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 東急不動産「ブランズ六義園」 グレード高い設備仕様


「ブランズ六義園」完成予想図


 東急不動産が先週から分譲を開始した「ブランズ六義園」を見学した。

 物件は、山手線駒込駅から徒歩8分、または都営三田線千石駅から徒歩7分、文京区本駒込6丁目に位置する11階建て全40戸の規模。1期20戸の価格は5,110万〜9,980万円 (最多価格帯5,600万円台) 、専有面積は56.06〜85.42平方b、坪単価は340万円。施工は前田建設工業。竣工予定は平成22年2月下旬。販売代理は東急リバブル。

 現地は敷地北側の道路を隔てて六義園に隣接。東京建物が6年前に分譲した「ブリリア六義園」の隣だ。1フロア4戸構成で、六義園に面している住戸は20戸。屋上庭園も設置している。

 好立地にふさわしい設備仕様であるのが最大の特徴だ。インテリアデザインはフロムファースト(神田信子代表)。ふんだんに自然石やチーク、ウォールナット、カバサクラなどの突き板を使用している。白を基調に黒のアクセントデザインがいい。

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 モデルルームを見学して、同社が10年前ぐらいに分譲した「プレステージ浜田山」を思い出した。プレステージ≠ヘ同社の高額マンションシリーズだが、その後、このブランドマンションは供給されていないはずだ。設備仕様だけならプレステージ≠ナもおかしくないと率直に感じた。

 価格的にもリーズナブルなものだという印象を受けた。来場者は約150件という。

 25日行われた東急不動産グループの記者懇親会で東急リバブル・袖山靖雄社長は最近の市場について触れ「新築も中古もこの2〜3カ月の成約件数は10%以上の伸びを見せている。『六義園』はその代表で、上層階、下層階、六義園向きとそうでないコンパクトタイプの別なく登録が入っている。21、22日の2日間で16戸に申込が入った」と語った。

 立地、価格が全然異なるが、東京建物が分譲している坪500万円を突破する一種低層の「Brillia大和郷(やまとむら)」(26戸)も近くにある。こちらも好物件だ。

東建「Brillia大和郷」 坪500万円でも大健闘/記者懇親会(12/5)

(牧田 司 記者 2月26日)