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  ちばリハウス再勝 ベンちゃんに感謝

江田の適時打で同点のホームを踏むちばリハウス畑中選手(横浜スタジアムで)

 

1 2 3 4 5 6 7 R
ベンハウス
ちばリハウス

 

 

 

ベンちゃんこと荻間勉投手(社長)好投 神宮の借り返す

 6月27日(水)、午前9時15分から横浜スタジアムでベンハウス−ちばリハウスの親善試合が行われた。13日のRBA野球大会水曜ブロック初戦で対決した同じカードだ。

 今回の試合は、既報の通り13日の開幕戦でちばリハウス相手に9連続四死球、1イニング10死四球を乱発し4−19で敗れたベンハウスが、「申し訳ない試合をしてしまった。もう一度戦い、お返しをしたい」と、同社社長兼投手の荻間勉氏(43)が再戦を申し入れ、ちばリハウスも快諾したため実現したものだ。

 横浜はベンハウスのお膝元で、同社はいつもこの球場を使っている。いわばホームグラウンドだ。すでに今回の試合で3回目という。

 ベンハウス先発は、9連続死四球を乱発した張本人の荻間投手。初回に2四球を与え、悪夢≠フ再現かと思われたが、後続を断ち、2回こそ味方の失策で2失点したが、得意のスローボールで4回を4安打自責点2に抑えた。四球も4個しか出さなかった。神宮の借りは十分返した。

 試合は、ちばリハウスの2番・篠原の4打点の活躍で6−5とベンハウスを下した。

ベンハウス打安点
D1岸 真 4 1 0
@4荻 間 4 0 0
E5岸日出3 1 2
A6二 羽 3 0 0
F 柏 原 3 0 0
B2藤 居 3 1 0
C3鹿 毛 3 3 0
H 和 田 2 2 1
9 荻間兄 1 0 0
G 上 野 2 0 0
振球犠  
5 1 0   28 7 3
……………………
ちばリ  打安点
E 江 田2 0 1
@ 篠 原2 2 4
A 横 田4 1 1
B 香 取3 1 0
D 吉 野4 0 0
G 渋 谷4 0 0
C 川 嶋3 0 0
H 小 川3 2 0
F 畑 中2 1 0
振球犠  
0 5 0   277 6
……………………
投 手回安振球責
荻 間 4 4 0 4 2
岸 真 2 3 0 1 2
……………………
篠 原 7 7 5 1 5

ちばリハウス篠原投手 4打点の活躍 

 ちばリハウスは2回、8番・小川が2塁打、続く畑中が敵失で生きチャンスを広げ、2番・篠原の2塁打で2点先制。同点で迎えた4回には、またも篠原の2点適時打で突き放した。逆転され1点を追う6回には、この回先頭の畑中が3塁打を放ち、1番・江田が同点の内野安打、3番・横田が逆転の2塁打を放った。

 篠原投手は7回を投げ、7安打を浴びたが完投。

 ベンハウスは、屈辱的な大敗を喫した前回とは異なり、全員がハッスル。2点先制を許した3回、7番・鹿毛、8番・和田の連打でチャンスをつくり、1番・岸真の安打と敵失などで2点を返し同点。再度リードを許した5回には、鹿毛、和田の連打と3番・岸日出東の3塁打などで3点を挙げ逆転。鹿毛は3安打猛打賞。

 このまま逃げ切るかに思えたが、先発・荻間投手のあとを受けて5回から登板した2番手投手・岸真が6回につかまった。

○小川監督 ベンハウスさんには感謝。こんないい球場で野球ができるなんて…。いい試合ができた。来週は旭化成ホームズ。何とかしたい。

●荻間監督兼野手 実力ないですね。下位打線はよく打ったが、僕(2番)を含めた1、2番がダメだった(いい試合に満足そうだった。十分神宮の借りを返した)

    

ちばリハウス篠原投手(左)とベンハウス荻間投手

        

     一度は逆転して喜ぶ荻間監督                        猛打賞のベンハウス鹿毛選手  

 

(牧田司記者 6月27日)