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第21回RBA野球大会 水曜ブロック 5日目(7月29日) 試合結果

残りの決勝T進出6チーム全て決まる

   
ただいま2冠のリスト海藤          サヨナラ打を放ったオークラヤ加瀬(中央)

神様、仏様、渡部様 ミサワ東京は6年ぶり進出

 決勝トーナメント進出チーム全て決まる――第21回RBA野球大会水曜ブロック5日目が7月29日、大宮健保グラウンドで6試合が行われ、決勝Tに進出する全てのチームが決まった。

 すみしん不動産−モリモトは、打撃戦の末、すみしんが9−8でモリモトを下した。難波が完投、佐藤が決勝打を放った。

 積水ハウス東京中央−積和不動産のグループ対決は2−0で積水ハウス東京中央が接戦を制した。中村純−堀田が1安打完封リレー。  

 ナイス−三菱地所ホームは、ナイス打線が爆発、大量20点を挙げ地所ホームを圧倒した。横沢が2ランを含む6打点の活躍。

 ミサワホーム東京−野村不動産アーバンネットは、ミサワが19−6で大勝。保田が満塁弾を含む5打点の活躍。渡部が完投。野村アーバンはミサワの8安打を上回る9安打を放ったが、ノーエラーのミサワに対し4失策、与四死球もミサワが2個なのに対し12個。この差が大差につながった。ミサワは6年ぶりの決勝T進出。

 リスト−日神不動産は、リストが10−0で快勝。打撃好調の海藤が2号2ラン3打点を挙げ、通算2本塁打11打点となっており、打撃2部門でトップに立った模様だ。

  みずほ信不動産販売−オークラヤ住宅は、2−1でオークラヤがサヨナラ勝ち。代打加瀬がサヨナラ打を放った。急性胃炎で入院したエース小森に代わって前試合も登板した松尾啓が好投。みずほはエース山下が肩痛で1回降板、代わって竹内が好投したが、最後は力尽きた。

すみしん不動産 9−8 モリモト

1
2
3
4
 
合 計
すみしん不動産

モリモト

 

(6回時間切れ)

積水ハウス東京中央 2−0 積和不動産

1
2
3
4
 
合 計
積水ハウス東京中央

積和不動産

 

(6回時間切れ)

ナイス 20−1 三菱地所ホーム

1
2
3
4
 
合 計
ナイス
11

20

三菱地所ホーム

 

(4回時間切れ)

ミサワホーム東京 19−6 野村不動産アーバンネット

1
2
3
4
 
合 計
ミサワホーム東京
14

19

野村不動産アーバンネット

 

(4回時間切れ)

リスト 10−0 日神不動産

1
2
3
4
 
合 計
リスト

10

日神不動産

 

 

(5回コールド)

みずほ信不動産販売 1−2 オークラヤ住宅

1
2
3
4
 
合 計
みずほ信不動産販売

オークラヤ住宅
1x

 

(6回時間切れサヨナラ)

ここが見どころ 記者の勝手予想

(牧田 司記者7月27日)

決勝Tまで残り6チーム この日で全て決定

レーティング上位チームの勝率は7割弱だが…

 この日の試合で水曜ブロックの全ての決勝トーナメント進出チームが決まる。

 記者のレーティング上位チーム同士の対決としては日神不動産(レーティング78、以下同じ)−リスト(85)がある。

 双方とも負けられないだけに必勝態勢で臨むはず。リストの先発は舟山か。今季はほとんど先発しており、安定した成績を残している。RBA屈指の好投手八筬の登板はなさそうだ。杉山、海藤らの攻撃陣も元気だし、新人岩島の加入で打線に厚みが増した。昨年準優勝の日神は吉松投手の出来にかける。前試合では3回4失点。中 1 週間での回復具合が気になる。

 モリモト(61)−すみしん不動産(55)は、レーティングではモリモトがやや上位だが、すみしんは勢いがある。モリモトは小桧山の出来いかんだが、前試合の激投の疲れが心配。どちらに転んでもおかしくない。

 積和不動産(65)−積水ハウス東京中央(68)の積水グループの対決が面白い。積水ハウス東京は強さと弱さが同居している戦力が読みづらいチーム。選手を揃え万全の態勢で臨めば積和の苦戦は免れない。お互い、やりづらい相手だろう。遠慮したほうが負けだ。

 三菱地所ホーム(60)−ナイス(62)はほぼ互角だ。ナイスの岡本投手は制球難の不安があり、ある程度の失点は覚悟しなければならない。対する三菱地所ホーム鈴木投手も疲れが心配だが、力投派ではないので大丈夫か。問題は、強打者は抑えられそうだが、そうではない並みの打者にはハエが止る速球≠ヘ打ちごろになりはしないかという点だ。

 野村不動産アーバンネット(72)−ミサワホーム東京(53)は、レーティングは野村アーバンが上位だが、ミサワには救世主が現れた。渡部投手だ。43歳のベテランだが、百戦錬磨の風格がある。チームのレーティングも53からモリモトクラスの61に引き上げる。野村アーバンは前試合で王者旭化成に善戦した勢いを買いたいが、その一方で燃え尽き症候群≠熕S配だ。三根はスタミナが心配。「おれがエース」と豪語する木内監督の先発はあるか。ナインの信頼度は麻生総理のそれより高そうだが…。勝ち試合しか応援しない&ト津専務の応援は月末だけになさそうだ。

 オークラヤ住宅(83)−みずほ信不動産販売(75)も興味深い。オークラヤはエース小森の腹痛が回復しているかどうかにかかる。万全なら優位は動かない。みずほは前試合不戦敗したのが気掛かり。この日のために山下を休ませたのであれば、納得がいくが…。普通に守ればオークラヤと互角の戦いが出来るが…。

 これまで日曜ブロックは記者のレーティング通り上位チームが100 %近い確率で勝っているが、水曜は70%弱。確率的には6試合のうち4試合しか的中しないことになるが、果たしてどうなるか。的中して欲しいような外れて欲しいような、複雑な気持ちだ。


(牧田 司記者7月30日)

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