三井不販 4〜6月の仲介取り扱い件数が過去最高
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新会社・三井リハウス湘南横浜の社員懇親会で佐藤社長が語る
来賓として招かれた佐藤社長は挨拶の中で、現下の市況について触れ、「流通市場の厳しさは変わらないが、三井のリハウスネットワークの業績は好調で、4〜6月の取り扱い件数は過去最高を記録した。このような中で新会社の誕生を迎えられて嬉しい」と語った。 また、「全国に『三井』を冠した会社は約200社しかない。名実ともに三井グループのブランドに対する期待に応えていただきたい。日々の努力を怠らず、顧客満足を追求し、横浜リハウスと湘南リハウスのそれぞれの良さを融合させ、新しい企業風土を築いていただきたい」と語りかけた。 「われわれの時代がやってきた」岩崎相談役 挨拶する岩崎相談役 佐藤社長と同様に来賓として招かれた同社相談役・岩崎芳史氏は「現在の住宅市場は新築が約60万件、流通が約47万件だが、 FRK の試算によると2015年にはこの量は双方が交差し、その後は流通が上回る。市場は流通の時代になる。われわれの時代がやってきた。このような時代の中でブランド志向は一層強まってくる。現在のわが社のシェアは8.5%ぐらいだが、『湘南横浜』が先頭を切って10%を超えるよう頑張っていただきたい。皆さんの活動は日本の景気をよくすることでもある」と呼びかけた。 三井リハウス湘南横浜は、同社の流通ネットワーク子会社「湘南リハウス」と「横浜リハウス」が7月に合併して設立された新会社。スタッフ数は約250人。関係者の話によると、三井リハウス湘南横浜の第1四半期業績も件数で過去最高を記録した模様だ。 |
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(牧田 司 記者 7月11日) |