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東急不動産 練習試合でモリモト破る

日曜ブロック予選突破の力あり


試合後の記念写真(左が東急不動産チーム)

1
2
3
4
 
合 計
東急不動産

モリモト

 

○中村 S熊本 ●小桧山

 東急不動産は予選突破の力あり――来年のRBA野球大会日曜ブロック参戦を決めている東急不動産は11月18日夜、砧公園軟式野球場で水曜ブロックのモリモトと練習試合を行い、3−2で接戦を制した。6回の表、畠山が決勝打を放った。投げては先発の熊本−中村−熊本と繋ぎ、モリモトを振り切った。

モリモトはほぼベストメンバーで闘っており、日曜・水曜ブロックの力関係から判断すると、東急は日曜ブロックで予選を突破する力がありそうだ。

○谷口ゼネラルマネージャー RBAの水曜ブロックの強豪モリモトさんに勝てて嬉しい。自信につながった(選手が揃えばベンチか代打だそうだが、この日はスタメン出場。快打も放った)

●六角監督 相手の投手はいい。うちはいつもの貧打(自身は先発して2回を自責ゼロの1失点、打っては3打数2安打)


ナイターで行われた試合(砧公園軟式野球場)

◇     ◆    ◇

 東急不動産が来年からRBA野球大会に参加する意向であることは聞いていた。練習試合を行うことをモリモト北郷マネージャーから聞いていたので、早速取材に出かけた。もちろん、どの程度の力があるかを探るためだ。

 試合途中からの観戦だったが、日曜ブロックではベスト8入りは現段階では難しいかもしれないが、その他のCクラス(日曜ブロック21回大会を振り返って記事参照)でも上位の力があると見た。

 投手がいい。六角監督の言葉はお世辞ではない。中村投手は小柄ながら軟式野球に慣れており、緩急を使ったピッチングをすれば連打を浴びない。

 先発、抑えで登板した熊本は、京大硬式野球部出身で抑えだったとか。見た限りでは頭を使うより力で牛耳ようとするタイプ。低めにコントロールできれば打たれないスピードはある。

 この二人のほかに、もう1人不気味なエース関根がいる。この日は欠場、登板しなかったが、埼玉・聖望学園出身で阪神鳥谷の3歳下とか。鳥谷と同じ高校卒では全然驚かないが、ナインによる「涌井(横浜⇒西武)と投げ合った」ということに注目したい。相当の力がありそうだ。ナインによると「開幕までは調整してくる」とのことだった。

     
左から畠山、熊本、中村、谷口GM

◇     ◆    ◇

 課題もある。谷口GMもいるし、島津野球部長もいるが、肝心の監督が不在だという。記者の知る限り監督不在のチームが上位に進出したチームは皆無だ。開幕まで監督を吸えることが出来るかどうかも浮沈のカギを握る。

◇     ◆    ◇

 気は早いが、東急不動産の選手の方から「うちのレーティングは?」と聞かれた。モリモトのレーティングは61。練習試合とはいえそのモリモトを破ったのだから、日曜の三菱地所62と同等の力があると見た。関根が期待通りの活躍をすればもっと高い評価をしなければならない。

 ただし、監督が空席というのはマイナスポイント。現段階では62と評価した。

東急不動産が来年からRBAに参戦(6/30)

 

(牧田 司記者 平成21年11月19日)