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５カ月でほぼ完売

積和不・東建・陽栄「オーシャンレジデンス辻堂海浜公園」

「オーシャンレジデンス辻堂海浜公園」完成予想図

　先に紹介した「辻堂ザ・テラス」に引き続いて積和不動産・東京建物・陽栄の３社ＪＶマンション「オーシャンレジデンス辻堂海浜公園」を紹介する。６月に分譲開始され、残りはキャンセル住戸の４戸のみという極めて好調な売れ行きをみせているマンションだ。来場者は約800件に上っている。

　物件は、JR東海道本線辻堂駅から徒歩18分、藤沢市辻堂西海岸1丁目に位置する５階建て全161戸の規模。専有面積は68.85〜91.35�u。坪単価は150万円強。現在分譲中の４戸の専有面積は76.53〜88.23�u、価格は3,590万 〜4,500万円。竣工予定は平成23年12月末。設計・監理は広建設計。施工は浅沼組、植木組。

　現地は、「辻堂ザ･テラス」に隣接。敷地の形状は、東西軸が約214ｍというように細長いのが特徴で、住戸は全て南向き。6.100〜6.200ミリのスパンの住戸もあるが、多くは6.600ミリ以上のワイドスパンだ。奥行き約2.4ｍ、幅約6.1〜7.45ｍのバルコニーテラスを設置し、その部分のバルコニー手すりはは縦格子のルーバーとし、その他の部分の手すりは淡いガラス。その他、オープンポーチ、ミストサウナ、アウトフレーム工法などが特徴。

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　駅からは距離があるが、売れて当然のマンションだと思う。単価水準からして設備仕様レベルは高いし、何といっても居住環境がいい。小･中学校が隣接しており、敷地南側は戸建てエリアで、将来にわたって住環境が担保されている。その先は海浜公園と松林が美しい湘南の海だ。

　最近集中的に見学している郊外型の野村不動産「オハナ 八坂萩山町」、三菱地所レジデンス他「ザ･パークハウス新検見川」、タカラレーベン「レーベンハイム戸田ソラリエ」の単価は127〜143万円とみんな安い。

　記者は、こうした郊外型が人気になっているのは、リーマンショック後、極端に着工・分譲が減っていることも背景にあるが、震災を経験してユーザーが背伸びをしないで「身の丈」にあった物件を選ぶ傾向が強まっているからだと感じているのだが、どうだろう。

　幹事会社の積和不動産のマンションについてもひと言。同社はマンション分譲は多くないが、数年前に見た「北千住」のマンションはレベルが高かった。

ワイドバルコニー

人気必至 積和不・東建・陽栄「辻堂ザ・テラス」(11/15)