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野村不動産「プラウドタワー相模大野」 1期220戸が即日完売

 野村不動産は9月6日、相模原市の小田急線相模大野駅前で開発中のタワーマンション「プラウドタワー相模大野」(総戸数308戸、分譲戸数267戸)第1期220戸が9月3日抽選の結果、最高倍率4倍、平均倍率1.14倍で即日完売したと発表した。5月からオープンしたモデルルーム来場者は3,500組を超えた。

 同物件は、「相模大野駅西側地区第一種市街地再開発事業」区域内での総開発面積約3.1万u、商業・住宅・公共施設を備えたプロジェクト。新たに設置されるペデストリアンデッキで相模大野駅と直結され、大型商業施設、公共公益施設、専門店、フィットネスクラブなどが整備される。

 購入者の属性は、@平均年齢47歳(30歳代が約29%、40歳代が約26%、60歳以上が約19%)A平均家族数は2.3人(2人、3人世帯で全体の約63%)B職業は会社員・公務員が全体の約57%、医師・弁護士などのライセンサーが約18%C現居住エリアは相模原市南区が約54%(相模原市全域58%)など。

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 当欄でも「即日完売は間違いない」と書いた通りとなった。再開発マンションは総じてレベルが高いが、この物件はこれまでの物件と比べてもトップレベルだと思う。

 注目したいのは、購入者の現居住地で、相模原市民が多いのは当然だが、市外居住者も40%近くに達することだ。おそらく横浜市や川崎市、町田市などの居住者だろうが、他のエリアからも集客・成約できる力が物件にあるということだ。

 同じ駅前再開発の横浜市住宅供給公社「マークワンタワー長津田」がどうなるかだが、1期はこちらも180戸と多い。抽選は8日だ。

ハイレベルの野村不動産「プラウドタワー相模大野」(8/2)

(牧田 司 記者 2011年9月6日)