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タカラレーベン 「巣鴨」で同社初の高単価マンション


「ディプティエレメンツ project (仮称)」モデルルーム

 先ほどは桜並木が美しい目黒リバーサイドマンション、三井不動産レジデンシャル「パークホームズ目黒ザレジデンス」を紹介したが、桜といえば「染井吉野」の発祥の地、豊島区駒込4丁目に位置するタカラレーベン「ディプティエレメンツ project (仮称)」を紹介する。

 物件は、 JR 山手線巣鴨駅から徒歩4分、またはJR山手線駒込駅から徒歩7分、豊島区駒込4丁目に位置する7階建て全43戸の規模。専有面積は37.78〜72.75u、予定価格は3,100万円台〜7,400万円台(予定最多価格帯5,800万円台・6,200万円台)、予定坪単価は290万円。竣工予定は平成24年1月末日。設計はトータルブレイン。施工は安藤建設。

 現地は、野村不動産が7年前に分譲して人気になった「プラウド駒込」(488戸、坪単価280万円)や、一昨年に東京建物が分譲してやはり人気になった「Brillia 駒込染井」(88戸、坪単価370万円)など高級マンションが建ち並ぶ一角。財務省の入札で同社が用地を取得したものだ。隣りは巣鴨スポーツクラブ。

 モデルルームは70uのタイプで、黒やグレー、シルバーなどを基調に高級感を演出しており、ドアの把手、シャンデリア、備品にいたるまで細部にこだわりを見せているのが特徴だ。

  
「ディプティエレメンツ project (仮称)」モデルルーム

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 この物件の存在は昨日、記事にもした「レーベンリヴァーレ南大沢」を見学したときに、同社の島田和一副社長から「巣鴨で坪単価300万円ぐらいの販売が女性ばかりの面白いのをやる」と聞いて知った。

 「ン…」 同社のマンションはずっと以前から取材しているが、坪単価300万円というのは初めてだし、そもそも坪200万円を突破したマンションも数えるぐらいしかないはずだ。昨日見学した「南大沢」の2倍をはるかに超える単価ではないか。しかし、巣鴨駅から徒歩4分のこの立地なら相場並みだろう。

 石橋を叩いてからでないと動かないような同社・村山義男社長やナンバー2の島田副社長がよくぞ敢然と入札にチャレンジしたものだと驚いたが、何事も経験だ。販売総額にして二十数億円だから、今後、アッパーミドルの需要も取り込もうという考えは理解できる。元気があるということでもある。

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 販売スタッフが全て女性というのもチャレンジなのだろう。責任者は同社に入社9年目の第4営業部次長兼第4営業部1課課長の高荒美香さん。 30歳代中心の総勢6人だそうだ。販売事務所やモデルルームのインテリアなどは全て高荒さん中心に決めたという。

 販売事務所もモデルルームもかなりこだわりを見せたものだ。カラーリングはシルバー、グレー、黒などで統一。商談の机はステンレスシルバーで、引出しの中底も黒だった。電卓はゴールド。花瓶は中東によくありそうな曲面が美しい黒。壁は「アルハンブラ」の建物をイメージさせるクロス。収納の把手は鋳物製で、ドアの把手も三井不動産レジデンシャル他「THE ROPPONGI TOKYO CLUB RESIDENCE」で見た 「スワロフスキー」を思わせる細工がされたものだし、 シャンデリアは、ナイフとフォークをデザイン処理して吊り下げたものだった。

 村山社長も島田副社長も、あまり細かなことには口出ししないそうだ。

 物件名の仮称「DIPITY(ディピティ)」は、「serendipity(セレンディピティ)」(思わぬ幸運)からとった造語。


「ディプティエレメンツ project (仮称)」

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 高荒さんのスーツも黒で「それも意識して着ているのか」と聞いたら、「これは会社の制服ですから。普段は黒ばかり着ているわけではありません」とのことだった。爪にはネイルアートが施されていた。

 「坪単価290万円というのは当社の初めての挑戦。どう戦うか。真価が問われる。モデルルームのインテリアの評判はいいのですが、このような単価の物件を検討される方は立地とか基本性能など躯体がどうなっているかを重視されます」と語った。「男性の営業マンには負けない? いえ、意識したことはありません」と返ってきた。

 名刺をよく見たら、高荒さんは宅建資格のほか、不動産コンサルティング技能者、ファイナンシャルプランナー、住宅金融普及協会認定住宅ローンアドバイザーに「整理収納アドバイザー2級」の資格も持っている。


高荒さん(背景からすると、やはり女性ばかりが販売を担当した「三郷中央」の販売事務所かもしれない)

人気必至 100uで坪135万円 タカラレーベン「南大沢」(2/7)

(牧田 司 記者 2011年2月7日)