野村不動産 9年連続でグッドデザイン賞受賞 「プラウド蘆花公園」「プラウドフラット新宿御苑」など 「プラウド蘆花公園」 |
野村不動産の「プラウド蘆花公園」「プラウドフラット新宿御苑」「マルチランプダウンライト」が「 2010 年度グッドデザイン賞」を受賞した。同社の受賞は9年連続。 「プラウド蘆花公園」(東京都世田谷区)は、世田谷の閑静な住宅地に位置する87戸の低層マンション。敷地内に環境空地を多く採用し、地域景観の核となる桜・欅・銀杏などの既存樹を残した配棟計画とした。省エネ機器を採用するだけでなく、屋上緑化や植栽を敷地全体にバランスよく配置し、ヒートアイランド現象の抑制やパッシブデザインの考え方を採り入れた。 「プラウドフラット新宿御苑」(東京都新宿区)は、新宿御苑に隣接する10階建て22世帯の賃貸住宅。スレンダーな「角が丸められた塔」(高層棟)と地面から浮かせた全面ガラス張りの「クリスタルの箱」(低層棟)という2つの異なるデザインが寄り添う外観。構造を工夫し、従来の集合住宅では得られない新しいライフスタイルの提案が可能な居住空間を実現した。 「マルチランプダウンライト」は、「プラウドエコビジョン」の一環として、国内電機メーカーなど5社と共同でマンション向けとして開発したもの。低コスト、省エネ効果の高い電球型蛍光灯を実装できるとともに、将来的なLED電球への変更を容易とし、ダウンライトの器具を統一することにより、天井面のデザイン性も向上させた。
「プラウドフラット新宿御苑」 |
(牧田 司 記者 2010年9月30日) |