RBA HOME> RBAタイムズHOME >2012年 >

オープンハウス ヒカリエの近くに常設モデルルーム新設


モデルルーム

 オープンハウスが渋谷に新たな常設モデルルームをオープンしたので見学した。

 場所は、同社と開発事業を担当するオープンハウス・ディベロップメントが入居する渋谷 1-13-9のたくぎんビル9階。近くオープンする「ヒカリエ」は目と鼻の先。広さは商談スペースを含め約200uで、モデルルームは約68u。機能性・デザイン性に優れたシステムキッチンがなかなかいいが、やはりゆったりくつろいで商談できるのがいい。

 案内をしてもらったオープンハウス・ディベロップメント マンション開発事業部プロジェクト管理部次長・宇野三慶氏は「従来の常設モデルルームはメゾネットタイプの『オープンレジデンス』を想定しているものですが、今回は、これから供給が増える一般のマンションタイプの『オープンレジデンシア』を想定しています。天然石などオプションも設置していますが、当社のマンションは圧倒的に価格が安いので、お客さまには『グレードアップ仕様にしても他より安い』といっていただいてます。渋谷は『ヒカリエ』がオープンしてこれから賑わいますし、東急不動産さんも住友不動産さんも常設モデルをオープンした。当社は、気楽に相談できるカフェになればと企画しました」と、開設の経緯を語った。

◇    ◆    ◇

 同社のマンションタイプの「オープンレジデンシア銀座 est」(72戸)は昨年夏から分譲開始されているが、これまで52戸を契約済みだ。竣工は9月だからそれまで完売するめどが立ったという。今年に入って販売を開始した「オープンレジデンシア本駒込」(22戸)は坪単価230万円の単価の安さが武器で、ですでに半分が売れているという。これから分譲する「オープンレジデンシア桜新町」(33戸)は、坪単価250万円ぐらいを予定。問い合わせが殺到しているようだ。既報のように「六本木」「青山」など超都心でも4棟の用地を取得済みだ。

◇    ◆    ◇

 宇野氏が「カフェの雰囲気」と話したように、出されたハーブティーが最高においしかった。オリジナル商品で、ハイビスカス、ローズヒップ(バラのお尻という意味ではなく、もともとの語源はバラの実だそうだ)、アップル、オレンジピール、パイナップル、ストロベリー、マンゴーなど20種以上の味をブレンドしたものだ。黒のトレイと白のガラスカップ、赤のティーの取り合わせもいい。

 同じようなオリジナルティーをお客さまに出すM社があるので、宇野氏に聞いたら、「実はM社と同じところから仕入れています。いいものは真似ようということです。味は、徹底して研究しましたからどこにも負けません」と語った。宇野氏に頼んで携帯で写真も撮ってもらった。


同社オリジナルのハーブティー (トレイなどが光って見えるが、プロが撮ったらいい写真になるはず)

オープンハウス荒井社長 「今は踊り場。成長目指す」(1/19)

(牧田 司記者 2012年1月25日)