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三井不販 4〜6月の仲介取り扱い件数が過去最高


三井リハウス湘南横浜の全社員


挨拶する佐藤社長

 新会社・三井リハウス湘南横浜の社員懇親会で佐藤社長が語る 


  三井のリハウスを中心とする三井不動産販売ネットワーク09年度第1四半期(4〜6月)の全国売買仲介取扱件数が過去最高――三井不動産販売・佐藤実社長が7月9日に行われた三井リハウス湘南横浜の社員懇親会の挨拶で明らかにした。

 来賓として招かれた佐藤社長は挨拶の中で、現下の市況について触れ、「流通市場の厳しさは変わらないが、三井のリハウスネットワークの業績は好調で、4〜6月の取り扱い件数は過去最高を記録した。このような中で新会社の誕生を迎えられて嬉しい」と語った。

 また、「全国に『三井』を冠した会社は約200社しかない。名実ともに三井グループのブランドに対する期待に応えていただきたい。日々の努力を怠らず、顧客満足を追求し、横浜リハウスと湘南リハウスのそれぞれの良さを融合させ、新しい企業風土を築いていただきたい」と語りかけた。

「われわれの時代がやってきた」岩崎相談役


挨拶する岩崎相談役

 佐藤社長と同様に来賓として招かれた同社相談役・岩崎芳史氏は「現在の住宅市場は新築が約60万件、流通が約47万件だが、 FRK の試算によると2015年にはこの量は双方が交差し、その後は流通が上回る。市場は流通の時代になる。われわれの時代がやってきた。このような時代の中でブランド志向は一層強まってくる。現在のわが社のシェアは8.5%ぐらいだが、『湘南横浜』が先頭を切って10%を超えるよう頑張っていただきたい。皆さんの活動は日本の景気をよくすることでもある」と呼びかけた。

 三井リハウス湘南横浜は、同社の流通ネットワーク子会社「湘南リハウス」と「横浜リハウス」が7月に合併して設立された新会社。スタッフ数は約250人。関係者の話によると、三井リハウス湘南横浜の第1四半期業績も件数で過去最高を記録した模様だ。


クリスタルの記念の楯

  
懇親会会場(横浜インターコンチ)      左から林達哉新社長、佐藤社長、岩崎相談役、小野新専務

32年の歴史に幕 横浜リハウスが「解散式」(7/2)

(牧田 司 記者 7月11日)