京中央 4−9 旭化成ホームズ

1
2
3
4
 
合 計
積水ハウス東京中央

旭化成ホームズ

 

オークラヤ住宅 1−2 東急リバブル

1
2
3
4
 
合 計
オークラヤ住宅

東急リバブル


ここが見どころ 記者の勝手予想

(牧田 司記者9月15日)

 先週の水曜ブロック4試合は全て記者のレーティング上位チームが勝利した。通算では43勝20敗。的中率は.811。まずまずの成績ではあるが、点差が離れていた試合も予想を外した。投手の出来不出来が影響したからだ。明日の試合は4強を賭けたどちらも負けられない試合。熱戦が展開されそうだ。

住友不動産販売(82)−住友林業(83)

 レーティングはわずか1点差。投手力が豊富な住林が上位と見たが、打線は互角。果たしてどうなるか。

 住林は、前試合で素晴らしい投球をした稲田か。昨年当たりまでは球威はあったが、コントロールを乱しては痛打されていた。今年は制球力もいい。球威のあるストレートにキレのいい変化球が決まれば打たれまい。ややスタミナが心配だが、後ろにはコントロールがいい柴原がいるし、柴田も投げられそうだ。打線は遠藤を核に足も機動力もある。

 住友不販はエース伊藤の出来如何だ。強豪相手ほど燃えるタイプで、最小失点に抑えればチャンスはある。主砲前田が首位打者に踊り出た。ここもチームを引っ張りたい。井手ら若手の奮起にも期待。浦学卒の新人矢嶋が出場していないのがやや気になるが…。本業の流通事業も上向きのはずだ。

旭化成ホームズ(90)−積水ハウス東京中央(68)

 レーティングではかなり差がついた。これまでの実績からすればこの差はやむをえない。まともに戦えば積水ハウスの苦戦は免れない。

 旭化成はRBAナンバー1の今野の先発だろう。とにかくここ数年、打たれて負けたことがない。自責点もシーズンに1、2点ぐらいだ。コントロールが抜群。連打を食らわない。チームの司令塔、山本捕手のリードも巧み。相手のデータは全て頭に入っている。打線は北寒寺を筆頭に若手、ベテランの歯車もぴったり。守備も鉄壁だ。

 積水ハウスは、旭化成と力勝負に持ち込んでは勝ち目はない。ここは奇襲作戦で突破口を開きたい。出塁したら足でかき回すことを勧めたい(山本捕手は肩もいいが、虎穴を狙わない手はない)。打線はやや非力だが、どこからでもチャンスはつくれる。投手は中村純が前試合で素晴らしい投球をした。コーナーに投げ分ければ、それほど失点しないはずだ。

東急リバブル(81)−オークラヤ住宅(79)

 レーティングは2点差だが、オークラヤには嫌なデータがある。これまで両者の対決は10回はあるはずだが、オークラヤは1度も勝てていない。松尾一監督自ら「一度も買ったことがない」というほどだから、苦手意識が身に染み込んでいるようだ。ブルーのユニフォームをみただけですくんでしまうのだろうか。もう5年ぐらい前だろうか、最終回までに5点ぐらいの差をつけてひっくり返されたのを記者は見ている。

 しかし、ここはチャンスもある。リバブルは前試合で先発の遠藤が乱打された。球威もコントロールもなかった。猪股は自責ゼロで絶好調のようだが、これまでほとんど先発はない。ここも遠藤が先発か。打線は、河野、山田、古屋の上位打線の調子がいい。主砲岡住は打率が低いが、この前の試合ではいい当たりを飛ばしていた。遠藤も打力がいい。

 オークラヤはエース小森の頑張りに期待だ。苦手意識を払拭すれば、それほど点を取られる投手ではないはずだが…。打線はやや見劣りがする。機動力を生かしたいが…。


(牧田 司記者9月16日)

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