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 三菱地所レジデンス「パークハウス吉祥寺OIKOS」

日本不動産学会の事業賞を受賞

  
「パークハウス吉祥寺OIKOS」

 三菱地所は10月12日、同社が今年初めに分譲したマンション「パークハウス吉祥寺OIKOS」が日本不動産学会の平成23年度業績賞を受賞したと発表した。同賞は平成6年に創設され、今年で18回目。新機軸を打ち出した不動産事業やそれに関連する優秀な業績を表彰するもの。

 同物件は、9戸という小規模なマンションながら、太陽熱利用給湯システム・太陽光発電・LED照明・床輻射式空調システム・外断熱工法・駐車場の設置なし・ポツ窓・機能バルコニー・コンクリート打ち放しの壁など、従来のマンションの概念を超えた全く新しいデザインやライフスタイルを提案しているのが特徴。

 業績上の評価ポイントとして、マンション住民が通常の暮らしをするだけで環境貢献できる点や年間10万円以上のエネルギー使用量が削減できること、今後の計画に生かせることなどが評価された。

 物件は、武蔵野市中町2丁目に位置するRC造4階建て9戸の規模。事業企画はメックecoライフ。設計は飯田善彦建築工房+三菱地所ホーム、施工は前田建設工業。2010年10月竣工済み。

◇    ◆   ◇

 「パークハウス吉祥寺OIKOS」の受賞は我がことのようにうれしい。記者は、毎年、その年に分譲されたマンションの中から20〜40物件を「話題のマンション」とし、さらにそのうちから3物件ぐらいを「ベストマンション」として紹介してきた。

 もう 30年近く続けているのだが、実はこの「パークハウス吉祥寺OIKOS」は、分譲された年初の段階で「ベストマンション」に選ぶことを決めていた。長い間、マンションの取材をしているが、これほど衝撃を受けたマンションはそうない。素晴らしい企画だと思っている。まるでアートのようなマンションだ。同じような企画の第2弾、第3弾が続いてくれることを願っている。

マンションの概念を変えた歴史的物件 三菱地所「パークハウス吉祥寺OIKIS」(2010/11/12)

RBAタイムズ"元気印”人と企業  三菱地所レジデンス パートナー事業部 グループ長 明嵐 二朗氏 P. 1   P.2

(牧田 司記者 2011年10月13日)