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山根理事長にほめられた記事とは民主党批判記事

管理協が今年最後の記者懇親会


山根理事長

 

 高層住宅管理業協会(理事長:山根弘美ダイワサービス社長)は12月18日、今年最後となる恒例の記者懇親会を行った。

 冒頭、挨拶に立った山根理事長は政権交代の話題に触れ「まもなく冬至。この日を過ぎると光かざしこむ時間が長くなるように、政権交代によって日本に明るい兆しが見えてくるのではないかと期待したい」と語り、来年の業界については「来年の干支の巳年は、稲作の守り神として信仰されており、財の神、生命の神としてもあがめられてきた。われわれの業界も同じだ。マンションという建物の財産を守り、居住者の生活を支えることを生業にしている。引き続き住生活総合サービス業として建物の管理維持、修繕、防災や生活をサポートする仕事にみんなで力を合わせて取り組んでいく」と述べた。

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 山根理事長は今年5月18日の同協会の総会で理事長に就任したのだが、そのときの模様を書いた記者の記事を挨拶の中でわざわざ名前をあげてほめてくれた。「感動した。うかうかしているとぼろくそに書かれるのではないかと気も引き締めた」と会場を笑わせた。

 これにはびっくりした。劣等生の私が並み居る優等生を差し置いて先生からほめられるようで、年甲斐もなくうれしかった。

 そのときの記事では、山根理事長の挨拶が極めて明快で要領を得たものであることと、「こんなことは言いたくない。記者は不偏不党だ。政党批判などしたくない。しかし、言わざるを得ない」と前置きした上で、来賓として挨拶した民主党の参議院議員・水戸まさし氏の勉強不足について痛烈に批判した。

 水戸まさし氏について調べたら、先の消費税増税法案に反対票を投じ、民主党を離党、日本維新の会に参加したという。何をかいわんやだが、「衆議院議員でなくてよかったですね」といいたい。ただ、いつまで続くか分からないが、日本維新の会の議員を続けるなら2度と管理協の懇親会などに来賓として呼ばれることはないだろう。

管理協 新理事長に山根氏 名称もマンション管理業協会へ(5/18)

(牧田 司記者 2012年12月19日)