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 「晴海」の話に花咲く 三菱地所グループ記者懇親会


記者懇親会(ロイヤルパークホテルで)

 三菱地所グループは9月21日、恒例のマスコミ記者懇親会を開いた。冒頭で挨拶に立った同社取締役会長・木村惠司氏は「社長を 5年9カ月務めたが、社長に就任したときから長くやるつもりはなかった。早い段階で次にバトンタッチしようと考えていたが、就任中、リーマンショックがあり、今回の大震災が起きた。何が起きても不思議でない時代に入ったが、役員全体で対応していきたい。私は常々『アズワンチーム』と言っているが、それぞれが想像力を発揮して1足す1は2ではなく3にも4にもなるチームにしなければならない」と語った。

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 記者の取材フィールドである分譲部門を中心に幹部の話を紹介する。まず、杉山博孝社長に新会社の三菱地所レジデンスについて聞いた。杉山社長は「三菱地所レジデンスには大きな期待を抱いている。戸数主義にはこだわらないが、ブランド力を高めることが肝心だ」と述べた。

 マンション分譲事業などを担当する専務執行役員・八木橋孝夫三菱地所レジデンス社長は、先にテレビCMも始まった「ザ・パークハウス晴海タワーズ」について記者団と談笑した。石川遼選手については「CM に登場する前の試合で優勝してほしかったのだが、とにかく女性に人気が高い。反響もものすごい」と期待を寄せていた。物件の質についても絶対的な自信を持っており、終始笑みを浮かべていた。記者は「坪 ○○ ぐらい」と鎌をかけたが、八木橋社長には「…。そんなに高くない」とかわされた。。2棟で1,800戸もあるから、強気の価格設定はないと見た。

 上機嫌だったのが三菱地所設計・小田川和男社長。「○○(設計会社)と比べても当社の 1 人あ当たりの売上高は上。中国の案件はことごとくうちがコンペに当選している」と語った。小田川社長は三菱地所の広報を担当したことがあり、民活マンション第一号の「西戸山タワーホームズ」のスポークスマンも務めたことなどから、古くからお付きあしていただいている。

 ネットで調べたら、今年3月、中国四川省成都市の計画面積約500ヘクタール、延床面積約1,000万uの「金融本部業務区 都市設計基本構想」国際コンペに当選している。機嫌がいいはずだ。

 三菱地所リアルエステートサービス・柴垣譲社長には、「御社の野球部がRBA野球参加22年目で初のベスト8に勝ち進みました。表彰してやっていただけませんか」と話したが、RBA野球をご存じないようだった。「RBA野球を知らないのはもぐり」だと記者は思っているが、これはおごりか。まだまだアピールが足りないようだ。

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(牧田 司 記者 2011年9月22日)