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 三井不動産 鳥羽国際「潮路亭」リニューアルプラン

鳥羽にかけて1泊108,000円 露天風呂付き


左から真珠貝柱料理、パールオーロラ風呂、パール(イメージ)

 三井不動産とグループ会社の三井不動産リゾート、鳥羽国際ホテルは2月16日、「鳥羽国際ホテル 和風旅館 潮路亭」のリニューアルを記念し、2名1泊ペア宿泊料金を鳥羽にかけて108,000円とする「究極の真珠プラン」を発売すると発表した。

 「潮路亭」は「鳥羽国際ホテル本館」とやや離れたところにあり、平成24年4月1日(日) “ 神の恵み、海の恵み。感動の宿 ” をコンセプトに、客室・お食事処・温泉・ロビー・庭園などをリニューアルし、「鳥羽国際ホテル 真珠の郷のおもてなし 潮路亭」として生まれ変わる。

 「究極の真珠プラン」は、露天風呂付新客室「プレミアムスイート(63u)」を用意、「真珠パウダー入りウェルカムドリンク」をサービスするほか、夕食は真珠貝柱の逸品料理に加え、三重県の三大味覚(伊勢海老・鮑・松阪牛)を使用したスペシャルディナーを提供。デザートには「とばーがー」「真珠の海のスイーツバーガー」を用意する。期間は平成24年4月1日〜7月10日まで(除外日4月28日〜5月5日)。

◇    ◆    ◇

 さすが三井不動産。わが故郷の活性化のためにすごいプランを用意してくれました。鳥羽国際ホテルの本館は、記者も数回宿泊しているが、今は昔。リーマン・ショック後は、鳥羽駅前の屋台風の店で、ワンカップとサザエのつぼ焼き、浦村の焼きカキで我慢している。「とばーがー」は全く知らない。

 朝夕食付で63uの露天風呂付となればこれぐらいの価格になるのだろうが、わが三重県人でどれぐらいの人が利用できるか。いくら見栄を張っても行ける値段ではない。並みの部屋の食事なしでもいいから、鳥羽にかけて10,800円の三重県人優待プランも発売してほしい。

 「究極の真珠プラン」は、三井不動産の関係者は当然自腹を切って利用してほしいし、関西圏や首都圏の富裕層の方々にはお勧めだ。朝日が真珠貝のようにキラキラときらめく海面を眺めるときはしばし時も歳も忘れさせてくれる。予算のない人は、賢島あたりに足を伸ばせば、世界ブランドの的矢のカキも食べられる。最近は安乗(あのり)フグもある。

 来年は伊勢神宮の式年遷宮だ。同社は「式年遷宮記念プラン」として大々的にアピールするのだろう。三重県知事も「美し国」をアピールするのに積極的だと聞いている。

   
潮路亭                              鳥羽国際ホテル外観

 記者はかつて「観光都市・伊勢の再生はあるか」と題した記事も書いている。ご興味のある方は読んでいただきたい。

地方再生は喫緊の課題 観光都市・伊勢市の再生C(1008/1/18)
地方再生は喫緊の課題 観光都市・伊勢市の再生B(1008/1/17)
地方再生は喫緊の課題 観光都市・伊勢市の再生A(1008/1/16)
地方再生は喫緊の課題 観光都市・伊勢市の再生@(1008/1/15)

(牧田 司記者 2012年2月16日)