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 三井不動産 今度は来館2500万人目指す

「ダイバーシティ東京 プラザ」19日オープン


「ダイバーシティ東京(DiverCity Tokyo)」

 三井不動産とららぽーとマネジメントは4月19日(木)、東京臨海副都心地区で開発中の複合施設「ダイバーシティ東京(DiverCity Tokyo)」のうち商業施設「ダイバーシティ東京 プラザ(DiverCity Tokyo Plaza)」をオープンする。それに先立つ17日、プレス発表会と関係者向けに内覧会を行った。

 年間約4,800万人が訪れる国内有数の観光地立地を生かし、「劇場型都市空間」というコンセプトのもと、国内外向けにショッピングのほかにも、遊び、くつろぎ、驚きや感動を体感できる “ 東京の新名所 ” を目指す。初年度の来館者は2,500万人、売上高は300億円が目標。

 臨海副都心地区最大級の店舗面積約45,300uに、日本初出店4店舗、新業態29店舗を含む154店舗が出店している。

 発表会に臨んだ三井不動産専務取締役商業施設本部長・飯沼喜章氏は、「お台場エリアでは10年ぶりの新規商業施設。これまで日本橋、銀座などの商業施設やららぽーとの商業施設で培ったノウハウを発揮して、国内はもちろん、東アジアのお客さまにも支持される東京の新名所になるよう注力していく」と語った。

   
「Kate Rose Cafa」                 吹抜け空間           日本初出店「ホノルルコーヒー」
 

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 先日の「アウトレットパーク木更津」は、まだ記者も少しは理解できた。今回はちんぷんかんぷんだった。全長18メートルもの「実物大ガンダム」を設置して30歳代、40歳代の若年層を取り込もうという意図は分からなくもないが、「ファミリーパパ、お帰りなさーい」とメイド喫茶の女の子に呼びかけられたときは飛び上がった。フジテレビもプロモーションに関わっているだけに「非日常」「劇場空間」は確かに実現できている。満艦飾、万華鏡の世界が広がっていた。


新感覚の個性派ショップが出店する「東京トレンドプロデュース」

 「木更津」は2,000人の雇用を創出し、「ダイバーシティ」では2,500万人の来館者が目標とはたいしたものだ。昨日見学した千葉県印西牧の原のアウトレットモール「BIG HOP (ビッグホップ)」は閑古鳥が鳴いていた。この落差は何だ。

   
「WABI×SABI」                メイド&カフェバー              等身大ガンダム

「三井アウトレット木更津」13日開業 2000人の雇用(4/11)

(牧田 司記者 2012年4月17日)