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第21回RBA野球大会 日曜ブロック5日目(7月26日) 試合結果

ケンコーポが延長で東電不を下し3連勝


延長の末、東電を破ったケンコーポ

三井不販は三井不を打撃戦の末破る

 ケンコーポが3連勝で決勝T進出――第21回RBA野球大会は7月26日、日曜ブロック予選トーナメント5日目2試合が行われた。注目カードのケンコーポ−東電不動産は、延長サドンデスの末8−5でケンが辛勝。東電不は4−1とリードした最終回、2死から2つのエラーで同点とされ勝ちを逃した。三井不動産販売−三井不動産は、打撃戦となり、三井不販が9−7で三井不を破った。

 行われる予定だったテーオーシー−トーシンパートナーズはトーシンが不戦勝。

 決勝Tへ残りの2つの座は東電不動産−三井不動産販売、テーオーシー−三井不動産のそれぞれ勝者となる。
 

ケンコーポレーション 8−5 東電不動産

1
2
3
4
 
合 計
ケンコーポレーション

東電不動産

 

(6回延長サドンデス)

 

トーシンパートナーズ 7−0 テーオーシー

(トーシンが不戦勝)

1
2
3
4
 
合 計
トーシンパートナーズ

テーオーシー

 

三井不動産販売 9−7 三井不動産

1
2
3
4
 
合 計
三井不動産販売

三井不動産

 

(6回時間切れ)

 

ここが見どころ 記者の勝手予想

優勝候補同士の対決 東電不−ケンコーポ

負けるが勝ち≠烽る三井不 - 三井不販のグループ対決

 日曜ブロックの決勝トーナメント進出への座は残り3。激しい戦いが展開されそうだ。

 もっとも注目されるのが東電不動産 −ケン・コーポレーション。優勝候補同士の対決だが、これまでの戦いぶりからすればケンコーポが優勢。早大卒の大矢(25)と米国ネブラスカ大卒の石塚(24)の大型新人の加入は大きい。中でも大矢は硬式ではなく軟式野球経験者。前試合のトーシン戦で決勝打を放った。レギュラーの座を脅かされているベテラン陣も必死で、競争が激化している。小笠原投手も絶好調とみた。「直球でストライクはいつでも取れる」というように安定感が増している。

 対する東電は、打力もある守りの要・飯塚捕手が欠場しているのが痛い。前試合を不戦勝して勝ち上がったため、1試合しかこなしていないのも不安材料。エース清水が完全復肩していれば勝負になるが…。小笠原に追い込まれる前に勝負するのか、勝負球を打つのかの選択も迫られる。勝者は決勝T進出が決まり、敗者は三井不動産−三井不販の勝者と対決する。

 テーオーシー−トーシンパートナーズはトーシンが優勢。余程のことがない限り番狂わせはないとみた。勝者は決勝T進出、敗者は三井不−三井不販の敗者と対決する。

 三井不動産−三井不動産販売の三井グループの戦いがみものだ。勝者は東電不−ケンコーポの敗者と、敗者はテーオーシー−トーシンの敗者と戦うことになっており、戦法的に負けるが勝ち≠ェありうるからだ。ここで勝てば、おそらく東電と決勝Tの座を争うことになりそうだ。三井不、三井不販とも戦力的にはやや劣勢だ。敗れれば、間違いなく対戦相手はテーオーシー。テーオーシーなら三井不も三井不販も十分勝機がある。

 三井・工藤監督も三井不販・正木監督も頭が痛いだろう。お互いに勝ちを譲りたいだろう。ただ、三井不販・東投手は、投げれば絶対手を抜かないタイプだし、工藤監督も負けるが勝ち≠フ戦略をとるタイプでもない。どのような展開になるか全く読めない。 

(牧田 司記者7月24日)


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