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台風の目！　ベンハウス　４強のちばリ倒す

白井が投打に活躍　３打点に２失点完投

ベンハウス白井投手

千葉リハウス小川監督「言い訳なしの完敗」　

　��格下�≠ｾが「番狂わせを演じても不思議でない」と予想で書いたベンハウスが５−２で逆転勝ち。大金星を挙げ、決勝Ｔ進出を決めた。左腕のエース白井が自ら同点弾を含む３打点の活躍で完投。ちばリは好機にあと１本が出なかった。

　１点先取されたベンハウスは４回、５番白井の本塁打で同点に追いつき、５階にはまたも白井の２点適時打で逆転。１点差に追い上げられた６回には１番馬場が２ランを放ち再びリードを奪い逃げ切った。

　身長186センチの長身左腕エース白井は２失点完投。四死球も２個のみだった。

　
ちばリハウス篠原投手 　

　ちばリハウスはまさかの逆転負け。２回、この回先頭の５番菅谷が四球を選び、続く河端が右翼前安打、７番篠原がきっちり犠飛を決め先取点を奪ったが、２塁を欲張った河端が帰塁できず憤死。追加点を奪う芽を自ら摘み取った。その後は拙攻の連続。５回に３番吉野の適時２塁打で１点を挙げたのみ。

　エース篠原は持ち味の打たせて取るピッチングを３回までは見せたが、４回以降は疲れからか長打を浴びた。

○岸　（荻間）社長からは絶対勝てと言われてきた。息子は将来のＲＢＡ候補（投手、３塁、外野も守るオールラウンドプレーヤーの４年生の息子さんがスコアラーを務めていた）

●小川監督　完敗。言い訳しない

●篠原　…

　　　　
ちばリハウス小川監督とお子さん

ベンハウス　３年越しの��お返し��

　ベンハウスがちばリハウスに３年越しのお返しをやってのけた。記者のレーティングはベンハウスが63、ちばリは78。かなりの差があった。

　思い出すのは３年前の試合だった。この時は19−４でちばリが圧勝した。ベンハウスは荻間社長自らが先発し、２回に大会記録となる９連続四死球を与えるなど屈辱的な大敗を喫した。「無様な試合をやり申し訳ない」と荻間社長は、ちばリを横浜スタジアムに呼び、再戦した。この時は試合になったが、それでも５−６で敗れている。

　当時のメンバーはちばリがほとんど同じなのに対し、ベンハウスはガラッと変わっている。屈辱的な敗戦を覚えているのは岸主将と柏原ぐらいだろう。きちんとお返しができて一番喜んでいるのは荻間社長だろう。

　　　　
岸主将とお子さん　　　　　　　　　　　　白井投手（左）と馬場

ちばリハウス　4安打で大量19点（2007/6/14)

ちばリハウス再勝 べんちゃんに感謝（2007/6/27)