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「MID OASIS TOWERS (ミッドオアシスタワーズ)」

1期110戸 5月16日から登録


「MID OASIS TOWERS (ミッドオアシスタワーズ)」全景


 三菱地所と藤和不動産は5月7日、近く分譲開始するで分譲するマンション「MID OASIS TOWERS (ミッドオアシスタワーズ)」(事業比率は50:50)の記者見学会を開いた。記者は2カ月前にモデルルームを見学しており、別掲の通り記事にもしているが、何か新しい発見があるかもしれないと思い再度見学した。

 収穫はいくつかあった。販売概要についてだ。1期分譲はレジデンス棟全368戸のうち110戸で、登録は5月16日〜24日まで。専有面積は約73〜90平方メートル、価格は3,138万〜4,578万円(最多価格帯3,100万円台)。坪単価は全体で155万円だと聞いたが、実はレジデンス棟の平均が152.7万円で、来春分譲予定のタワー棟が平均で155万円ぐらいになるということだった。

 これまでの来場者は731件で、うち7割の人は地元相模原市や周辺地域の居住者とのことだった。

 建設地に隣接して市立の美術館の建設計画があることも聞いた。相模原市は、全国で18番目に多い人口約70万人。2010年に神奈川県では横浜、川崎に次ぐ「政令指定都市」を目指しており、その都市基盤づくりのための施設だという。

 もう一つは、イメージキャラクターに採用されている人形がリカちゃん≠ナあることが分かったことだ。この人形については、以前から気になっていた。わが家にもチラシ広告が投げ込まれており、大きなA2判の広告にこの人形が載っているのをみて、その意図が全然わからなかった。「どうしてマンションの広告に人形なのか。著名なタレントを使わないのだろう。宣伝費をケチったのだろう」とぐらいしか思っていなかった。

 ばかばかしいと思ったが、販売を担当する藤和不動産の広報担当者に恥をしのんで聞いた。「この人形は何ですか」と。返ってきたのがリカちゃん≠セった。その担当者は、「エッ、私のお母さんだって知ってるのに」と絶句した。(とっさに担当者のお母さんと記者の年齢を中で考えたが、担当者の年齢がわからないのだから、答えが出るはずがない)

 バカなのは記者のほうだった。確かにリカちゃん≠フ名前は知っていた。フィギュアがとんでもない値をつけている人形だということも知っていた。われわれの年代でいえば月光仮面か鉄腕アトムぐらいの存在なのだろう。ロイヤリティは並みのタレントより高い≠アとも、このマンションが「リカちゃんマンション」と呼ばれていることも知った。

 総戸数が705戸もある規模だから、広域から集客するのにリカちゃん≠ェ大きな力を発揮するのだろう。

  
共用棟 エントランス(完成予想図)                   憩いのコモン(完成予想図)

これは売れる℃O菱・藤和不「ミッド オアシス タワーズ」(3/6)

(牧田 司 記者 5月7日)