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人気必至　積和不・東建・陽栄「辻堂ザ･テラス」

「辻堂ザ･テラス」

　積和不動産（事業比率56％）・東京建物（同33％）・陽栄（同11％）３社ＪＶの辻堂の全97区画の戸建てと全161戸のマンションからなる複合開発団地を見学した。まず、戸建ての「辻堂ザ･テラス」から紹介しよう。

　物件は、JR東海道線辻堂駅から徒歩19分、藤沢市辻堂西海岸1丁目に位置する全97区画（建売：66区画、セレクト：19区画、条件付：12区画）の団地。11月下旬から分譲する1期22区画の土地面積125.00〜159.57�u、建物面積98.13〜120.93�u、予定価格5,090万円 〜6,999万円 (最多価格帯5,400万円台）。構造・階数は木造軸組工法2階建て。設計は後藤敏明建築研究室・雄設計室、施工は積和建設神奈川。完成予定は平成23年10月〜11月。

　現地は、辻堂駅から海に向かって一直線。辻堂海浜公園に隣接した公務員宿舎跡地。法定建ぺい率は60％だが、風致地区に指定されているため40％（容積率は200％）となっており、建物は敷地境界線から1.5ｍ、隣地境界線から1ｍセットバックされて建設されているのが特徴。地区計画により建物屋根や外壁色彩、屋外広告塔にも制限が設けられている。

　建物は、シャープな片流れを多用し、光と風の流れを演出。外構には生垣やメッシュフェンスなど緑と調和を持たせ、ウッドデッキ、土間、テラス、ロフト、シャワープレイスなど湘南の地にふさわしい住戸プランとなっている。天然木フローリング、食洗機、ミストサウナも標準装備。

　エコでは、エネファーム+太陽光パネル +LED 照明を組み合わせることによって、一般的な４人家族の年間消費電力量を約5,700ｋＷhから約6,400ｋＷhへ約700ｋＷh削減でき、その分を売電できるようになっている。エネルギーの「見える化」も進める。

　　　
モデルハウス

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　海浜公園の先は海という不安もないわけではないが、海好きにはたまらない立地だ。辻堂駅から南側は2〜3階建ての低層住宅が圧倒的に多く、開放的なスカイラインが素晴らしい。土地面積が最低でも125�u確保され、5,000万円台からという価格設定も納得できる。設備仕様レベルも高い。記者が個人的に好きなのはウッドデッキ、テラス付きの住戸だ。サーファーのための外部シャワープレイスもちゃんと設けられていた。後述するが、圧倒的な人気を呼んでほぼ完売したマンション同様、人気は必至と見た。

5カ月で完売へ 積和不他「辻堂海浜公園」マンション(11/15)