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三菱地所レジデンス他「ザ・パークハウス 新検見川」

坪単価は143万円 1期好調スタート


「ザ・パークハウス 新検見川」完成予想図

 1期83戸に約85%に申し込みが入った三菱地所レジデンス(事業比率45%)・三菱倉庫(同30%)・日本国土開発(同20%)・長谷工コーポレーション(同5%)の4社 JV の「ザ・パークハウス 新検見川」を見学した。11月5日に1期83戸が抽選分譲され、約85%に申し込みが入り、好調スタートを切った。

 物件は、総武線新検見川駅から徒歩8分、千葉市花見川区検見川町3丁目に位置する全431戸(サウスレジデンス101戸、ウエストレジデンス180戸、イーストレジデンス150戸)の規模で、今回分譲された「サウスレジデンス」1期の専有面積は69.79〜91.21u、価格は2,658万〜4,298万円(最多価格帯3,400万円台)、坪単価143万円。竣工予定はサウスレジデンスが平成24年2月中旬。施工は長谷工コーポレーション。10月29日 ( 土 ) 〜11月5日まで登録が受け付けられていた。来場者は約600件に上っている。

 現地はNTTの社宅跡地。新検見川駅からはほぼフラットだが、南方向のベイエリアからは標高18mの高台に立地。小学校や保育園には徒歩2〜3分、京葉線検見川浜駅へはバス5分。マンション内に保育施設も設置予定。

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 リーマンショック後、千葉県では着工・分譲が激減しているが、デベロッパーの弱気≠ェそのまま価格設定にも現れているようだ。最寄り駅の新検見川駅は快速が停まらず、戸数が多いことから単価は低めに設定されているようだが、いかにも安い。5〜6年前には、坪単価110〜140万円ぐらいのマンションが京葉線や総武線沿線、千葉モノレール沿線で大量に供給されたが、当時のままの価格帯だ。

 野村不動産の「稲毛海岸」といい今回の「新検見川」といい、大手デベロッパーの物件が無風の千葉の市場を席巻する。

 地所レジ他「ザ・パークハウス新検見川」販売開始(10/25)

(牧田 司記者 2011年11月7日)