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「マンション管理会社によって全然異なる」

体験者が語る「サービスの質」

 

 三井不動産住宅サービスのマンション管理を紹介したBSテレビ12チャンネルの30分番組「意識革命!マンション管理〜正しい管理で資産を守れ〜」を観た。管理会社を途中から変更(リプレース)した管理組合など3つのケースが紹介されていた。

 最初のケースは、不特定多数の男性が出入りし犯罪の温床になった自主管理を行っていたマンションで、「当初の管理会社は『自主管理をされているので』と弱腰だったため途方に暮れたが、5社の候補から管理会社を(三井住宅サービスに)変えたことで全ての面でレベルアップした」と理事が語っている。

 もう一つは、築6年の大型マンションのケースで、フロントマネージャーから「資産価値を守ることから、資産価値を向上させる提案をしてもらった。管理会社の管理の中身は同じだと思っていたが、比較すると全然違うことが分かった」と関係者は述べている。

 3つ目のケースでは、管理組合の理事長を務めている男性が、「出社中に、妻が自宅で熱中症にかかった。(三井住宅サービスの)ライフサポーターに電話したら、車椅子も用意してすぐ駆けつけて病院に搬送してもらった。機敏な対応に感激した。それ以降、管理人室には車椅子も配置するようにした」などと語った。

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 記者も、管理会社の管理の中身は似たり寄ったり≠セろうと思っていた。比較検討ができないから、2カ所、 3カ所と買い替えしない限り、入居者はほとんど当初の管理会社に任せきりになるのだろう。「管理会社によってサービスの質が全然異なる」という入居者の声は説得力があった。

 管理会社もそうだが、われわれ業界紙の記者は管理会社によって異なる「サービスの質」をどのようにユーザーに伝えるのかが問われている。

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(牧田 司 記者 2011年1月28日)