「東京サザンガーデン」が竣工
三井不動産RD「パークタワーグランスカイ」見学会
「東京サザンガーデン」全景
東五反田二丁目第２地区市街地再開発組合（理事長：渡邊佳英氏）は７月６日、平成19年６月から建設を進めてきた超高層住宅棟「パークタワーグランスカイ」が6月29日に竣工し、あわせて同日に目黒川に面した敷地約 3,400 ㎡の親水広場の整備も完了し、昨年４月に先行竣工している高層業務棟「東五反田スクエア」と中層住宅棟「東五反田レジデンス」の２棟とともに 「東京サザンガーデン」（約1.8ha）の全体が竣工し たと発表した。 設計監理は日本設計、施工は鹿島・奥村建設共同企業体。
「パークタワーグランスカイ」は、敷地面積約6,280㎡、延床面積約93,910㎡、地上44階、地下2階、高さ約152ｍのタワーマンションで、現時点で品川区内で最も高い建物。総戸数736戸の住宅のほか、１階・２階には店舗、スーパーマーケット・ベーカリー・クリニック・保育所などの生活利便施設が設置されている。
◇ ◆ ◇
三井不動産は同日、「パークタワーグランスカイ」が竣工したのを受けて報道関係者向けに見学会を行った。
同物件は、JR大崎駅・五反田駅から徒歩6分の全736戸（販売戸数613戸）の規模。2008年9月から分譲開始されており、現在約8割の473戸が契約済み。価格は7,000万円台から8,000万円台が中心価格帯で、坪単価は380万円。ファミリーの購入比率が予想以上に多いという。
和サロン
◇ ◆ ◇
同社のタワーマンションはたくさん見学しているが、共用施設として25階に「エグゼクティブルーム」が14区画設置されているのに驚かされた。広さは2平方㍍ぐらいだろうか、デスクと椅子があり、パソコン・インターネットが利用できるよう端子も設置されていた。24時間、無料で利用できるという。分譲の入居者に先行して賃借人に開放しているが、非常に好評だという。1人で読書したり、書きものをしたりするのにぴったりのスペースだ。
26階には、デザインが素晴らしい無料の「和サロン」がある。結納や法事にぴったりだ。
無料で利用できる屋上の「グランスカイテラス」は360度回遊できるようになっており、一部芝生張りでハンモックも用意されている。屋上には2時間で2,000円のスカイジャグジーもある。
スカイジャグジー グランスカイテラス
（牧田 司 記者 2010年7月6日）