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ポラス 子育て応援分譲住宅第1号の「育実の丘」で入居者イベント


「育実の丘」入居者イベント

 ポラスグループが昨年9月に販売した埼玉県子育て応援分譲住宅認定第1号の「育実の丘」の入居者イベントが4月27日に行なわれたので取材した。

 団地は一部建設中の建物もあったが、ほとんどが完成しており、集まったのは約100人。メインイベントは「シェアイベント」。商品の売買を行うフリーマーケットやガレージセールではなく、子どもの成長に伴い、着れなくなってしまった洋服や乗れなくなった自転車などを自宅前のカースペースに置き、ほしい人にあげる交換会だ。名刺や家族カードを交換しながら入居者同士で挨拶していた。同社が経営する「味亭」の鴨汁うどんも全員に提供された。

 イベントの来賓として挨拶したさいたま市緑区坊之在家自治会長・田邊修作氏(71)は、「ここの自治会は緑区内で2番目に大きい1,761世帯。コミュニティの取り組みは19年から強化しており、夏祭りに持ちつき大会、日帰りバスツアー、防犯パトロールなどを行なっている。みんな盛況で夏祭りなどには常時500人ぐらいが参加する。若い方が増えるのはいいこと。老荘青の三位一体が大事」と話していた。田邊氏は元埼玉県草加警察署長。署長時代は24時間態勢で「晩酌などやったこことがない」そうだ。


自治会長の田邊氏

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 この種のイベントを取材するのは初めてでとても新鮮だった。子育てファミリーを支援するにはデベロッパーがしっかり仕掛けを行なわないといけないことがわかった。

 一つ気が付いたのは、同社ばかりでなく他のデベロッパーもそうだが、敷地内には自転車置き場がないことだ。都市型戸建ては敷地が30〜40坪ぐらいしかないが、おそらく親子で自転車は3台はあるはずだ。どこに設置するかは課題だが、これは必須要件ではないか。


シェアイベント

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(牧田 司記者 2013年4月30日)