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新三郷駅から徒歩8分「新三郷ららシティ1丁目1番地」

コスモスイニシアが戸建て分譲


「コスモアベニュー新三郷ららシティ」

 コスモスイニシアの戸建て分譲「コスモアベニュー新三郷ららシティ」を見学した。三井不動産レジデンシャルが開発した分譲地の一角を譲り受けて分譲するもので、「新三郷」駅に最も近い住居表示が「新三郷ららシティ1丁目1番地」に立地する、1区画当たり土地面積200u以上というのが特徴だ。

 物件は、 JR武蔵野線新三郷駅から徒歩8分、三郷市新三郷ららシティ1丁目1番地に位置する全18区画。1区画当たり土地面積は200u以上で、建物面積は100u前後、価格は4,200万円台〜5,300万円台。建物は2×4工法。施工は西武建設。竣工は9月から来年の5月予定。販売代理はアイランド。

 現地は、三井不動産レジデンシャルが開発した全268区画の大規模団地の一角にあり、同社がそのうちの18区画を譲り受けて分譲するもの。新三郷駅にもっとも近く、道路を挟んだ南側には調整池が広がる。地区計画によって敷地の最低面積が200u以上と定められており、建物の外観などもガイドラインによって派手な色は禁止されている。将来にわたって良好な住環境が担保されているのが大きな特徴の一つだ。開発地で「エネファーム」が標準装備される最初の物件でもある。

 モデルハウスの庭先は約4mあり、その先には約2mの歩道と約6mの車道、さらに約2mの歩道があり、その先は大きな調整池がある。車道は団地内の居住者しかほとんど利用しないという。

 建物は、容積算入されない約4畳大のステップインロフトがつき、階段はメーターモジュールを採用。2階にも手洗いが標準装備。約 180 リットル入りの雨水タンクも付いており、雨水を利用した庭木の自動灌水も可能だ。また、1区画だけ平屋建てもプランに盛り込まれている。

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 「新三郷」には2年前に行われた三井不動産レジデンシャルの戸建て分譲「ファインコートららシティ」の見学会以来だったが、価格の安いのに驚いた。三井不レジの戸建てと比べ街並みも建物の広さ、設備仕様も異なるが、レベルの高い住宅地であることに変わりはない。地区計画によって街並みが将来にわたって担保されており、しかも今回はもっとも駅に近いエリアだ。早期完売する可能性が大きいとみた。

     

 記者は「当たり前」と考えるが、階段幅がメーターモジュールになっており、2階に手洗いがあり、雨水タンクが付いているのは最近の建売住宅は珍しい。三井不レジの団地入居者は、雨水タンクが標準装備されているモデルハウスをうらやましそうに眺めながら通るという。

  

タウンネームが住居表示に 三井不動産レジデンシャル「ファインコートららシティ」(2009/3/25)

(牧田 司 記者 2011年8月10日)