管理会社4社 第2回野球大会 表彰式・懇親会
「業界トップランナーとして走り続けよう」池田社長
「みんな、野球は好きか？ 」「おー」
左から池田社長、優勝した三井平田、須永、山本社長 中央が2位の住友上村
中央が3位の三菱藤和白石 中央が4位の野村神田
三井不動産住宅サービス（幹事会社）、住友不動産建物サービス、三菱地所藤和コミュニティ、野村リビングサポート（三井住宅サービス以外は順不同）のマンション・ビル管理会社4社による第2回野球大会の表彰式・懇親会が1月24日夜、新宿・三井クラブで行われた。三菱地所藤和コミュニティの石橋享司社長は所用のため欠席したが、三井住宅サービス・池田孝社長、住友不動産建物サービス・ 山本直人社長、野村リビングサポート・関敏昭社長も参加し、関係者ら約60人が参加、大いに賑わった。
野球大会は、懇親を図る目的で一昨年に第 1回大会が行われ、今回で2回目。4社総当たり戦で行われ、第1回大会に引き続き三井不動産住宅サービスが優勝した。
冒頭に挨拶に立った三井住宅サービス・池田社長は、「私どもが2連覇を達成して嬉しいが、他のチームはエースが仕事で投げられないなどいろいろな事情があったのでしょう。われわれの業界はまずまず順調に推移してきたが、これからが踊り場。足元をしっかり見つめていかないといけない。業界のトップランナーとして走っているわれわれが、このようなイベントを通じ情報交換もし、切磋琢磨して業界トップランナーとして走っていこう」と呼びかけた。
続いて挨拶した野村リビング・関社長は、三井住宅サービスが紹介されたBS12チャンネルの番組を「感動した。溜飲が下がった」などと誉めたあと、「野球は、前回は2位だったのに、今回は『全て1点差で負けて最下位。アイムソーリー』という報告を聞いている。採用にも配慮しないといけないかも」と笑いを誘った。
決勝戦でエースが不在で敗れた住友建物サービスの山本社長は、「うちは女性の応援も多く、応援合戦では勝った」などと語った。
三菱藤和の永田直利執行役員は、「この大会を10年、20年と続けたい。切磋琢磨の場にしたい。次はうちが幹事なので投手力を強化して頑張る｣と語った。
表彰式では、最優秀防御率投手に三井の宮崎投手、最優秀打率選手に三菱藤和の田中選手が表彰された。
左から池田社長、野村羽尾、三井宮崎、住友佐藤投手、山本社長、住友権代、三井高濱
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三井・池田社長は慶大卒。走り幅跳びの全国トップレベルの選手で、インカレで7.17mを跳んだことを聞いたとき、「三段跳び？ 」と聞き返し怒られたことがある。住友の山本社長は池田社長と同じ慶大卒で、体育会系の卓球部の主力メンバーだったとか。
詳しく聞こうと思ったが、「池田さんの成績はすごい。僕なんか足元にも及ばない」とはぐらかされた。しかし、山本社長が若い頃の日本の卓球は黄金期で、たくさん世界チャンピオンを輩出した。慶大卓球部も強かったそうだ。
左から三井・中村健と野村の参加者 三菱白石と女子マネ 司会の三井宮崎
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「足元」といえば、池田社長の鍛え方は半端ではない。写真を撮り記事にしようと思ったら「ダメ、ダメ」と断られたので記事にできないが、経営者はこうでなければならない。すっかり〝おじさん〟になったかつての三井の豪腕投手・北島鋼二選手も、腹回りが樹齢200年もありそうな野村リビング・榊昭博監督も少しは見習ったほうがいい。
左から三菱藤和・永田直利執行役員、三井の参加者、住友山上
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懇親会で多芸多才ぶりを発揮したのは三井住宅サービスの須永隆監督だ。いつもおとなしく、ＲＢＡ野球大会でも管理会社の野球大会でも采配を揮っているのかかどうかもさっぱり分からないのに、この日は「大トリ」として登場。開催中のサッカーアジア大会を引き合いに出し、「サッカーより野球が好きか？ 」などと叫び「おー、そうだ」の声を引き出しやんやの喝采を浴びていた。三井は、主砲の藤元勝選手も中村秀一選手もよくしゃべる。
三井須永監督 野村榊監督 左から三井八倉巻、中村秀
（牧田 司 記者 2011年1月28日）